サイバー攻撃が巧妙になる一方で、セキュリティ分野の人材不足が深刻化する――。そんな中、企業が注目しているのがセキュリティのアウトソースだ。効果的なセキュリティ対策を講じるためには、どんな手順でどのように準備を進めればいいのか。 2015年に経済産業省が「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」を発表して以来、企業の経営層の間で「セキュリティ対策は経営課題」という認識が広まりつつある。 それに伴い、セキュリティ対策への投資に理解を示す経営層が増えているが、新たな問題も浮上している。セキュリティ人材の不足だ。 サイバー攻撃の手法は巧妙化する一方で、セキュリティ担当者に求められるスキルは年々高度化している。にもかかわらず、セキュリティ分野の人材不足は深刻で、育成も間に合っていないのが現状だ。 こうした中、企業が注目しているのが、セキュリティのアウトソース。セキュリティのプロと手を組み、効果的なセキ