ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (33)

  • 介護されたい高齢オタクを引っかける釣り針がすごい──『葬送のフリーレン』 - シロクマの屑籠

    これから書くことは『葬送のフリーレン』評ではない。なぜなら『葬送のフリーレン』という厚みのある作品の全体像をうんぬんするものでなく、作品のごく一部、作品に仕掛けられている数ある釣り針のひとつに注目し、「これは介護されたい高齢オタクが釣られるしかない、見事な釣り針ですなぁ」とテカテカする趣向のものだからだ。 釣り針というのは他でもない、『葬送のフリーレン』が、介護されたい高齢オタクが過去と現在に思いを馳せて願望するのに都合良い作品としてつくられているからだ。繰り返すが、『葬送のフリーレン』の魅力はそれだけじゃない。エルフと人間の寿命の差や時間感覚の差、勇者の遺したもの、人類の英知と技術革新etc...、そういったものを支える作者の洞察の泉はどうなっているんだろう? と惚れ惚れしてしまう。ただ歳月を感じさせる作品でなく、まして寿命チートを連想させる作品では決してなく、歳月の果てにしか宿らない旨

    介護されたい高齢オタクを引っかける釣り針がすごい──『葬送のフリーレン』 - シロクマの屑籠
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    flowerload 2023/10/19
    まあ好きに読んだらいいけど、こういう解釈をやたら強調してくる奴とはうまい酒飲めそうにないなとは思った。
  • 誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠

    今回の内容は、以前にも誰かが書いていたかもしれない。でもこれから私が書くことを一字一句違わず書いた人はいないはずだから、誰かに届くかもと期待しながら記してみる。 インターネットの普及期と現在を比較して、違っているところを挙げるとしたら何が挙がるだろう? アングラ感の強弱。インターネットの多数派がどんな人なのか。コミュニケーションの主な手段がウェブサイトかブログかSNSか動画か。挙げれば色々ある。 今日、まとめたいのは「誰もが表現者になれる時代の終わり」についてだ。 インターネットではさまざまな新しいネットサービスが流行っては廃れを繰り返してきた。そして共通点がある。どのサービスでも、流行期には「誰もが表現者になれる」という夢が薄らぼんやりと漂い、それに釣られて集まってくる人々がいた。 90年代から00年代のはじめはウェブサイトの時代だった。この頃インターネットをはじめたアーリーアダプターた

    誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠
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    flowerload 2023/08/30
    ヒカキンや無職転生を夢見る素人はさすがにもういないけどつべにしろなろう作家にしろ固定客を掴んで手堅く小遣い稼ぎしてる人とそれを目指してるワナビはたくさんいる気がする。裾野がひろがったというか。
  • ロボットやアリとして「現代人らしく生きる」ということ - シロクマの屑籠

    anond.hatelabo.jp 冒頭リンク先の文章は、結婚や子育てをするでなく、仕事→給料→趣味という生活のうちに自己実現が欠如している、その実存的悩みを吐露したものだ。 文中から察するに、結婚や子育てが自己実現の一環をなし、実存的な悩みを解決してくれるような期待が仄見えるし、それは結婚や子育てをしていない人に起こりやすい期待かもしれない。その一方、世の中には結婚や子育てが自己実現の一環をなさず、承認欲求や所属欲求を獲得する糸口にすらならず、重荷になっている人もいる。 だからこの文章の重心は自己実現とその欠如、自分のためにでなく誰かのために生きざるを得ない(または生かされている)ことの虚しさや交換可能っぽさやBOTっぽさ、なのだろうと受け取った。 こうした問いかけに、ポジティブな回答を提供するのも不可能ではない。実際、ついているはてなブックマークコメントをみれば様々な考えが述べられてい

    ロボットやアリとして「現代人らしく生きる」ということ - シロクマの屑籠
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    flowerload 2022/05/07
    シロクマ先生、宗教に走らないよう気をつけてね。ロボットやアリを超えた何か、を謳うと行き着く先は結局は原理主義だから。
  • オタク中年化問題 in 2021 - シロクマの屑籠

