オープンソースソフトウェアのエコシステムが、これまで直面したことのない法的・倫理的な問いに向き合っている。その引き金を引いたのは、Dylan Ayrey氏(Truffle Security創業者)とMike Nolan氏(国連開発計画ソフトウェアアーキテクト)の2名が公開した「malus.sh」というサービスだ。2026年3月初旬に登場したこのツールは、任意のオープンソースプロジェクトをAIを用いて「法的に別個のコード」として再実装し、GPLやAGPLといったコピーレフトライセンスを事実上無効化できると主張する。 表向きは風刺的なデモンストレーションとして提示されているが、実際にサービスとして稼働しており、小額の料金を支払えば依存パッケージのリストを送るだけで再実装コードが返ってくる。サイトのキャッチコピーは「No attribution. No copyleft. No problems

