inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 東証1部に上場したサントリー食品。鳥井信宏社長(左)はM&Aにより現在の売り上げ規模を10年で2倍にすると明言した。海外・国内で台風の目になりそうだ Photo by Yoko Suzuki 拡大画像表示 7月3日、サントリーホールディングス(HD)の中核事業会社であるサントリー食品インターナショナルが東証1部に上場した。初値は公募・売り出し価格を上回る3120円。株式時価総額は約9700億円と、食品業界ではキリンHD、アサヒグループHDに次ぐ規模の上場企業が誕生した。 2020年までに現在9922億円の売上高を2兆円に、営業利益率を10%にすることを目標に掲げており、「4000億~5000億円は国内外の戦略投資で上
◆自然科学部門 三橋淳さん『昆虫食文化事典』(八坂書房・5040円) ◇昆虫を人口増時代の食料に 「これまで日本語で昆虫食についてとりまとめた書籍は、一冊もありませんでした。これができるのは私くらいだろうと自負し、生きているうちに完成させたかったのです」 そもそもの専門は昆虫の細胞培養。昆虫「食」は第二のライフワークである。『世界の食用昆虫』(1984年)の執筆依頼を機に資料の収集を始め、退職後、整理に着手。その成果として『世界昆虫食大全』を刊行し、収まりきらなかった分を本書で紹介した。 虫を食べることに関する、あらゆる一次資料を網羅しているのが特徴。世界各地でどんな昆虫が食べられているかはもちろん、飢饉(ききん)に際しての「救荒食」の観点、さらには文芸や映画に登場する昆虫食まで扱い、その膨大な量に圧倒される。 「関係する記事は、さまざまな分野にわたり、多様な印刷物に登場します。その情報を
初めに、重要な10項目をまとめました。時間がないときは、この3ページだけ読んでください。その後に解説があります。A5判とバッグに入る大きさで、全部で48頁です。どうぞ、読んでみて下さい。そして、感想、ご意見をお寄せ下さい。 1.食品添加物の安全性は科学的に評価されている 食品添加物は、安全性と有用性が確認され、厚生労働大臣が指定する「指定添加物」と、いわゆる天然添加物である「既存添加物」、「天然香料」、「一般飲食物添加物」に分類される。各種の毒性試験により、食品添加物の安全性は科学的に評価されている。また、一日許容摂取量(ADI)が決められ、それを超えないように使用基準が決まっている。 2.食品添加物は基準に従って製造され、使用されている。 食品の安全性を確保するために、食品添加物には、必要に応じて成分規格や使用基準が定められている。食品製造業者は、「成分規格」に適合するように作られた食品
MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 今回は、人工甘味料と肥満や糖尿病などの関係について最新情報をお伝えしたいと思います。人工甘味料って、どんなものがあるかご存知ですか? サッカリンが一番古い人工甘味料で、1879年にジョンズ・ホプキンス大学の化学者コンスタンティン・ファールバーグ博士によって発見されました。 サッカリンは砂糖より300倍も甘みがあるのですが、苦味も強く、1937年にイリノイ大学のマイケル・スウエダ博士によりサイクラミン酸が発見され、苦味も改善しました。 その後、アスパルテーム, アセスルファムカリウム、スクラロース, ネオテームと、続々と新しい人工甘味料が発見され、味も随分改善しました。 発見当初、人工甘味料は『糖分摂取制限の必要な人のみ使用』とされていました。ところが、現在は人工甘味料の急速な普及のため、多くのひとが手軽に摂取しています。 ところで、みなさんに質問で
トマトの成分に脂肪燃焼効果があるとの論文が今月10日に発表・報道された後、各地のスーパーでトマトジュースが爆発的に売れ、品薄状態に陥っている。 消費者がダイエットや健康に良いとされる食品に殺到する「フードファディズム」と呼ばれる現象だ。今回はテレビ番組が発端だった過去の多くのケースと様相が異なるが、スーパーやメーカーの担当者からは「またも繰り返されたか」との声が上がっている。 14日、大阪市中心部のスーパー。「トマトジュースありますか」と口々に尋ねる客に、店員が何度も頭を下げていた。「一気に売り切れ、入荷もまだで……」 同店では、以前は1日に数本程度だった900グラム入りジュースが先週末から3倍のペースで売れ、たちまち品切れに。まとめ買いをする中年男性が目立つという。来店した会社員(43)は「メタボ対策になると聞いたので、これだ、と。ほかの店を探します」と残念そうに話し、店員は「売れるのは
◇人はなぜ信じるのか 人はなぜ信じるのか?--東日本大震災に関係するインターネットの中でのさまざまな書き込みをみて、感じるようになったのがこの疑問だ。 その中でも特に気になったのが「米のとぎ汁乳酸菌」。簡単に言うと米のとぎ汁に糖分を加え常温放置し、空気中に存在する細菌で自然発酵させた液体だ。これを使えば「放射能地獄」の中でも生き残れるというからすごい。 これを信じた一部の人たちは、これを飲むだけでなく、エアコンのフィルターに噴霧したり、そのまま吸い込んだり、目に目薬のようにさしたり、子供のために離乳食に入れたりしているという。 それで、当然目が赤く腫れ、子供が下痢になったりする。ところが、そうなっても「毒出し」とか「好転反応」とか言い--体の悪い所が表面に出るのは効いている証拠として続けたりしているらしい。 この話を聞いて、とても信じられず検索すると確かに実践している人たちのブログがゾロゾ
スペイン人やイタリア人というと「陽気で明るい」イメージがあるかもしれませんが、実際に昔からヨーロッパ南部では北部と比べうつの発症率が低いそうです。これには気候や日射量などさまざまな因子が結びつけられてきましたが、秘密はオリーブオイルだったのかもしれません。 スペインで行われた調査により、食生活の中での油脂のとり方がうつ病のリスクと関係することが明らかになっています。 詳細は以下から。Depression Risk Higher With Trans Fats, Lower With Olive Oil Consumption University of Las Palmas de Gran Canaria(ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア大学)の予防医学の准教授Almudena Sánchez-Villegas博士らは、1万2000人以上を対象とした調査により、トランス脂肪酸を多く摂取
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