概要 フォールスポジティブ(false positive)とは、検査などで正常な事象を誤って不正や異常、有害であると判定してしまうこと。誤検知。IT分野では、情報セキュリティにおいて正常な通信やプログラムを誤って不正アクセスやマルウェアであると判断してしまうことをこのように呼ぶ。 IDS/IPSやファイアウォールは通信を監視して外部からの攻撃などが無いかを、アンチウイルスソフトはプログラムファイルなどを解析してコンピュータウイルスなどのマルウェアが無いかを検査するが、こうした仕組みは完全ではなく、検知に失敗することがある。 正常で無害な通常の事象を誤って有害であると判定してしまう誤検知をフォールスポジティブという。逆に、不正や異常を見過ごして正常であると誤判定してしまう検知漏れのことは「フォールスネガティブ」(false negative)という。 検査などの基準を緩めればフォールスポジテ