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ブックマーク / jeremy.footballjapan.jp (26)

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 旅の終わり

    2010年3月30日、カザフスタン アルマトイより この記事の日付欄がすべてを物語っている…。私はいま、仕事でアルマトイにいる。周囲に見えるのは雪を頂いた山々、気温は氷点の少し上で、日サッカーは100マイル向こう…。 20数年前に初めて日を訪れ、1997年から2009年にかけてこの地で仕事をしてきたが、残念ながら、私のJリーグの旅は終焉を迎えた。同じように、日サッカーについて書いてきた連載コラムも。 Jリーグでは、発足から長年にわたって素晴らしい経験をさせてもらった。私は1993年の発足年に香港からたびたび日を訪れるようになり、やがて1997年から東京でフルタイムの仕事をするようになったのだが、今回、アジア・スポーツに関する私のキャリアをさらに高めるために、中国に移る決心をし、この11月に広州で開催されるアジア大会の開催準備、ならびに大陸全体にわたっての広報活動の仕事を、アジア・オ

    frontale_net
    frontale_net 2010/04/01
    ジェレミーさんがお仕事で日本を離れられたとのこと……。かなりの衝撃。等々力にもよくいらっしゃってました。 http://jeremy.footballjapan.jp/2010/04/post-671d.html(残念ながらエイプリルフールではないそうです。)
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 本田から生まれた数多くの選択肢

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 俊輔の復帰が日本を盛り上げるかも

    2010年2月22日:現在、日サッカーには盛り上がりが必要であり、中村俊輔がそれを提供してくれそうな雰囲気だ。ファン、メディア、それからひょっとすると選手たち自身も東アジアサッカー選手権での代表チームの低迷ぶりに意気消沈し、何か明るい材料、自尊心と自信を高めてくれるようなものを必要としている。 だから、スペインで期待に応えられなかったからという理由であっても、俊輔の帰国を歓迎するムードには変わりはなく、彼は帰ってきたヒーローなのである。 中村俊輔がセルティックを去る決意をした昨夏に彼の獲得に失敗したマリノスは、今度は同じ失敗を繰り返したくないだろうし、年俸や契約期間、契約金の交渉になれば中村サイドに席を蹴られないよう万全の体制を敷くだろう。契約はまだ成立していないが、両者が速やかな契約合意を望んでいるようなので、中村は余裕を持ってJリーグに帰り、試合に向けて体調を整えることができる。

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 不満の声が代表チームを鍛える

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    frontale_net 2010/02/10
    「代表の試合にやってくる観客のなかには、ブルーのウェアを身に着け、自分の贔屓選手を徹底的に応援するのが大好きな「ファッショニスタ」がかなりの割合でいることは周知の事実」あえてミーハーとは言わないのね。
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 稲本にも、岡田監督にもグッド・タイミング

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 努力や闘争心に勝るものはない

    2009年12月11日/香港発:私は日に長く居過ぎたのかもしれない。ときどきそう思うことがある。 例えば昨夜(木曜日)のこと。私は香港メディアの友人に、東アジア大会のサッカー準決勝、日本代表韓国戦の、土壇場での2-1の勝利についてどう考えているか尋ねてみた。私は彼から日本代表のフォーメーションや戦術、戦略に関する答えが返ってくると思っていた。しかし、彼はこう言った。 「日には感心したよ。最後まで諦めずによく戦ったからこそ、延長戦後半ロスタイムでゴールが生まれたんだ」。 思えば、これはごく当たり前の答えである。私は、こんな質問をしたことを恥じた。だが、これが日に長く滞在したことの代償なのかもしれない。試合の根的な要素である努力やハードワーク、チームワーク、そして前向きな姿勢、こうしたものをつい忘れてしまう。彼らU-20日本代表の勝利が、日でどれほど報道されているのか私には分からな

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: ディフェンスにバランスをもたらした稲本の起用

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    frontale_net 2009/11/19
    ジェレミーさんすげー、と思うのは、ちゃんと、「?」の後に、スペースを入れているところ。これ、ちゃんとやってないライターの人が多いのに。(特にネット系の人は)
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 阿部のフリーキック、憲剛の安堵

    2009年10月7日:この週末は、2人の日本代表選手の姿に目を奪われた――一人はその鮮やかなフリーキックのゆえに、もう一人は芝生を手で打ちつけてチームメートの貴重なゴールを祝福する姿によって。 最初は土曜日の埼玉スタジアム2002。古巣のジェフユナイテッドとの試合で決めた阿部勇樹(浦和)のフリーキックが脚光を浴びた。ゴールまで20メートルの距離。阿部の前には5人の壁が立ちはだかっており、壁の中央には青木、福元、巻が立っていた。 ディフェンスの壁には、しっかりと体を密着させていないために隙間があるものや、あるいは選手が目を閉じたり、ボールに首をすくめたりするものもあるが、今回のジェフの壁はしっかりと体を密着させ、ボールをブロックしようと高くジャンプしていた。 それでも阿部の蹴ったボールは壁の右上を通過し、岡が守るゴールのニアサイドを破った。それまで岡は一連のプレーで素晴らしいセーブを連発