    私のライフワークのひとつは、オタクの社会適応について考えることでした。今でも「キモオタ」といった言葉が残っているとおり、かつてオタクは、社会不適応の象徴のように語られていました。 実際問題として、世間のほとんどの人が関心を寄せない子ども向けアニメやら特殊機械やらに時間・お金・アテンションなどを集中させれば集中させるほど、そのオタクは世間からズレていってしまいます。もともと性格的に世間からズレている人が、世間をまったく顧みず、あらゆるリソースを自分の趣味領域になげうてば、社会不適応者のような姿になったり、コミュニケーションの技能がぜんぜん身につかないまま年を取っていくことはあり得たでしょう。たとえそうすることで、どうにか生きていけたのだとしても。 ところで、オタクっていつまでも続けていられるものなのでしょうか。 思春期にアニメにハマった・徹夜でオンラインゲームを遊びぬいた・夏と冬には頑張って

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    flowerload 2021/01/15
    オタク趣味の為に切り捨てた色々があり、かつ昔は「スポーツとかと違って肉体年齢の限界とかないから生涯現役!」みたいな感じだったのが今は「草野球でも続けられればいいじゃんよお」になってる感はある。
  • 「正しさ」や生産性のために、人間はどこまで治療され、改造されるべきのか - シロクマの屑籠

    外では優しいのに家では不機嫌な夫。「フキハラ」には声をあげて、夫婦で話し合おう。 | ハフポスト 先日、ハフィントンポストで「不機嫌な夫はフキハラである」という記事を見かけた。家族のなかの誰かが不機嫌な態度を取り、その不機嫌が家族に影響を与え続けているとしたら、それは不機嫌ハラスメントだ、だから解決・解消しましょうといった啓蒙的内容となっている。 人間は、他人の不機嫌な態度からも影響を受けずにいられないし、それに苦しんでいる人もいよう。だから不機嫌をハラスメントとみなす提言は理屈として理解はできる。なぜなら、功利主義(最大多数の幸福)や危害原理(お互いに迷惑をかけてはいけない)といった現代社会のドグマに照らすなら、不機嫌な態度で他人に悪影響を与えるのは不道徳なこと、ひいてはハラスメントと呼ぶに値するだろうからだ。 上掲記事に対して、「不機嫌をハラスメントと呼ぶのは行き過ぎだ」と反発する意見

    「正しさ」や生産性のために、人間はどこまで治療され、改造されるべきのか - シロクマの屑籠
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    flowerload 2020/11/26
    「インド行って人生観変わった」みたいなのってずっと嘲笑のタネだったけど、最近は色々センシティブすぎてむしろ「ちょっとおまえ2〜3年くらいインド行って揉まれてこい」って気分になることが増えた。
  • 在宅勤務でも昼間から酒を飲むのはやめたほうがいい - シロクマの屑籠

    gigazine.net 在宅勤務が増えるアメリカ合衆国では、在宅勤務者の3人に1人が飲酒しているというニュースを知った。私は精神科医としてはいい加減なほうだし、ワインが好きなので飲酒についてもうるさくないつもりでいる。でも、平日の昼間からアルコールを飲むこと、とりわけ就労中に飲むことはとても危ないと思っている。 なぜなら、アルコール依存症になっていく人のプロセスのひとつとして「平日の昼間から酒を飲むようになった」「仕事をしながら酒を飲むようになった」を頻繁に見かけるからだ。 このニュースを、日人はどんな風にみているのか? はてなブックマークを確認してみると、「アル中になる」「17:00までは飲まない」といったコメントがある一方で、肯定的なコメントや心配していないコメントもあった。twitter検索でも傾向はあまり変わらない。怖がっている人もいれば、怖がっていない人もいる。 「昼間から」

    在宅勤務でも昼間から酒を飲むのはやめたほうがいい - シロクマの屑籠
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    flowerload 2020/04/15
    そもそも大半の人間は夏休みの宿題をギリギリまでやらなかったし、テスト勉強も家ではできなくてわざわざ図書館とかに行ってたんだよね。
  • で、あなたは「本当に自分の好きなこと」を知ってるの? - シロクマの屑籠

