ボクシングを身近に感じてもらおうと、川崎市多摩区の川崎新田ジム(新田渉世会長)はマスコットキャラクターの着ぐるみ「ショープくん」を制作した。同ジムによると、全国に約280のジムがある中で、マスコットが作られるのは初めてという。 先月26日に市内で行われた、日本ライトフライ級チャンピオン黒田雅之選手=同ジム=の防衛戦などでお披露目。試合に臨む選手を花道で応援した。今後は地域のイベントなどに選手とともに参加し、ボクシングのファン層拡大に活用していく。 「ボクサーはリングの上では強く、リングの外では羊のようにやさしく」という新田会長の思いから、羊のキャラクターに。バンタム級の右利きで、必殺技は左フックという。 目標は、サッカーJ1の川崎フロンターレのマスコットで、日本マスコット級チャンピオン「ふろん太」を倒すこと。ただ、体が大きすぎてリングのロープをくぐれないため、当面は厳しいトレーニング