ホブズボームの『創られた伝統』以来、いま現在一見「伝統的」と見なされている事物が実は近代になってから創作されたものであるという認識枠組みは、社会学や人類学方面ではそれなりに一般化していますから、その意味ではその通俗音楽分野への応用研究ということでだいたい話は尽きるのですが、 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334035907 「演歌は日本の心」と聞いて、疑問に思う人は少ないだろう。落語や歌舞伎同様、近代化以前から受け継がれてきたものと認識されているかもしれない。ところが、それがたかだか四〇年程度の歴史しかない、ごく新しいものだとしたら? 本書では、明治の自由民権運動の中で現れ、昭和初期に衰退した「演歌」――当時は「歌による演説」を意味していた――が、一九六〇年後半に別な文脈で復興し、やがて「真正な日本の文化」とみなされるようになった過
2011年3月11日に起きた東日本大震災──。東京電力福島第1原子力発電所の事故を併発した未曾有の大災害によって、日本企業の事業活動は甚大な被害を受け、多くの課題が浮き彫りになった。 あれから1年。タイの洪水や超円高の追い打ちに遭い、日本企業の多くは再浮上のきっかけをつかむどころか、さらなる苦境にあえぐ。この事態から抜け出すにはどうしたらいいのか。 花王元会長の常盤文克氏とボストンコンサルティンググループ日本代表の御立尚資氏。日経ビジネスオンラインでコラムを連載する2人の論客が語り合う。 初回は、日本の家電産業を牽引してきたソニーとパナソニックでトップ交代が相次ぎ、日の丸半導体の最後の砦だったエルピーダメモリが会社更生法の適用を申請する事態を受けて、日本企業が競争力を再び取り戻すための条件を探る。 (取材構成は、小林 佳代=ライター) 常盤:東日本大震災後もそうでしたが、景気が悪くなってく
印刷 関連トピックス北方領土会見するプーチン首相=モスクワ郊外の首相公邸、駒木明義撮影 4日のロシア大統領選で返り咲きが確実視されているプーチン首相が1日夜(日本時間2日未明)、モスクワ郊外の首相公邸で朝日新聞の若宮啓文主筆ら日欧などの主要紙編集トップと会見した。日ロの懸案である北方領土問題について、柔道家として「引き分け」という日本語を使い、相互に受け入れ可能な妥協点を探るよう、交渉を仕切り直す考えを表明した。 プーチン氏が日本について本格的に語るのは、2009年5月に首相として訪日した時以来となる。大統領1期目の00年9月には、ロシアの最高指導者として初めて、歯舞・色丹の2島引き渡しに言及した1956年の日ソ共同宣言の有効性を認めている。 プーチン氏は、この日も56年宣言に言及し、「我々はゴルバチョフ・ソ連大統領が遂行を拒否した56年宣言に戻る用意をしたが、日本側が『四島』を言い
旧うさみのりやのブログGT ~移転しました~ 三十路の元官僚・宇佐美典也(うさみのりや)が未来を考えるための情報を発信していました。こちらに移動 ➡ http://usami-noriya.com
私事で恐縮だが先日僕は会社をクビになった。 申し込みの書類を受け付けたりする事務として12月1日から働き始めた。ひとまず3ヶ月のトライアル雇用ということで入社したが、3ヶ月待たずしてクビになったのだ。ウケる。 そしてクビ生活は既にスタートしてしまっている。クビになってから始まる物語があるのだろうか。流行のゲーム「ラブプラス」風に言うと、現状はさしずめ「クビプラス」といったところだろうか。 というわけで、ラブプラスに代わる新しい「○○プラス」と、僕がクビになった日のことを同時に発表してみたい。(内容的繋がりは特にありません)
