![Amazon.co.jp: トリスタン・イズー物語 改版 (岩波文庫 赤 503-1): 佐藤輝夫 (翻訳), ベディエ (編集): 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d60bb32fca84a6dffd62c8a15514946f7aac11b7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F512I6D4N%2BZL._SL500_.jpg)
ロンドンは大英図書館に、全編ローマ字で書かれた「平家物語」があります。 その表紙には、 NIFON NO COTOBA TO Historia uo narai xiran to FOSSVRV FITO NO TAMENI XEVA NI YAVARAGVETARV FEIQE NO MONOGATARI. とあり、「日本の言葉とイストリアを習い知らんと欲する人のために世話に和らげたる平家の物語」 と読むことができます(※)。本文はと見てみれば、かの有名な「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」という名文句は見当たらず、2人の人物のこんなやり取りで始まっています。 「検校の坊、平家の由来が聞きたいほどに、あらあら略してお語りあれ。」 「やすいことでござる。おおかた語りまらしょうず。」 この「検校の坊」と呼ばれる、琵琶法師らしい人物が平家物語を語り出します。そこでは源平の人々が「ござる」
著者:ジョゼフ・チャプスキ翻訳:岩津 航出版社:共和国装丁:単行本(193ページ)発売日:2018-01-27 ISBN-10:4907986424 ISBN-13:978-4907986421 精神の荒廃から自分を守るプルーストを読むとは読書の意味を絶えず私たちに問いかけることにほかならない最初に個人的回想に筆を割くのをお許し頂きたい。一九八七年に刊行された本書の原書の初版をパリの書店で買ったのが一九九一年。だが迂闊にも当時はこの本の重要さに気がつかなかった。それが魂が震えるほどに感動して読み終えたのは、二〇一二年、パリでポーランド出身のさる大使夫人に勧められて、二〇一一年の増補改訂版を入手したときだった。さっそく当時新聞に連載していたエッセイに書き、拙訳『失われた時を求めて』第三巻の解説でも九ページにわたって紹介した。プルーストに正面から向かっているときだからこそ、著者チャプスキの心境
どんな本を読んだか、書いてみようと思ってから記念の一冊目は何がいいかなと考えてましたが、ついに見つかりました。 この本を初めて手にしたのは私が、たしか、小学校に入って初めてのクリスマスが近い冬の夜でした。 父が一冊の本をお土産に買ってきてくれました。きっとクリスマスのプレゼントのつもりだったのでしょう。 それが、記念の一冊目となります。 『世界童話宝玉選』(佐藤春夫・監修) 出版社は 小学館で、初版本は昭和37年 厚さは7センチ近くあります その名のとおり世界中の童話が100話書かれています。 その夜から片時も離さず、寝るときには枕もとに、学校にも持って行って休憩時間に読んだ記憶があります。 アンデルセンやイソップはもちろん、ギリシャ神話やアラビアンナイト等もあります。 珍しいところでは、インド、ボルネオ、エスキモーやノルウエー、ユーゴスラビアやフィンランドのお話もあります。 昔から語り継
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