    いつの間にか「好きなことをしていい」時代から、「好きなことをしないと豊かになれない」時代に変わった。 | Books&Apps リンク先の文章は、「好きなことをしないと豊かになれない時代」の到来を告げる内容となっている。 ちょっと前まで、「みんな自由に仕事が選べるようになって」「好きな仕事を好きなように」「あなたのライフスタイルにあわせて働く」ことが持て囃されていた時期があったように思う。ひょっとしたら今でも持て囃されているかもしれない。 それは決して短期的な流行ではなく、バブル景気の前、それこそ「フリーター」がブームになっていた頃からそうだった。バブル景気が終わってもなお、「好きな仕事を好きなように」は流行のフレーズで、個人主義社会の正しさにかなったフレーズでもあった。「好きじゃない事をするのは格好悪い」みたいな物言いをする人は、現在でもインターネットにごまんといる。 では、そうやって好

    で、あなたは「本当に自分の好きなこと」を知ってるの? - シロクマの屑籠
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    flowerload 2019/07/26
    「好きなこと」に対するこのシロクマせんせの認識は正しい。そして元記事の話は正確には「煽り方が”生きていこう”から”生きてけないぞ”に変わった」であり安達裕哉は煽る連中の話をたくさん集めて煽ってるだけ。
  • リスクやコストで人生をはかる人に「子育ての意味」は届くのだろうか - シロクマの屑籠

    子どもがいることの幸せや嬉しさを、ロジックで説明することは出来ない: 不倒城 リンク先でしんざきさんが書いておられる文章は私にもよく「わかる」。なぜなら私も、子育てをとおして得られる意味や価値が、リスクやコストといった現代風の考え方にそぐわないと感じているからだ。 でも、このしんざきさんの文章を15年前の私が見たとして、同じように「わかった」だろうか。 たぶん無理だろう。当時の私は子育てをしていなかったし、子育てなんてあり得ないと思っていた。自分のために使う時間やお金が無くなってしまうといった、リスクやコストのことが頭を占めていたように思う。 だから、現在の子育てをしていない20~30代の人々にも、冒頭の文章は届きにくいのではなかろうか。 リスクやコストを考えずに子育てを始めるほうが「おかしい」 いまどきは、コスパという言葉がよく使われて、なかには自分の人生までもコストパフォーマンスになぞ

    リスクやコストで人生をはかる人に「子育ての意味」は届くのだろうか - シロクマの屑籠
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    flowerload 2019/05/10
    “子育てのプロセスのうちにできあがっていくこの歴史っぽい意味づけ”ってなかなかいい表現。あと人間には本来「与える喜び」とか「慈しむ喜び」てのも備わってるんだけどコスパ言ってる人らはその辺が退化してる。
  • 「45歳以上はリストラしたい」+「高技能の若者が欲しい」=「子どもが増えない」 - シロクマの屑籠

    kabumatome.doorblog.jp 先月、富士通グループが45歳以上の社員をリストラするという話を見かけた。 大企業の45歳以上の社員といえば、それなりの人生プランにもとづいて暮らし、年齢的にも住宅ローンや子どもの学資がきつい頃だろう。古い人生プランだと言われてしまえばそれまでだが、「一家の大黒柱」として期待されている人も多かろうし、大企業だからとあてにしていた部分もあろうし、大企業だからつぶしがきかない人もいそうではある。 とはいえ、富士通が特別に邪悪なリストラをやったのかといったら、そういうわけでもない。いまどき、40~50代のリストラなんて珍しくもなんともないし、割り増し給付金が付いているだけマシといえばマシだ。 www.businessinsider.jp 「50歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」というこの記事も、各企業のリストラを報じたもののひとつだ。優秀なベテランは

    「45歳以上はリストラしたい」+「高技能の若者が欲しい」=「子どもが増えない」 - シロクマの屑籠
  • 今の若者が成長に必死なのは仕方ないと思う - シロクマの屑籠

