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2012年1月17日のブックマーク (5件)

  • 小島秀夫監督が“自分の分身のような存在”と評したSF作家,故・伊藤計劃氏とは?「伊藤計劃記録:第弐位相」刊行記念トークショーをレポート

    小島秀夫監督が“自分の分身のような存在”と評したSF作家,故・伊藤計劃氏とは?「伊藤計劃記録:第弐位相」刊行記念トークショーをレポート ライター:大陸新秩序 2011年4月23日,「『伊藤計劃記録:第弐位相』刊行記念トークショー」が,東京都内のジュンク堂書店 池袋店にて開催された。 伊藤計劃(いとう けいかく)さんは,KONAMIの「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」のノベライゼーション「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」を手がけたSF作家。2007年にオリジナル長編小説「虐殺器官」でデビューし,期待の新人と評されたが,2009年3月に病気により34歳の若さで亡くなった。2008年に刊行されたオリジナル2作目の長編小説「ハーモニー」は,「虐殺器官」とともに伊藤さんの死後も高い評価を得ている。 このトークショーは,伊藤さんの

    小島秀夫監督が“自分の分身のような存在”と評したSF作家,故・伊藤計劃氏とは?「伊藤計劃記録:第弐位相」刊行記念トークショーをレポート
  • 『屍者の帝国』(伊藤計劃)、『齢の泉』(ナンシー・クレス): 馬場秀和ブログ

    SFマガジン2009年7月号には、伊藤計劃追悼として、執筆途中だった長編『屍者の帝国』の冒頭部分が掲載されたので読んでみました。 舞台は、フランケンシュタイン博士が開発した「屍者に電気的な魂を吹き込んで蘇らせる」という技術が普及した19世紀のロンドン。医学生ジョン・H・ワトソン(後のワトソン博士)は、ヘルシング教授の紹介で英国諜報機関に勤めるマイクロフト・ホームズと出会います。彼から依頼された仕事とは・・・。というところで途切れています。うう、続きが読みたいけどもう決して読めない。 残されたのは冒頭部分のみで、しかも原稿を提出してくれた河出書房の編集者によると「あくまで試し書きであり、完成した作品内には組み込まれない可能性もあった」とのことで、これだけでは長編がどのような作品になったのかは分かりません。 しかし、パンチカードを使用して電気的プログラムを屍者に入力するシーンの力の入れようから

    『屍者の帝国』(伊藤計劃)、『齢の泉』(ナンシー・クレス): 馬場秀和ブログ
  • 芥川賞に円城塔さんと田中慎弥さん 直木賞は葉室麟さん ― スポニチ Sponichi Annex 社会

    芥川賞に円城塔さんと田中慎弥さん 直木賞は葉室麟さん 第146回芥川、直木賞(日文学振興会主催)の選考会が17日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞に円城塔さん(39)の「道化師の蝶」(群像7月号)と田中慎弥さん(39)の「共喰い」(すばる10月号)、直木賞は葉室麟さん(60)の「蜩ノ記」(祥伝社)に決まった。  円城さんは札幌市生まれ。ウェブエンジニアなどを経て作家に。受賞作は、空想的なモチーフを用いて言葉とは何かを問い掛ける実験的作品。  田中さんは山口県生まれ。三島由紀夫賞などを受けた実力派。受賞作は、閉鎖的な地方都市で繰り広げられる性と暴力を描いた作品。  葉室さんは北九州市生まれ。新聞記者を経て作家に。受賞作は、切腹を命じられ幽閉されている郡奉行と、彼を敬慕する若い武士との交流を描いた時代小説。  贈呈式は2月中旬、東京都内で開かれる。賞金は各100万円。

  • マツダ先生(仮名)の思い出、あるいは議論の仕方を習ったことのない人はやっかいだということ - みやきち日記

    あたしが小学5〜6年生だったときの担任・マツダ先生(仮名)は、クラスで話し合うとき生徒にたったひとつのルールを課しました。そのルールとは、「意見を言うときは、必ず理由を言わなければならない」というもの。これは鉄の掟で、例外は許されませんでした。今にして思うとこれはすばらしい教育で、あたしはマツダ先生にものすごく感謝しています。 このルール下だと、「今度クラスのレクリエーション時間でどんなスポーツをやるか」なんて議題で話し合うとき、ただ各自で 「バスケがいいでーす」 「ソフトボールがいいでーす」 「ドッジボールがしたいでーす」みたいに提案だけしていきなり採決ってのはダメなわけ。提案するには、絶対に「なぜ自分はクラスでこのスポーツをやるのがいいと思うのか」を言わなきゃいけないんです。 そうなってくると、「自分がバスケが好きだから」クラス全体でバスケをするべきだなんて言えないわけですよ。いくら小

    マツダ先生(仮名)の思い出、あるいは議論の仕方を習ったことのない人はやっかいだということ - みやきち日記
    florentine
    florentine 2012/01/17
    「人は自分の言っていることがわからない、人は自分のしていることがわからない」「理にかなった思考はおそらく、より情の深いものから作られたものだ」パスカル・キニャール著書より
  • 朝日新聞デジタル:村上隆さんに聞く 世界のトップを取る

    作品制作の一日は、全国から集まった美大生らスタッフとの朝礼で始まる。「あいさつの言葉を唱和させてます。何でこんなことまでとは思いますが、案外シャキッとしますよ」と村上隆さん=いずれも埼玉県三芳町、高波淳撮影 ■3・11で社会変化 芸術家も動くとき もだえ苦しみ作る サブカルチャーと伝統絵画を結びつけた独自の作風で活躍する美術家の村上隆さん。日の現代美術を代表する作者として海外からの評価も高い。美術界への厳しい批判者としても知られる。昨年3月11日の東日大震災以降、被災者支援に取り組み、芸術と社会の関わりに一石を投じている。作品に億の値がつく作家は、何を訴えるのか。 ■「クール・ジャパン」なんてうそ ――2月のカタールでの個展に向け、東日大震災後の日をテーマに、全長100メートルの「五百羅漢図」を制作中だそうですね。 「日歴史をみても、地震や飢饉(ききん)、天災が多発したときには