1 名前: 本多工務店φ ★ 投稿日:2012/03/02(金) 00:02:33.53 ID:??? “これからの経済はグローバル化だ!”。そんな言葉に踊らされて、英会話や資格取得に躍起になっている日本人は少なくない。しかし、どんなにスキルを身につけても、グローバル化で確実に日本人の手を離れていく仕事がある。そして一方では、日本人であること自体がスキルとなる仕事も数多く存在する。渡邉正裕著「10年後に食える仕事 食えない仕事」(東洋経済新報社 1500円)では、仕事における“日本人メリット”を考えながら、10年後の可能性について分析していく。 まず本書では、あらゆる職業を4つのタイプに分類している。弁護士や税理士など、日本人メリットが高く、日本市場向けの高度専門職である「グローカル」。日本人ならではのサービスマインドが武器となる、保険・証券セールスなどの「ジャパンプレミアム」。日本人
フルマラソン42.195kmは、ある程度練習しないと走りきれない距離です。先日の東京マラソンには3万人以上の方が参加しました。20万人以上の応募があったらしいです。「35kmの壁」と呼ばれるスタミナ切れは本当に辛いです。それでも人はフルマラソンにチャレンジします。 何が人々をマラソンに駆り立てるのか? 走ることで、気持ちが前向きになって、人生がツイてきます。マラソンという苦行の乗り越えた達成感は、間違いなく将来への自信へつながります。 禅の境地 散歩をすると、頭の中が整理されたり、アイデアが浮かぶ経験をしたことがある人は多いはずです。適度に体を動かすと、血流が良くなって脳に刺激が行くためでしょう。 さらに、スピードを上げて走ると、余裕がなくなって、難しいことを考えられなくなります。「あの信号まで頑張ればあと10km」「明日からアレを頑張ろう」のような、単純な思考しかできなくなります。次第に
佐伯順子「恩を仇で返す気はないけれど」『図書』755、2012、pp.16-18 曰く、 (前略)『世界の名作図書館』*1にも所収されている『坊っちゃん』は、実のところ、女性をカヤの外に置いた、男たちの未熟な自己陶酔的正義感のオンパレードにすぎないではないか。主人公は、東京と男性を権威の中心とする立場から、地域(四国)と女性への差別意識を隠そうともしない。 このことについてはかつて雑誌論文で批判したことがあり、ジェンダーの視点から漱石文学を批判的に分析する姿勢は、他の女性研究者の議論にも共有されている。『こころ』『門』といった”名作”群にも通底する、女性と真剣にコミュニケートしようとせず、男だけの世界で”ホンネ”を語り合おうとする漱石文学の世界は、現在の私の視点からは、感動的名作というよりも批判の対象である。 とはいえ、女性に本心をみせず男どうしの対話に終始するホモ・ソーシャルな人間関係の
2/29の日経の「配当3年ぶり高水準、減益でも増配」の記事を読んで、感慨を覚えずにはいられなかった。日本は違う国になったのだなと。震災などで、国は大赤字を出し、国民は失業と非正規労働にあえいでいるのに。しかし、このコントラストは、経営者に罪があるというものではない。 もはや、「かつての」と付けざるを得ない日本の経営は、従業員を大切にすると言われた。これは何も、昔の経営者が「なにわ節」好みで情に厚かったわけではない。成長する経済の中にあっては、人材に投資しておくことが有利だったからである。もちろん、主観的には、自分のことを立派な人間に思えた幸せな時代だった。 転機は1997年のハシモト・デフレだった。財政当局が無謀な緊縮財政を行ったために、日本経済はデフレにはまり込む。そして、これ以降、経済が回復を見せても、気の早い緊縮財政がその芽を摘むことが繰り返されるようになった。成長が望めないようにな
健康保険2月号・少子化特集に「なぜ日本型雇用は少子化を促進するのか」を寄稿した。重要な論点なので、概要だけ紹介しておこう。 少子化の原因については「現役世代向けの社会保障給付が少ないため」という理由がよく挙げられるが、どちらかというとそれは結果であって原因ではない。(たとえば教育費等は子供一人頭でみると他国並み) 少子化対策の目玉として出てくるのが“子供手当”という現実を見ても、意外に政治家も本当の理由は分かっていないようだ。少子化の最大の原因は、日本型雇用そのものにある。 社会が成熟し、大学進学率や女性の労働参加率が上がると、少子化が進むのはどの先進国も共通した現象である。高等教育までの教育費用にくわえ、出産や子育てにともなう機会費用が高くなるからだ。 というわけで、対策としては、学費の助成や保育施設の整備といった行政のサポートはもちろんのこと、女性の社会進出を後押しして、出産や育児によ
