タグ

bookに関するfourmiのブックマーク (21)

  • 2013-01-06 - ぼんやり上手

    あけましておめでとうございます。お久しぶりです。 久しぶりすぎて、はてなダイアリーの書き方をちょっと忘れてしまっています。なんということでしょう……。 数少ない趣味のひとつが読書で、昨年も楽しいをそこそこいろいろ読むことができました。せっかくなのでまとめてみます。 マリオ・バルガス=リョサ『悪い娘の悪戯』 マリオ・バルガス=リョサ(通称リョサさま)の恋愛小説。 一人の男が40年にもわたって一人の「悪女」を愛し続けるというストーリーで、バルガス=リョサの作風としてもちょっと異色のものという感じです(といってもいろんな作風に挑戦する人だけど)。世界各地に神出鬼没に現れ、男たちを翻弄するミステリアスな「悪女」よりも、彼女ひとりを一途に想い続ける温厚で野心とは無縁な主人公のほうに、人間の底知れなさとワンダーを感じさせられます。 チャイナ・ミエヴィル『都市と都市』 物理的に同じ場所に重なり合う二つ

    2013-01-06 - ぼんやり上手
    fourmi
    fourmi 2013/01/13
    さいこうだあ
  • 2013-01-08 - ぼんやり上手

    以前は外国の小説ばかりを読んでましたが、昨年は日もけっこう読んだように思います。そんなわけで面白かった中編です。 木下古栗『ポジティヴシンキングの末裔』『いい女vs.いい女』 昨年はじめて木下古栗体験をし、度肝を抜かれました。「古栗は激アツ」という話は聞いてましたが、当に激アツでした。通勤電車で読みながら悶絶。なんとなくソローキンや中原昌也を思わせる作風だけど、ソローキン作品にはコンセプトが、中原昌也作品には怒りが潜んでいるのに対して、木下古栗作品には偏執的な中学生がいるような気がします(マッチョ、全裸、下ネタ、毛といったモチーフへの執拗なこだわり等)。「デーモン日暮」、「清潔感のある猥談」、「この冬…ひとりじゃない」、「自分 ―抱いてやりたい―」「屋大将」といった短編のタイトル群がすでに芸術。いつか芥川賞を獲ってほしいです。 エリック・マコーマック『隠し部屋を査察して』 不穏

    2013-01-08 - ぼんやり上手
    fourmi
    fourmi 2013/01/13
    古栗、すごそう・・・
  • エジプト人 (小説) - Wikipedia

    『エジプト人』(Sinuhe egyptiläinen)は、フィンランドの作家ミカ・ワルタリの歴史小説。フィンランド語の原書は1945年に刊行された。 あらすじ[編集] 自由を失った名士である主人公が己の人生をふりかえる。 彼は当の父母の顔を知らなかった。アメンホテプ3世がエジプトを治めていた時代のこと、葦船に乗せられ、川に流された彼は医者とそのに拾われた。 医師センムトとキパは古代エジプトの物語の主人公の名をとってシヌへと名付け自分たちの子として育てることにした。善き育ての親を得たシヌへはすくすくと育ち、やがて父と同じく医術の道を志す。 晴れて医師となるも妖婦ネフェルネフェルネフェルの毒手にかかり全てを失ったシヌへは逃れるようにエジプトを離れ、奴隷カプタと共に諸国を旅する。 一方エジプトでは天啓を受けた理想主義の王アクナートン(アメンホテプ4世)が唯一神アトンの教えを推奨する傍ら、ア

    fourmi
    fourmi 2011/09/03
  • トーベ・ヤンソン『A Winter Book』 - ロココの足袋

    洋書 『ムーミン』で世界的に有名なトーベ・ヤンソン。彼女が最後のムーミン・シリーズ『ムーミン谷の十一月』を1970年に執筆して以来、80代で亡くなるまで30年以上も一般向けの小説を書いて来たことは、あまり知られていない。A Winter Book: Selected Stories作者: Tove Jansson出版社/メーカー: Sort Of Books発売日: 2006/11/02メディア: ペーパーバックAmazon.co.jpで詳細を見るこの『A Winter Book』は、ヤンソンが『ムーミン』以降に書いたの中から選りすぐられた短編集である。それらの珠玉の小さな物語達はフィクションでありながら、半自伝的な要素が大きい。三つの章に分かれ、少女時代の町の話、島の話、そして大きく飛んで壮年時代となる。最後の物語だけは男性の視線で女性との関わりが書かれているが、各物語の主人公は異なる