    最近の若い人たちが成長することに必死すぎる。 - Everything you've ever Dreamed リンク先、拝見しました。 私も、最近の若い人を見ていて成長に余念がないというか、成長とかスキルアップにまっすぐな人が多いなぁと感じています。 成長やスキルアップに真っ直ぐというより、「ボヤボヤっとしている」若い衆をあまり見かけないと言うべきでしょうか。学歴のいかんにかかわらず、成長します! レベルアップします! みたいな価値観に根差した言動が目立つといいますか。キャリアアップ志向でない人でも、結局、自分が大事にしている分野では精力的かつ効率的に自己開発しているというか。 あと、再就労を目指している若い患者さんの言動を聴いていても、成長します!スキルアップします!みたいな物言いを結構耳にして驚いたりします。10~15年ほど前は、そうでもなかったのですが*1。精神科医を相手取っている

    今の若者が成長に必死なのは仕方ないと思う - シロクマの屑籠
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    flowerload 2019/03/10
    “成長やレベルアップとは、本来、もっとわかりにくいもので因縁めいたもの” これは年とるほど実感するなあ。ジョブズの「点と点は後からしか繋ぎ合わせることはできない」にも近い。
  • もし「リスクは回避」が「リスクは不道徳」になるとしたら - シロクマの屑籠

    news.livedoor.com 先日、「医薬に依存しない健康」を教義に含んだ宗教団体から麻疹(はしか)の集団感染があったというニュースが流れ、「ああ、これはネットでバッシングされるだろうな」という気持ちで眺めていたが、案の定、痛烈な批判や非難がネットにこだましていた。 これに関連して、はてな匿名ダイアリーanond.hatelabo.jp という短文が投稿されると、「感染症対策をするのは当然のモラル」という声をはじめ、信仰を持つのは構わないが衛生学的に望ましい措置はとるべき、といった指摘がはてなブックマークに集まった。 私には、この一連のできごとが現代社会の常識を再確認するチャンスのようにみえたので、頭の整理をしてみようと思う。 「信仰の自由」vs「リスクをもたらす信仰は駄目」 宗教は、しばしば科学やエビデンスに則った常識から外れたことを信徒に要求する。 たとえば20世紀後半のロー

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  • 日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代化 - シロクマの屑籠

    今の20歳が40歳の半分しかいないって当にいい話だと思う。戦争でもあったのかな?— 🦀カニカニカーニバル🦀 (@yu1096) 2018年11月7日 たぶん、このツイートはブラックジョークのつもりで書かれたものだろうが、私には冗談にみえなかった。 「今の20歳は40歳の半分しかいない。戦争でもあったのかな?」というツイート、ジョークのつもりかもだけど、これ、実際戦争に匹敵するようなカタストロフィがあったのに気付いている人があまりいない、ってグロい状況を反映しているなぁ、と思った。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2018年11月8日 乳児死亡率の低下によって起こる第一の少子化は、それほどカタストロフではないし、アメリカやヨーロッパのベビーブームが証明しているように劇的少子化とも限らない。しかし、東アジア諸国などで今起こっているような第二の少子化

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  • アタマが良くてマーケットがわかる人しか稼げない社会は「要らない」。 - シロクマの屑籠

    以下のリンク先記事は、現状分析としては間違っておらず、実際、仕事への要求水準は高くなっているのだろう。 人手不足なのに給料が上がらないのは、経営者の強欲のせいではなく、仕事に要求される能力が高くなったから。 ですから現在の状況を単純に言えば、 1.事務職の消滅とともに、「普通の人」が遂行できて、「それなりのお金がもらえる」職場は消滅してしまった。 2.今は「低賃金・肉体労働」の仕事に就くか、専門家として「知識労働」に従事するか、その2つしか選択肢がない ということになります。 日だけでなく、欧米諸国でも「普通の人」が働いて「それなりのお金がもらえる」職場は少なくなっている。低賃金の肉体労働や単純労働に従事するか、高度なスキルを必要とする知識労働にジャンプアップするか、そのどちらかを迫られがちな世相なのは、そのとおりなのだろう。 加えて、リンク先ではマーケティングセンスの重要性も指摘されて

