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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (18)

  • 日本型雇用の綻びをエグゼンプションで補う試案@海老原嗣生 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    経済産業研究所(RIETI)のスペシャル・レポートとして、海老原嗣生さんの「日型雇用の綻びをエグゼンプションで補う試案」という論文が載っています。 http://www.rieti.go.jp/jp/special/special_report/069.pdf 何が「スペシャル」なんだかよくわかりませんが、ことごとくピントを外した議論ばかりが横行しているこの世界では、中身がスペシャリーに良いものであることだけは確かです。 この海老原論文、42ページとかなりの長さなので、大見出しだけ並べると、 §0.はじめに:残業代の有無よりも大事なこと §1.熟年日人社員の耐えられないジレンマ §2.日型能力主義が生み出す長時間労働 §3.「途中から欧米型」に必要な要素 §4.実効性が高い運用ルールと誘導策 §5.今度こそ「失敗しない日型変革」 と、わたしが『日の雇用と中高年』で述べた話とも通じ

    日本型雇用の綻びをエグゼンプションで補う試案@海老原嗣生 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 小林リズム『どこにでもいる普通の女子大生が新卒入社した会社で地獄を見てたった8日で辞めた話』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    これは面白い!!! たまたま送っていただいたですが、思わず引き込まれて一気に読み切ってしまいました。 左の表紙に写っているのは、著者自身です。ふむ、確かに少し前まで「どこにでもいる普通の女子大生」をやっていたような雰囲気の方ですね。 どういうかというと、この長ったらしいタイトルの通りなんですが、この版元の紹介文が生ぬるくて、いらいらしてくるような、何ともシュールな体験がこれでもかと描かれています。 正社員という肩書を捨てたら、学生にも戻れない。それはとても危ういことだと思う。 家賃や費などの生活費をやりくりして自分の手で生活していけるのか、自信はない。 先の見通しもまったくない。だけど……。 正社員でなくなったって、社会に認めてもらえなくたって、私は私だ。 誰かの期待する人生を生きているわけじゃない。 私のなかから奪われるものは、きっとない。 いや、著者が伝えたいことはそういうことな

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  • 改正労働契約法への企業の対応 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    11月12日、JILPTが「高年齢社員や有期契約の法改正後活用状況に関する調査」結果を公表しましたが、なかなか興味深い結果が出ています。 http://www.jil.go.jp/press/documents/20131112.pdf ここでは、とりわけ最近世間の注目を集めている改正労働契約法による有期労働契約の無期転換等に着目してみましょう。まず、ある種の経済評論家諸氏が、無期になるくらいなら5年経過前にぶった切るに決まっていると断言していた無期転換ルールでの対応ですが、 そういう考えの企業は意外に少なく、むしろ無期化に積極的な企業の方が多いようです。 どういう形かでは、正社員にするのはやはり多くなく、正社員じゃない無期が多いですね。この点、無期雇用といえば正社員としか考えられない一部の経済評論家よりも、企業人の方が少しは深く考えているようです。 大変興味深いのは、無期転換するときに、

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    frivolousman
    frivolousman 2013/11/15
    「非正規、無限定労働、無期雇用」が企業の要望
  • 金子良事『日本の賃金を歴史から考える』(旬報社)の広告 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    もうすぐ刊行されるの広告です。 http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/874 ブログでも時々やり合って皆様を楽しませてきた金子良事さんの単著です。タイトルは『日の賃金を歴史から考える』なんですが、左の写真の帯の文句にあるように このタイトルは過小広告! 賃金だけでなく日の雇用の全体像を歴史を軸に描き出した名著 です。 って、この帯の文句は、誰かと思えば私が言ってるんですが。 どれくらい過小広告かは、この目次を見ればわかりますよ。これくらい広く目配りして日の労働史を描いたはあまりないはず。 はじめに 第1章 二つの賃金 仕事と報酬 雇用における報酬の貨幣化の発生 工場労働者の登場 近世から近代への連続性は日だけのことか? 工場法の世界 報酬にたいする二つの考え方―感謝報恩と受取権利 賞与金(ボー

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  • 古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例の「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」に「有識者」として出席した古市憲寿さん。ネット上では誰の代表のつもりだ・・・とかなりな言われようでしたが、公開されたその議事録を読んでみると、実にまっとうな議論を堂々と展開しています。 冒頭「今日は、若いというだけで呼んでいただいたと思うので、できるだけ若者とか現役世代目線の利害を代表したようなことを言いたいと思う」と、謙遜めいた言い方をしていますが、どうしてわかってない下手な大人よりもずっと立派にまともなことを言ってますよ。 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/01/gijiyoushi.pdf ・・・そもそもなぜ消費税を上げるのかという議論に対して、余り根的な議論がされていないように思う。すごく後ろ向きの意見が目立つと思う。 ・・・3点目が一番重要だと考える