    fourmi
    fourmi 2009/10/14
  • http://d.hatena.ne.jp/ayakomiyamoto/20090926

  • http://d.hatena.ne.jp/ayakomiyamoto/20090901

    fourmi
    fourmi 2009/09/02
    それはまた不穏なレヴュー…読みたくなるわ…
  • http://d.hatena.ne.jp/ayakomiyamoto/20090524

    fourmi
    fourmi 2009/05/25
    藤子F先生ぽいですよね>プリースト
  • 2008年に面白かった本【中編】 - ぼんやり上手

    今年中盤くらいに読んで面白かったです。前半に読んだより、多少は読んだ時の記憶が残っている…かな? 『火星夜想曲』 イアン・マクドナルドSF版百年の孤独」という触れ込みでよく紹介されてる『火星夜想曲』。 火星の砂漠に生まれ、霧のように消えていくデソレイション・ロード(荒涼街道)という小さな町の歴史を描きます。強烈な一瞬の美のフラッシュで男たちをとりこにする少女とか、悪魔と戦う宇宙史上最高のスヌーカー・プレーヤーとか、奇怪な人物が次々と登場して短いエピソードを織り成し、がだんだんと大きなスケールへと繋がっていきます。 正直、「百年の孤独」に例えるのはちょっと言いすぎかな…と思うけど、町が風塵に帰すラストがじんわりとした余韻を残して、突拍子もないホラ話が好きな人におすすめの文系SFだと思います。 『通訳』 ディエゴ・マラーニ 前に書いた感想 http://d.hatena.ne.jp/a

    2008年に面白かった本【中編】 - ぼんやり上手
    fourmi
    fourmi 2008/12/22
    莫言がペンネーム・・・すてきなご尊顔!塩だけで味付けた羊肉入り餃子を思い出す
  • 2008-12-21 - ぼんやり上手

    今年読んで面白かったのまとめです(今年出たじゃないのも混じってます)。 「翻訳ものは年を取ったら名前や固有名詞を覚えるのが大変になって読めなくなる。読むなら若いうちやで!」という話を人から聞いて「そ、そうなんですか…たしかに老後に翻訳ものはきつそうだなあ」と思って、以来、なんとなく、ちょっとあせったような気持ちで翻訳ものばかり読んでいる昨今です。おれ、この翻訳小説を読み終わったら、池波正太郎を読むんだ……(死亡フラグ)。 あとジャンルでいうなら、マジックリアリズム小説、メタフィクション、SFが多い年だったかな。 それではまず前編から。 『赤い高粱』 莫言 前に書いた感想 http://d.hatena.ne.jp/ayakomiyamoto/20080202#p1 架空の土地、中国は山東省高密県東北郷のある酒造小屋一族のサーガです。 莫言は去年からものすごく好きになった作家で、中上健次

    2008-12-21 - ぼんやり上手
    fourmi
    fourmi 2008/12/22
    手を出したくなるね!
  • ブキタノな大人の児童書 - ロココの足袋

    fourmi
    fourmi 2008/10/20
    いいよねー
  • 死に関する短編小説10本 - あおばら

    去年にはてなで「十大小説」がはやったときに、みくしで書いたものを再掲します。アンソロジーとして組んだのではなく、思いつきですきなのをいれてみた。テーマは「死に関する10」。でも10より多くなっちゃった。女子高の文芸部の副部長センスについては突っ込まないこと! では、どうぞ。 深沢七郎「白鳥の死」 たぶんいままでにいちばん買い求めた文庫は「楢山節考」。収録された短編はどれもすき。これは正宗白鳥とのことをを書いたもので、植木等についての数行をよく読みます。ところでこの文庫のタイトル、「楢山節考」ではなく「東京のプリンスたち」だったらもうすこし女子に読まれていたと思うよ。 レイモンド・カーヴァー「父の肖像」 「死に関する10冊」なら、カーヴァーだと「使い走り」からチェホフにつなぐのがきれいな流れだと思うけれど、ぽん、と、でてきたのはこちら。レイモンド、という名前はレモネードに似ていて、その

    fourmi
    fourmi 2008/09/10
  • http://d.hatena.ne.jp/janvier/20080909

    fourmi
    fourmi 2008/09/09
    『私を離さないで』は三原順の絵柄
  • ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ!! - ぼんやり上手

    fourmi
    fourmi 2008/07/13
    手許にあるのでうれしい!
  • 『調停者の鉤爪』『警士の剣』ジーン・ウルフ - ぼんやり上手

    fourmi
    fourmi 2008/07/09
    読まなきゃ!続き
  • 長谷川町蔵の文章: 雨の日に世間を憂いてみる

    fourmi
    fourmi 2008/06/02
    ピンクボンド=ドロシーダラー 
  • ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち - 【B面】犬にかぶらせろ!

