ナスダックのサインの前でコインベース上場記念のセルフィーを撮る社員(4月14日、ニューヨーク) Shannon Stapleton-REUTERS <ビットコインがバブルであることは、ビットコインの支持派、反対派ともに合意している。合意がないのは、そのバブルが崩壊するのはいつか、ということだ> 私は、今年崩壊すると思う。理由は、上がりすぎたからだ。 歴史的に、バブル崩壊の理由は、ほとんどすべてのケースにおいて上がりすぎたことが原因である。急激に上がったということは、急上昇の局面で買った人々がいるということだ。彼らが保有し続ける理由はただひとつ。上がり続けると信じているからであり、そして、その信仰が実際の上昇によって裏付けられるからだ。 逆に言えば、その裏づけが消えればパニックになって、投売りをする。投売りは投売りを呼び、暴落は一瞬で起こる。 唯一持続可能なバブルは、次々と新しい買い手が現れ
代表的な仮想通貨ビットコインの相場低迷が長引いている。足元で1ビットコイン=6500ドル程度と2017年12月につけた最高値(2万ドル弱)の3分の1程度で推移する。価格操作の疑惑、世界で相次ぐ規制強化論、需給のゆるみという3つの壁が背景にある。決済分野での将来的な普及期待は残るものの、当面は上値の重い展開が続くとの見方が増えている。価格操作の疑惑が浮上したのは米テキサス大学のジョン・グリフィン
【独占インタビュー】マカフィー砲が炸裂!「金のこと忘れて仮想通貨が愛する人の生活どう変えるか考えろ!」 ウイルス対策ソフトで有名なジョン・マカフィー氏は仮想通貨界における有名人だ。プログラミングとサイバーセキュリティの知識を有する同氏は、非中央集権技術とこれを使ったサービスの魅力に憑りつかれているようだ。 コインテレグラフはそんなマカフィー氏を独占取材。仮想通貨を推奨する際の基準や、ブロックチェーンがもたらす社会変革などについて聞いた。取材は1月15~19日にあったブロックチェーンクルーズアジアの船上において行われた。 ーーマカフィー氏のツイッターには70万人のフォロワーがいる。自身が仮想通貨市場に及ぼす影響力についてポジティブに見ているか。 マカフィー氏:当然だ。仮想通貨コミュニティでは大きなフォロワー数だ。だがそれだけではなく、全てのメジャーな仮想通貨関連のイベントでもスピーカーとなっ
投資商品としての仮想通貨 大きい意味でフィンテック(Fintech=ITを使った金融技術)の一環として、初の「仮想通貨」であるビットコイン(Bitcoin)が誕生したのが2008年。もう9年も前のことになる。 最近、筆者が金融市場についての講演を行うと、ビットコインについての質問を受けることが多くなった。これはほかの投資性金融商品の市況が伸び悩んでいる中、ビットコインの価格が上昇しており、この1月から約3倍になったことで注目を集めているからである。 もっとも、この高騰は主として中国本土の投資家の購入によるもの。彼らは、人民元の値下がりリスクをヘッジしているのである。最近、人民元が2カ月ぶりの高値となり、通貨制度も変更し、値下がりリスクも低下したことから、ビットコインを売って人民元に戻す動きがあり、一般投資家の損切りも加わり、最大で約4割下落した。 ところで、この仮想通貨という名称が、誤解と
問題が続く仮想通貨 これまでも何回か、ビットコインをはじめとした仮想通貨について、その問題点を解説してきた。予想していたことだが、先日もビットコインが急落した。 今回は、出川哲郎の派手なコマーシャルで有名な、日本の大手仮想通貨取引所コインチェックがハッキングされ、信頼性が現在の金融インフラよりも高いといわれたブロックチェーンに基づくシステムから、約580憶円分が引き出しされるという事件が起こった。 金額でいうと、2014年に起こったマウントゴックス事件の約470億円分を上回る日本の仮想通貨史上、最大の事件である。 そもそも、SWIFTなどのネットワークだけでなく、新興の仮想通貨取引所へもハッキングは世界的に行われていた。昨年12月には韓国第2位の仮想通貨取引所ユーコインがハッキングされ破綻した。日本も今年はハッキング(サイバー攻撃)があるのではと予想されていた。 筆者も今まで、この「現代ビ
(18/1/27追記) coincheckのハック事件を受けて、「マルチシグ」という単語に注目が集まり、こちらの記事へのアクセスも増えていますが、勘違いが広がる前に何点か加筆。 今回の事件はマルチシグを利用していたかどうか、より、いわゆる多額のXEMをホットウォレットで管理していたことが問題です。 ホットウォレットとは運用/業務の効率性を上げるためにサーバー上で秘密鍵を管理している状態で、それゆえハックなどの被害にあいやすいというリスクもあります。 通常は資産の大部分は、ハックなどされないようにオフラインの「コールドウォレット」に保管するのがベストプラクティスですが、今回はそれが出来てなかったのが問題です。 マルチシグは上手く利用すれば、通常のシングルシグネチャ方式よりセキュリティを強化したり、内部犯行を含む資金の持ち逃げを難しくしたりなどのメリットがありますが、こちらも鍵の生成や管理方法
Cables are attached to an application-specific integrated circuit (ASIC) device and power unit, manufactured by Bitmain Technologies Inc. Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg ロシア財務省は国内の公認取引所で仮想通貨の取引を認めたい。北朝鮮のハッカーはデジタル通貨を盗み、ベネズエラは石油を裏付けとする仮想通貨で同国に投資を呼び寄せることを期待している。 プーチン大統領率いるロシア、金正恩朝鮮労働党委員長の北朝鮮、マドゥロ大統領のベネズエラという3カ国はいずれも、制裁によってグローバル金融システムへのアクセスを制限されるという共通の問題を抱える中で仮想通貨ブームに乗ろうとしている。ただ、ビットコインや仮想通貨はそうした
1月12日、東京・神田で仮想通貨をテーマにしたアイドルユニット「仮想通貨少女」が誕生した。デビューステージにはTBSやテレビ朝日などの国内大手メディアのほか、ロイター、フィナンシャル・タイムズ、AFP通信を始め、多くの海外メディアも詰めかけた。 「音楽的要素が加わると予想していた」 仮想通貨少女は、2016年から活動しているアイドルグループ「星座百景」の派生ユニットとして結成された。8人のメンバーはそれぞれ、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、リップル、ネム、ネオ、モナ、カルダノの8種類の仮想通貨を「推している」とされる。 デビューステージでは、仮想通貨について説明した「月と仮想通貨と私」など3曲を披露したほか、メンバーたちが自分が担当する仮想通貨についての自己紹介もした。 このニュースをこぞって報じたのが海外メディアだ。 ロイターは1月13日の記事で「仮想通貨は世界、特に
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