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  • ジョブ型雇用を目の敵にするとこういう議論を否定できない - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の日経新聞の経済教室で、八田達夫氏が書いている中に、まっとうな労働問題関係者であればトンデモと思うような叙述がいっぱい出てきます。 ・・・第2は、労働の流動性を極端に下げている日の雇用法制である。年功序列と終身雇用の組合せという戦後日に独特の雇用制度の下では・・・ いや、六法全書を残りくまなく見ればわかるように、日の雇用『法制』は、いかなる意味でも年功序列も(仕事がなくてもクビにしないという意味での)終身雇用も求めていませんから。 日の雇用「法制」は、ヨーロッパ諸国と同じようにジョブ型原理でできています。客観的に合理的な理由のない解雇はダメよと言っているだけで。 メンバーシップ型の仕組みは、企業が極端に広範な人事権と引き替えに大企業正社員向けの慣行として事実上行っているだけの話。 と、こんなイロハのイのような基的なことから説明しなければならないのですね、それなりの経済学者に対

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  • 中小企業ではスパスパ解雇してますよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    世間では解雇規制の議論が盛り上がってきているそうですけど、何にせよ、日社会の現実の姿からかけ離れた思い込みを前提に議論がされたのでは、あらぬ方向に走って行くばかりですので、 https://twitter.com/Sgt_Doraemon/status/315093544815697922 役に立たない人間を雇い続けなければいけない負担は中小企業には相当なもの。 解雇できないから、簡単に雇用も出来ない。 それはどこの国の中小企業なのでしょうか。多分、年間数十万件の労働紛争が労働裁判所にやってくるヨーロッパ諸国なんでしょう。 少なくとも、私が日の労働局のあっせん事案を調べた限りでは、こういうのが日解雇の現実の姿ですけど。 ・10185(非女):有休や時間外手当がないので監督署に申告して普通解雇(使は業務対応の悪さを主張)(25 万円で解決) ・10220(正男):有休を申し出たら「う

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  • 従業員目線+経営者目線=社畜 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    脱社畜ブログのこれを読んで、なんだか凄いデジャビュを感じたのですが、 http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2012/12/14/215109(従業員目線と経営者目線の両方を求められる日の職場) 一方では「言われたことを言われたとおりにやれ、命令に従え」と従順であることが求められ、もう一方では経営者と同じ目線を持ち、会社の業績を気にする立場としての行動を求められる。この奇妙な捻れが、日の「社畜的な」仕事観を形成する理由になっているんではないか、と僕は考えている。現在の日の職場では、会社にとっては都合がいいが、従業員にとっては都合が悪い考え方を従業員に強制する際には「経営者目線」で考えることが求められ、それ以外の場面では徹底した「従業員目線」で考えることが求められているように感じる。言わば、従業員目線と経営者目線の、ダブルスタンダードが会社

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  • 今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ということで、遂に『ブラック企業』というタイトルのの真打ち登場です。副題はおどろおどろしく「日いつぶす妖怪」ですが、著者の顔写真がゾンビ化しているわけではありませんので悪しからず。 http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166608874 ブラック企業が日を壊す! 正社員使い捨て時代への処方箋 就活生が脅える「ブラック企業」の実態とは? 労働者を壊す会社の見分け方から、武器としての法律と交渉術まで、1000件を越す実例から解説 就活生の最大の恐怖「ブラック企業」。大量採用した正社員をきわめて劣悪な条件で働かせ、うつ病から離職へ追いこみ、平然と「使い捨て」にする企業が続出しています。著者は一橋大学在学中からNPO法人POSSE代表として1000件を越える若者の労働相談に関わってきました。誰

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  • 労働者保護、人手足りず 監督官1人に3000事業所・・・といいつつ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    東京新聞の日の夕刊は、1面トップにどかんと、 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012110590135649.html(労働者保護、人手足りず 監督官1人に3000事業所) 過労死や過労自殺が高止まりする中、長時間労働や労災事故など不当な労働条件の改善を指導する労働基準監督官は、東京二十三区では一人当たり約三千の事業所を担当している。人手が足りず、十分な監視の目が行き届かない実態が浮かび上がってくる。 紙は、厚生労働省の東京労働局への取材で、昨年度に二十三区の各労働基準監督署が担当した事業所数を確認。厚労省は、労基署ごとの監督官数を公表していないが、労働新聞社(東京都板橋区)が発刊した「労働行政関係職員録 平成二十三(二〇一一)年版」に掲載された管理職を除く監督官の人数から一人当たりの事業所数を算出した。 職員録では、二十三区で管理職を除く監督