    6月9日に発売される僕のの表紙がAmazonにアップされたので告知。 ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち 作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/06/09メディア: 単行購入: 25人 クリック: 781回この商品を含むブログ (213件) を見る 目次の見出し一覧はこちらにアップしました→『『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』目次』 こちらでも少し取りあげているように、ケータイ小説論であり、郊外論であり、携帯電話を巡るメディア論であり、浜崎あゆみ論であり、そしてかなりヤンキー論です。 当社比ですが、僕の書いたものの中では一番おもしろいです*1-*2。でもほんと、一度くらいは増刷がかかるを出さないと、次につながるチャンスも失われていきそうです。 「買わねーよ」という人も、ぜひブクマくらいはどうぞ夜露死苦! http://d.h

    ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち - 【B面】犬にかぶらせろ!
    fourmi
    fourmi 2008/05/29
  • mはmatsukazuto ムチでショック死!! - 俺は魚だ,と言ってみるテスト

    mはmatsukazuto ムチでショック死!! 高潔で気品があり,なおかつ,いつもスターをくれるid:fourmiさんが,アイコンを「うろんな客」にしているようなので便乗して作者のエドワードゴーリーとその作品について少しだけ書きたい. というのはぼくがエドワードゴーリーのファンだからなんだけど,というかぼくが好きななんて誰も知りたくないと思うけど,さいきん寂しくて… 概要 エドワードゴーリーという人はアメリカの絵作家で,2000年に亡くなるまでいくつかの絵を出版している.その代表作といえるのが(ぼくが言ってるんだけど)今日紹介する「うろんな客」と「ギャシュリークラムのちびっこたち」だ. ゴーリーの作品は韻を踏んだ文章と独特のモノクロ線画が特徴的で,そのダークでシニカルな世界観から多くのファンを世界中にもっている.日では柴田元幸さん(カズオ・イシグロの”わたしを離さないで”など

    fourmi
    fourmi 2008/05/20
    見落としていたザマス!なんたるこっと!『うろんな客』のメタファー問題ですがこれを読んだ息子(当時5歳)がすぐに壁に鼻をくっつけたので間違いないと思います!/fはfourmi 布団で圧死
  • 180冊目 実は改訂されていたんです・・・ ”ちのはなし” | 最近絵本にはまっているんです・・・

    180冊目は、、、前回告知したように ”絵の楽しみ”に ”あるのおわび” が裏表紙に載っていました。その流れで今回紹介したいと思います。 ”ちのはなし” 堀内誠一 ぶんとえ かがくのとも 1971年1月 第22号 堀内さんは、かがくのともではオリジナリティに溢れた”からだ”に関する絵を数多く発表されています。”てとゆび”に続く第2冊目がこの”ちのはなし”です。現在でもハードーカバーで発行されている永遠のスタンダードです。 ところが、、、、、 前回の”いぬとにわとり”の絵の楽しみの裏表紙には、”ちのはなし についてのおわび” と題した記載が1ページにわたって述べられています。 曰く、3箇所問題点がみつかった、、、 ①座っていて足がしびれるのは血管が圧迫されるのではなく、ヒ骨神経・坐骨神経が圧迫され るためである ②懐中電灯で手を照らして赤く見えるの原因として ”血がすけて見える”とい

    180冊目 実は改訂されていたんです・・・ ”ちのはなし” | 最近絵本にはまっているんです・・・
    fourmi
    fourmi 2008/05/19
    最近古本市で手に入れ直したんだけどどっちの版かな・・・
  • Tigerlily Scribble

    fourmi
    fourmi 2008/05/19
    わあわあわあ!たのしみです!
  • http://d.hatena.ne.jp/ayakomiyamoto/20080518

    fourmi
    fourmi 2008/05/19
    食べるってことの前には倫理観をすこしずらすの・・・ね。昔なんかに載ってた美味(みみ)ちゃんてマンガ思い出した・・