桐光学園・松井、号泣 土持ち帰らず「来年こそ日本一」…夏の甲子園 光星学院に完封負けし、号泣する桐光学園・松井(中)と、慰める捕手・宇川 ◆第94回全国高校野球選手権大会第12日 ▽準々決勝 桐光学園0―3光星学院(20日・甲子園) 甲子園の新ドクターKが、鮮烈な記録を残して聖地を去った。桐光学園(神奈川)の松井裕樹(2年)は、光星学院(青森)との準々決勝に先発。2季連続準優勝の強力打線から毎回&全員の15三振を奪ったが、両軍無得点の8回に3失点し惜敗。春夏通じて初の4強入りを逃した。それでも、大会新記録となった1回戦の22奪三振を含め、4試合連続2ケタKで歴代左腕最多(史上3位)となる68Kを記録。1試合平均17奪三振をマークした怪物左腕は、来年の日本一を誓った。 力も涙も出し尽くした。ネクストバッターズサークルで、松井は無情にもゲームセットを聞いた。ヘルメット姿で整列すると、感情が抑え
<全国高校野球選手権:光星学院3-0桐光学園>◇20日◇準々決勝 今夏最も甲子園を沸かせた男が、大記録とともに聖地を去った。桐光学園(神奈川)・松井裕樹投手(2年)はセンバツ準優勝の光星学院(青森)から15三振を奪い、4試合連続の2ケタKをマーク。史上初めて、同一大会で3度目の毎回奪三振を達成した。通算68奪三振は板東英二(徳島商)、斎藤佑樹(早実)に次いで歴代3位に浮上。6安打3失点で敗れはしたが、「最強ドクターK」は涙で来年の全国制覇を誓った。 こんなに号泣したのは初めてだった。ネクストバッターズサークルで終戦を見届けた松井は、支えがなければ立てないほど泣き崩れ、肩を震わせた。「行くぞ。お前はすごく頑張った」。先輩捕手の宇川の言葉に申し訳なさが込み上げた。 「ずっと引っ張ってきてくれた3年生に申し訳ない。後半体力が落ちていて。自分の力不足です」。互いに無得点の8回2死一、三塁。全国屈指
松井 甲子園に足跡残した 歴史館に“22Kボール”展示
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