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  • そもそも尖閣はうちのモンだと言い出したのは台湾なんだが - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    台湾は親日的だと思いこんでる人がびっくりしてるみたいですが、いや中国が嫌いなだけで。 そもそも、1969年にエカフェが尖閣の海底に石油があるぞといったときに、最初に騒ぎ出したのは台湾の学生たちで、台湾大学から他の大学も含めて「保衛釣魚台」運動が広がっていったわけだし。 このあたり、丸山哲史の『台湾ナショナリズム』(講談社メチエ)に書いてありますが、人様のナショナリズムというのは、頭の単純な人が思うほど都合よく単純なものでもないということかと。

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  • 「みんながふつうにエリート」社会の一帰結 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    拙著へのツイート短評ですが、ある側面を見事に切り取っていたので・・・。 http://twitter.com/#!/yugui/status/180875725329530880 『日の雇用と労働法』を読んだけど、うーん。ブルーカラーとホワイトカラーの平等を目指したはずが、ホワイトカラーは成果を要求されるのに妙な時間管理されるし、ブルーカラーもホワイトカラー並の忠誠と自己研鑽を当然とされるという悪夢を産んだわけだな。 これは旧著『新しい労働社会』の隠れたテーマでもあったわけですが、エリート労働者とノンエリート労働者が一緒になって「みんながふつうにエリート」社会になったことが、それぞれに矛盾をもたらしたという視点は、もう少し強調されても良いと思っています。 これは、次に出るリクルートエージェントの『HMmics』の特集記事で喋っている話ともつながることで、戦後日社会ではなかなか正面切って

    「みんながふつうにエリート」社会の一帰結 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    frivolousman
    frivolousman 2012/03/18
    「平等を目指したはずが、ホワイトカラーは成果を要求されるのに妙な時間管理されるし、ブルーカラーもホワイトカラー並の忠誠と自己研鑽」/ピーターの法則じゃないが、結局解決策は階級+組合復活なのか。
  • それがつまり純粋なジョブ型ってこと - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    冷泉彰彦さんという方が、ニューズウィーク日版のブログに「アメリカの外産業に過労死がない理由とは?」という記事を書かれています。 http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/03/post-407.php いろいろと書かれていますが、要約すると・・・ (1)役割分担がハッキリしています。・・・ (2)職務内容は契約書で明確になっています。・・・ (3)もっと言えば、人の仕事はやってはいけないのです。・・・ (4)決して給与は高くありません。 (5)部の経営層やマーケティング専門職、商品開発専門職は管理職扱いで給与も高いですが、・・・フルタイム雇用者が管理職候補で将来の出世を人質にムリな働き方を強制されるということは絶無です。 (6)店全体の管理責任と業績の責任を負うのは店長です。ですが、・・・「ゲームのルール」さえ守っていれば、・・・終身雇用と将来の

    それがつまり純粋なジョブ型ってこと - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    frivolousman
    frivolousman 2012/03/06
    「良きメンバーシップ型の安心感を与えないまま、使用者側にとって都合のいいところだけをいいとこ取りして、メンバーシップ型の緊張感だけを要求して、ジョブ型の気楽さを許さないというところに、近年のブラック企
  • 新左翼によって「創られた」「日本の心」神話 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ホブズボームの『創られた伝統』以来、いま現在一見「伝統的」と見なされている事物が実は近代になってから創作されたものであるという認識枠組みは、社会学や人類学方面ではそれなりに一般化していますから、その意味ではその通俗音楽分野への応用研究ということでだいたい話は尽きるのですが、 http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334035907 「演歌は日の心」と聞いて、疑問に思う人は少ないだろう。落語や歌舞伎同様、近代化以前から受け継がれてきたものと認識されているかもしれない。ところが、それがたかだか四〇年程度の歴史しかない、ごく新しいものだとしたら? 書では、明治の自由民権運動の中で現れ、昭和初期に衰退した「演歌」――当時は「歌による演説」を意味していた――が、一九六〇年後半に別な文脈で復興し、やがて「真正な日文化」とみなされるようになった過

