SCSKは1月31日、米Mocanaが開発するモバイルアプリ向けのセキュリティモジュール「Mobile App Protection」を2月1日に発売すると発表した。 新製品は、スマートフォンやタブレットのモバイルアプリにセキュリティ対策を組み込むもの。保護対象とするアプリのさまざまな入出力経路の全てに「ファイアウォール」を設置して、その他の悪意のある常駐プログラムやウイルスに感染したアプリからの攻撃を防ぐ。ユーザーによるカット&ペーストといった操作や、root権限が取得(iOSでは通称「Jailbreak」)された端末での実行禁止なども設定できる。また、個人所有端末や設定したグループへのアプリの配信とリモートワイプなどが可能な「モバイルアプリ管理」機能も提供する。 コーディングを行わずに数クリックの操作で、同モジュールをアプリに組み込めるのが特徴だという。