ラックは2018年11月8日、「侵害判定」と「マルウェア自動分析」の2つの機能を備えるセキュリティ調査ツールを無料で提供するWebサイト「FalconNest」を公開した。これらのツールには、同社が900以上の企業や団体に提供しているセキュリティ監視サービスや、年間約300件の緊急対応サービスによって蓄積した国内のセキュリティ情報を活用した。 侵害判定(Live Investigator)は、ラックが別途提供するWindows向けの「ログ収集プログラム」で収集したログを、クラウドの「自動分析エンジン」にアップロードし、標的型攻撃の痕跡を調査し、結果を表示するサービス。 Windowsのイベントログに不審な点がないかどうかを調査し、不審な認証ログが含まれていれば確認ポイントとともに結果を表示する。このサービスを利用することで、不正行為の証拠を調べるフォレンジック(デジタル鑑識)調査が必要かど