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    flowerload 2018/11/30
    なんせ今の科学技術は衣食住インフラを低価格で提供する方向には向かってない。特にIT周り。快適に生きるためのハードルをどんどん上げていくような「発展」って一体なんなんだろう。
  • 本物の自己実現欲求の人に出会うと、真似たいとは思えなくなる -シロクマの屑籠

    認められたい 作者: 熊代亨出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2017/02/28メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る「認められたい」の正体 ― 承認不安の時代 (講談社現代新書) 作者: 山竹伸二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/18メディア: 新書購入: 8人 クリック: 1,042回この商品を含むブログ (26件) を見る承認をめぐる病 (ちくま文庫 さ 29-8) 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2016/12/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る ここ数年のインターネットの様子をみていると、承認欲求をモチベーション源として活動するのが、あたかも卑しいことであるかのような言説がまかり通っている。 褒められたい。認められたい。一目置かれたい。 そういった、他者からの承認をモチ

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    flowerload 2018/09/21
    私心なく、「自分の考えが正しい」みたいな所にすら執着がない感じか。まあ自分の人生についてはもうあんまり後顧の憂いとかなくて、かつそのうち自分が死ぬ事が割とリアルに実感できてるのかも。
  • 失われた「田舎の子育てのアドバンテージ」 - シロクマの屑籠

    blog.tinect.jp リンク先を読みながら、地方で子育てをやっている我が身を振り返って、少し悲観的な気持ちになった。 私は、地方の国道沿いの、イオンやユニクロやニトリから程遠くない郊外に住んでいる。家族で普段の買い物を済ませるには便利だし、東京のような不動産の高騰にも直面していない。 私立中学校にお受験させなければならないわけでもなく、公立高校の進学校を選べば学費はそれほどかからない。高専に進学するならもっと安くて済むだろうし、地元の国立大学を選べば大学でも費用は少なめになる。「子育てを地元で完結させる」ぶんには、地方は子育てしにくい土地だとは思えない。 けれどもリンク先のfujiponさんがおっしゃるように、都会で色々な文物に触れてまわっている子どもたち、早くから進学校に通い、都内や海外の大学へ進学していくであろう子どもたちと比べた時、地方暮らし・田舎暮らしに利点があるかというと

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    flowerload 2018/09/11
    “東京の劣化コピーとしての「現在の田舎暮らし」” あと子供をひとりでフラフラさせないってのは、連れ去りとか事件に巻き込まれる危険性が認知されたってのも大きいかと。昔は「神隠し」で済まされてたんだろうが
  • 「ガチャは悪い文明」だとやっとわかった - シロクマの屑籠

    界隈では「ソーシャルゲームはガチャで派手に儲けている」と耳にするし、それは事実らしい。しかし、私はお金のあまりかからない部類のソーシャルゲームを、あまりお金のかからない遊び方で遊んでいたので、「射幸性」だの「依存性」だのと言われてもイマイチ実感が乏しかった。 『FGO』にしてもそうで、ガチャは初期投資の金額だけで十分と感じていた。メインストーリーを進めるにつれてサーヴァント*1がどんどん強くなり、★1~★4のサーヴァントもちゃんと活躍してくれるおかげで詰まる気配が無かった。そのうえ、ストーリーが進むと聖晶石*2がどんどん手に入り、戦力が増強できる。 「メインストーリーで得られる聖晶石と、ごく稀に出てくる★5サーヴァントがいれば、とりあえずゲームストーリーを進めるには問題ない。だから『FGO』は無課金~微課金で完結できるゲームだ。めちゃくちゃ課金してガチャを回している人達は、どこかおかしな遊

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    flowerload 2018/08/28
    “詫び石はドラッグの売人の手口”てのはなるほど名言だと思った。
  • YouTubeはくだらないから子どもを虜にする。そして親は不安になる - シロクマの屑籠

