ガソリン自動車の誕生から2016年で130年。長きにわたって経済界の主役の一角をはる自動車産業は今後さらに成長するのか、逆にどんな死角があるのか――。連載「自動車産業の行方」では、コンサルティング会社のアーサー・D・リトル(ジャパン) パートナーの鈴木裕人氏に、自動車業界を取り巻く各国の産業構造(セミマクロ)や世界の自動車メーカーのポジショニング、さらに将来のビジネスモデルの変化を捉え、自動車産業の持続可能性をさまざまな角度から検証してもらう。今回のテーマは、「世界における日本の競争優位性」である。
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