インターネットを利用する法人や個人にとって、いまや「ランサムウェア(身代金要求型不正プログラム)」は最大の脅威となっている。 インターネット・セキュリティ関連製品を開発・販売しているトレンドマイクロは、2015年末に「2016年はネット恐喝の年になる」と予測。それが現実のものとなり、「サイバー犯罪者にとって、ランサムウェアは『金のなる木』のような存在となりました」と指摘する。 「ランサムウェア」は、サイバー犯罪者にとって「金のなる木」 トレンドマイクロは、日本国内・海外のセキュリティ動向を分析した報告書「2016年上半期セキュリティラウンドアップ」を2016年8月24日に発表。その中で、「国内でのランサムウェアによる感染とデータ暗号化の被害拡大はとどまることを知らない」と、注意を促している。 「ランサムウェア」とは、悪意のあるソフトウェアや悪質なコードであるマルウェアの一種で、感染するとパ
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