スタートが切られると、メジロマックイーンとムービースターが好スタートを見せ、この2頭が前に出た状態で最初のコーナー(第2コーナー)に入った。ここでメジロマックイーンが内側に進路を取りながらコーナーを回ると[4][5]、その脇を走っていたプレクラスニーが押圧され、さらに煽りを受けたメイショウビトリア、プレジデントシチーらの進路が狭まり、馬群が一時混乱[6]。場内の電光掲示板に競走後の審議を示す青ランプが点灯したが、ファンや関係者、記者などが見守る観戦スタンドからは馬群の混乱は遠目に見えたものの、原因などの詳細は判別できなかった[1][6]。第2コーナーを抜けると、プレクラスニーが先頭に立ち、続いてホワイトストーン、メジロマックイーンの順でレースが進んだ[1]。 最終コーナー(第4コーナー)を回って最後の直線に入ると、スパートをかけたメジロマックイーンが逃げ粘りを図るプレクラスニーを一気に交わ