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2014年3月23日のブックマーク (8件)

  • まだ、もうすこし。でも、もうすぐ。 | CaramelMonkey No.4

  • 大塚英志:「伝統」とは何か

  • Van Gogh / Artaud. Le suicidé de la société

  • 遍愛日記 - 154

    思い当たるのは、それだけだった。べつに告白はされてないと言おうとしたところを遮られた。 「花、もらってさ。その男のこと好きじゃなかった?」 さすがに、なんとこたえたらいいかわからなかった。 ただ呆然と目の前にいるひとを見つめると、浅倉くんは、私のかつてない動揺と困惑に気づいて遠慮がちに苦笑した。気遣われているのをはっきりと感じた。実のところこの質問には気持ちの準備がまるでなく、私はきっと、当に困りきった顔をしていたに違いない。 セックスについて問われるだろうとは理解していた。あれだけ緊張してしまったのだから話すことになると覚悟もしたし、ある程度の心積もりはあった。けれど、このことは、まるで予測していなかった。 胸苦しさに肩を上下させると、初めて聞くような優しい声で彼がいった。 「いいよ、言って。あんた、そいつの前ですごく可愛い顔してたよ」 そんなことはないと言うはずが、うつむいた。 見ら

    遍愛日記 - 154
    florentine
    florentine 2014/03/23
    オレはずっと、あんたは自分の好きなものだけ見て、それで誰からも変えられることがなくて、誰からも奪われたりしないって、そう思ってたんだよね。まあそれならいいじゃんって、我慢できないことはないっていうか。
  • 小泉義之の仕事 | 立命館大学大学院 先端総合学術研究科

    小泉義之 603-8577 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学大学院先端総合学術研究科 ykt21148(アットマーク)ce.ritsumei.ac.jp 2018年度公開文書 「人工知能の正しい使用法」(『教育文化』90) PDF File 京大人文研セミナー配布資料「1968年以後の共産党」 PDF File 2017年度公開文書 上尾真道『ラカン 真理のパトス』合評会コメント+配布資料 PDF File 2016年度公開文書 「来たるべき領土、来たるべき民衆」(『HAPAX』Vol. 4, 2015)PDF File 2015年度公開文書 京大人文研ワークショップ「アルチュセール/フーコー」 PDF File 「異性愛批判の行方」『生存学研究センター報告24』所収 PDF File 2014年度公開文書 「アレントと平等主義」 PDF File 映画『収容病棟』評 PDF F

  • 「宇宙SFの現在」の感想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Space, the Final Frontier? 作者: Giancarlo Genta,Michael Rycroft,Franco Malerba,Michael Foale出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2003/02/13メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る 稲葉振一郎がシノドスに「『宇宙SF』の現在」(2014.03.22) なる一文を寄稿している。 論点としては、最近のSFでは宇宙進出がバーチャル化されていて、生身の人間の移住が出てこないということ。稲葉大人はそれが、異星人の必要性のためだと主張している。異星人に「他者」(これってときどき文系の人が使う、大仰でとんでもない絶対理解不能者みたいな意味じゃなくて、ちょっとちがう相手、くらいの意味の他者だよね? カッコつける必要ないと思う)として出てきても

    「宇宙SFの現在」の感想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • お気らく活字生活 『ピース』 ジーン・ウルフ 国書刊行会

    初めて訳出の情報を聞いてから2年。長いこと待った甲斐があった。超絶技巧の傑作長編『ケルベロス第五の首』やひねりの効いた短篇集『デス博士の島その他の作品』、そして濃厚で長大な「新しい太陽の書」シリーズでカルト的な人気を誇る作家、ジーン・ウルフの初期傑作長篇がついに日の目を見ることになった。翻訳は西崎憲氏と館野浩美氏の共同訳で、巻末には西崎氏により詳細かつ懇切丁寧な解説がつくというおまけつき。ウルフ作品の初心者に対しても優しいつくりになっている。(ただし小説自体が読者に優しいわけではない。) ウルフはSFというジャンル小説の中でもとりわけ難解と云われる作品を書く作家とされている。それは決して「作品がつまらない」という事を意味するわけではなく、ただ読者に親切でないだけだ。 通常の小説の場合は、作者が考えたストーリー(≒時系列順に作られた真実の話)がきちんと読者の頭の中で再構築できるように書かれて

  • 現代文芸論研究室れにくさ

    『れにくさ』は、現代文芸論研究室の博士課程の大学院生や研究員などの若手研究者を中心とし、そこに教員も加わって、様々な立場から文学にアプローチしています。『れにくさ』が目指すのは、専門を異にする研究者たちの声が言語・地域・時代の違いを越えて響き交わす場であり、それこそが私たちの研究室が目標としているものでもあります。 ※現在第10号まで刊行されていますが、リポジトリには第5号までの掲載となっております。順次掲載予定ですので、しばらくお待ち下さいますよう、お願い申し上げます。 『れにくさ』の記事はUT Repository(東京大学学術機関リポジトリ)で閲覧することができます。インデックスリストより、『れにくさ』を選択してください。※リポジトリの掲載は論文のみとなっております。 第1号 第2号 第3号 第4号 第5号(第5号は3分冊となっています) 特集 ラテンアメリカ文学 エッセイ 越川 芳