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    frivolousman
    frivolousman 2012/03/02
    「実は60年代に噴出してきた泥臭系の新左翼だった」邦画も泥臭な新左翼気分の映画vsトレンディー商業の映画があるな。ボンクラ族vsサブカル族に引き継がれる?
  • 低価格・低賃金なのに過剰サービス - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    話題のワタミ労災事件に関連して、興味深いブログの記事がありました。 http://d.hatena.ne.jp/Lacan2205126/20120222/1329895239(『ブラック企業と旧日軍』(ワタミ化と東南アジア化)) ・・・それは低賃金、長期労働なのに現場の労働のモラルハザードが起きていない点である。それどころか賃金低下、サービスの価格低下に反比例するかのように神経症的にサービスを特化させている印象すらある。これはわが国外産業で象徴的だ。 ・・・しかし我が国の外産業サービスは独自の進化を経ている。低価格化の価格競争に勝つため、さらに物的コストを必要としない従業員の『お客様サービス』を上乗せして対抗しようとする。その結果、低価格・低賃金なのに過剰サービスという単純な行動ファイナンスでは解析不能な現象が起きているのだ。何故、解析が不能なのかというと『従業員のモラルハザード』

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  • 土屋トカチ監督作品『フツーの仕事がしたい』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    土屋トカチ監督作品『フツーの仕事がしたい』といえば、近年話題となった労働ドキュメンタリーの傑作として有名ですが、今回旬報社からDVD BOOKとして発売され、わたくしにもお送りいただきました。 http://www.junposha.com/catalog/product_info.php/products_id/730 >皆倉信和さん(36歳)は根っからの車好き。高校卒業後、運送関連の仕事を転々とし、現在はセメント輸送運転手として働いている。しかし月552 時間にも及ぶ労働時間ゆえ、家に帰れない日々が続き、心身ともにボロボロな状態。「会社が赤字だから」と賃金も一方的に下がった。生活に限界を感じた皆倉さんは、“誰でも一人でもどんな職業でも加入できる”という文句を頼りにユニオン(労働組合)の扉を叩く。しかし、彼を待っていたのは、会社ぐるみのユニオン脱退工作だった。生き残るための闘いが、否が応

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  • 結婚を諦めている原発作業員 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ニフティニュースから、もとは英紙インデペンデントの記事のようです。 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yucasee-20110728-8413/1.htm(福島第一の20代作業員「彼女に仕事は内緒」) >英高級紙インディペンデントに、東京電力福島第一原発で作業員として働く20代の男性「ワタナベ・アツシさん」(仮名)がインタビューに応じ「結婚はあきらめている」と命がけの作業に従事する心境を生々しく語っている。 ワタナベさんは下請企業の正社員として働いており、月給は18万円。現在は昼飯手当として1日1000円が支給されるようになったそうだ。命がけの過酷な作業に従事しているにしては、あまりにも薄給といざるを得ないか。・・・ >そうした作業は終わりが見えず、「結婚はあきらめている。もしも彼女に仕事のことを話したら、将来の健康、子どものこと、色々と心

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  • 仕事ない・・・・訓練の場もない 80施設全廃 求職者に打撃@読売新聞 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日の読売新聞15面は、大津和夫記者の正義感あふれる記事です。 題して「仕事ない・・・・訓練の場もない 80施設全廃 求職者に打撃」 >政府は、全国約80カ所ある国の地域職業訓練センターを、来年3月までに全廃する方針を示している。完全失業率が5%を超える雇用情勢が続く今、国による公共職業訓練の見直しが妥当かどうか、揺れる現場を訪ねた。 新卒3年扱いなどという枝葉には過剰に反応するくせに、こういう一番大事なことには鈍感で、職業訓練を「ムダ」としか認知できない愚昧な政治家や学者やマスコミ人が多い中、大津記者のセンスはひときわ光ります。 >「仕事も少ないのに、訓練の場までなくなるんですか」と、北海道の苫小牧地域職業訓練センターに通う苫小牧市の男性(31)。・・・「センターがなくなれば、高いお金を出して民間の講座を受けるしかない」とうなだれた。 こういう一番求められていることを「ムダ」としか認知で

    仕事ない・・・・訓練の場もない 80施設全廃 求職者に打撃@読売新聞 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    frivolousman
    frivolousman 2010/10/19
    「社会復帰したいニート」には一番良いのが職業訓練(コミュスキルの復習・ゼロから社会関係構築)なんだけども。まあ棄民だからどうでもいいのかもな。
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