    子供がYouTubeを見すぎている - カリントボンボン リンク先のブログ記事は、子どもがYouTubeを見過ぎていることへの不安を率直に綴ったものだ。 YouTubeの泡沫コンテンツのいい加減さと、動画から感じられる虚無感を過不足のない言葉でまとめていて、それでいて、自分が子どもだった頃に視ていたアニメや漫画のことを挙げて「案外心配するほどでもないかもしれない」と付け加えているあたり、バランス感覚に秀でた内容だと思った。 さて、はてなブックマークでの反応を見ていると、筆者が書き綴った内容よりもリアクションが大きいというか、YouTubeに対する不安や忌避感がズラズラ書き並べられていた。そしてYouTubeよりもお勧めしたいコンテンツとして、Eテレの「ピタゴラスイッチ」や「デザインあ」などが挙げられていた。 一人の子どもの親として、私もYouTubeには複雑な思いがある。個人的には、You

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    flowerload 2018/01/26
    子供もあの虚無な内容自体を面白がってるというよりかは、虚無な連中が許可も取らずに好き勝手に使ってるおもちゃとかゲームとかの方に惹かれてる要素が結構強いように見える。
  • コーヒーでスプラトゥーン2の勝率が高くなるか確かめてみた - シロクマの屑籠

    Splatoon 2 (スプラトゥーン2) 【オリジナルマリオグッズが抽選で当たるシリアルコード配信(2017/10/26-2018/1/8注文分まで)】 - Switch 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2017/07/21メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (8件) を見る 【実験のまとめ】 コーヒーに含まれるカフェインには、精神活性作用がある。この効果を確かめるため、コーヒーを飲んだ時と飲まない時の『スプラトゥーン2』のナワバリバトルの勝率を比べてみた。 コーヒーを飲まない時のナワバリバトルの勝率が58.33%だったのに対し、コーヒーを飲んだ時の勝率は79.17%だった。筆者がコーヒーを飲んだ際には『スプラトゥーン2』の勝率が高くなると判明した。コーヒーの作用を垣間見ることができたと思う。 【はじめに】 コーヒーに含まれるカフェインは世界じゅうで広く飲まれる精神

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  • 攻略wikiっぽくない「自称攻略wiki」を見かけるようになった - シロクマの屑籠

    ややこしいゲームを遊ぶ時や、新しいゲームを購入する目星をつける際に役立つのが、「攻略wiki」。そのゲームをはじめるにあたっての注意点やおおまかなシステムの把握、キャラクターデータや主な攻略指針など、調べたいことがだいたい載っていて、2000年代の前半から重宝してきました。 でも最近は、あまり攻略wikiっぽくないけれどもwikiを名乗っているブログみたいなものを見かけることが増えました。 私が馴染んできた攻略wiki 私がお世話になってきた、いや、今でも時々お世話になる攻略wikiっていうと、こんな感じです。 Civ3wiki - トップページ 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki* トップページ - Xbox360/PlayStation3「The Elder Scrolls V:SKYRIM」日語版wiki - アットウィキ これらの攻略wikiは、 ・基、営利を目的とし

    攻略wikiっぽくない「自称攻略wiki」を見かけるようになった - シロクマの屑籠
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    flowerload 2017/12/21
    この辺も含めてgoogle検索は本当に死んだんだなって感じる。
  • 多くの父親も「子どもを犠牲にしたくない」「妻を犠牲にしたくない」って思っているんだ! - シロクマの屑籠

    20代大卒女性が「活躍」より「家族との時間」を求めるのはなぜか - Yahoo!ニュース リンク先は、女性がキャリアを重ねながら家庭を大切にする困難さが伝わってくる、良い記事だと思った。将来の子育てを意識する女性が、総合職より一般職を選びたくなる気持ちも伝わってくるし、こんな状況では、「働く女性」と「子育てする母親」を両立させるのはいかにも困難だろう。 「働く女性」と「子育てする母親」の両立が困難ということは、おそらく、この国の少子化傾向に歯止めがかからないということでもある。「働く女性」の社会参加を良しとし、「専業主婦」を減らしたいとする考え方に基づけば、そういうことになろう。 さておき、一人の男性・父親として、こういう記事を見かけるたびに、私も何かを叫びたくなる。 なぜなら、「働く女性」と「子育てする母親」の両立困難については、オンラインでもオフラインでも頻繁に問題としてクローズアップ

    多くの父親も「子どもを犠牲にしたくない」「妻を犠牲にしたくない」って思っているんだ! - シロクマの屑籠