売れっ子同時通訳者が伝授!TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール 概要売れっ子同時通訳者が伝授する超スピード学習方法を紹介する1冊 目標を決める■「英語ができる」の意味は人によって違う ・英語ができるでも「ビジネスで使える」「旅先で話す」など意味合いが全く異なる ・日常会話ができるからTOEICが高いスコア取れるわけでもない ・「なぜ英語を習うのか」「英語を使って何をしたいのか」を考えてみる ■学校選びは自分に合う先生で選ぶ ・どんな評判のいい先生でも自分に合わないなら避ける ・「自分に合うな」と思える先生を選ぶ 学習方法■半年で500点伸ばした単語記憶方法 ・部屋にボードを用意して単語をメモって貼るなど単語に会う機会を増やす ・語源を覚える(en-は~するという意味があるなど) ・類義語を覚える(enjoyなら、like,loveなど) ・
無限と思えるほどに細分化し、人間の性癖の奥深さを感じさせるフェチの世界。その中の一つに「巨大娘」というジャンルがあることをご存知だろうか。 巨大娘フェチとは、男性と女性のサイズ差に興奮する「サイズフェチ」と呼ばれる性癖の一種。相対的に男性よりも女性が圧倒的に大きいことがポイントであるが、巨大娘フェチの中でさらに大きく二つに分類される。巨大化した女性(ジャイアンテス)に興奮するタイプと、男性が縮小(シュリンカー)して普通サイズの女性に興奮するタイプだ。女性の巨大化や男性の縮小化を描いたマンガ、アニメ、特撮、映画などは意外なほど多く存在する。 そういった作品を徹底的に網羅し、サブカルチャー批評の視点から分析した『巨大娘研究 サブカルチャー批評の終焉と再生』(鳥山仁・嵯峨斐峰・共著/三和出版)が発売された。著者の一人である鳥山仁氏を直撃し、知られざる巨大娘フェチの世界について話を聞いた。 ──鳥
教育に競争原理を取り入れると不正が増える話の次に、ワタミの残業の話をしたのは訳があります。 大阪府の松井一郎知事は28日、飲食店チェーンを展開するワタミの渡辺美樹会長が、府特別顧問に就任することを明らかにした。教育に関するアドバイザー役として、大阪市特別顧問にも就く予定という。 asahi.com(朝日新聞社):ワタミ会長、ダブル顧問就任へ 大阪府・市の「助言役」 - 社会 ワタミの会長は大阪の教育アドバイザーになるという話とリンクしているわけです。 1.教育に競争原理を取り入れた場合、第三者がきちんと監督しない限り不正が増加するおそれが強い 2.その政策を多数の自社社員が不正(タイムカード書き換え)せざるを得ないような状況に追い込んだ企業のトップが推進する という事態は大問題ではないのか?という話です。 不正を招きやすい制度を、過去に部下を不正に手を染めるところまで追い込んだ「前科」があ
月刊チャージャー10月号 【調査】言いたい事を言ってくれ! 業界別覆面座談会 第59回 若手漫画家の「夢が見えない!」 単行本がヒットしたり、アニメや映画の原作になればあっという間に億万長者。でも、ほとんどの漫画家たちは細々と依頼に応じた作品を描きながら、地道な生活を送っている。電子書籍の台頭などメディアの激変にも翻弄されつつ、ヒットを夢見る若手漫画家の本音や思い。聞いてみようじゃないですか! 青ペン 雑誌のちょっとした連載があるし、最近はWEBやケータイコミックの依頼もあるから、それなりにはやっていけてるけど。 赤ペン 連載デビューはしたし、それなりに仕事はあるけどさ、まだ、漫画だけで食べていけてるわけじゃないからねえ。何やってるの? って聞かれたら「漫画家」って答えるけど、自分でも自分の存在は正体不明なとこがあるのよね。 黒ペン WEBやケータイのコミック仕事ってさ、萌えとか、
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