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    frontale_net 2009/10/08
    「面白かったのは、ゴールの祝福現場からかなり離れた場所にいた中村憲剛のリアクションだった。彼はハーフライン近くで膝を折り、安堵のあまり芝生を手で打ちつけていたのだ」
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: カップ戦の攻防

    2009年9月5日:今年の川崎フロンターレは、間違いなく何らかのタイトルを獲るだろう。水曜夜に等々力で行なわれたナビスコカップ準決勝の第1戦、彼らは横浜F・マリノスを2-0で破り、決勝進出に向け好調のようだ。また、リーグ戦でも来週土曜日に鹿島に勝てば、アントラーズとの差が4ポイントとなり優勝争いが一段と白熱しそうである。そしてさらに、9月23日には東京・国立競技場で名古屋グランパスエイトを相手にAFCチャンピオンズリーグの準々決勝・第1戦を戦う。そして最後に、もしも誰も天皇杯を忘れていなければ、リーグシーズン終了から4週間後に決勝戦が行なわれる。すなわち、フロンターレは4つのタイトル争いをしているということになる。 水曜の等々力での試合は面白かった。とりわけ終盤の20分、マリノスが何とかアウェーゴールを挙げようと選手をどんどん前線につぎ込んでいったこと。途中出場の狩野健太は巧みなパスや正確

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: フロンターレ“A”チーム、ミッション完了

    2009年7月31日:まずは鹿島の素晴らしいパフォーマンスを堪能し、そしてその後……。 それにしても、水曜夜の、等々力での試合は素晴らしかった。フロンターレが第1戦の0-1の敗戦を跳ね返し、3-0の勝利を収めてナビスコカップ準決勝進出を決めた。90分を通してすべてが鹿島のプラン通りに進んでいた。彼らはとても良いプレーをし、フロンターレを抑えるだけでなく、自らのチャンスも作りだしていた。後半は時計が止まるようなハプニングも少なく、4分のロスタイムはフロンターレに対してやや気前が良すぎるような気がしたが、それでもアントラーズは手を緩めることなく攻め続けた。アントラーズのコーチの一人がベンチ前で手を振り、選手たちに残り4分であることを知らせ、誰もが試合終了のホイッスルを待っていた。 だが、ホイッスルは吹かれず、そして誰もが予想していなかったことが起きた。ジュニーニョが、なんと同点ゴールを決めたの

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: ブラジル人選手はプロ入り前に何本のクロスを上げるのか

    2009年7月18日:先日、シンガポールのボート・キーをぶらついていた時のこと。川沿いのとあるバーの外にある3台のテレビに映し出されたサッカーゲームの歓声とカラフルな映像に、私の目は釘づけになった。スタジアムの照明に照らされた鮮やかな緑のピッチを赤いユニフォームが攻め上がり、湧きおこる歓声。そして、バーの外で試合を見ている通りすがりの人々の拍手、どよめき。最初は、シンガポールのファンのためにマンチェスター・ユナイテッドの試合をリプレイで放映しているのだと思った。しかし近付いて見てみると、喜ばしくも驚いたことに、それは、さいたまスタジアムで行なわれていた浦和レッズ対サンフレッチェ広島のライブ映像だった。 フットボールチャンネルの放送だったのだが、私は最後の20分――高原がボールをスルーしてエジミウソンが1-1の同点弾、高原へのストヤノフのファウルで得たPKはエジミウソンが外した。そして、ポン

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    frontale_net 2009/07/21
    「この統計がブラジルサッカー協会から出たというのはあまりにもバカげているし、その統計を、JFA会長ともあろう人物が、Jリーグを非難するために使うというのもおかしな話だ」ジェレミーさんだから書ける事なのかな
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 天皇杯再生には思い切った改革が必要だ

    2009年7月11日:日サッカー協会(JFA)が、天皇杯の改革を検討しているそうだ。ここ数年にわたり改善の必要性が取りざたされていたので、それはとても良いことだと思う。 最新のプランは、Jリーグの全36チームがセカンドラウンドからトーナメントに参戦するというもので、これまでよりJ2チームは1ラウンド、J1チームは2ラウンド早く登場することになる。これについては7月17日に、9月に始まる第89回天皇杯に2ヶ月先駆け最終決定がなされる。 協会は、参戦を早めることによって、思わぬ番狂わせが起こるなど早いラウンドから注目が集まるよう願っている。しかし逆に、Jリーグのチームが早々に敗退し、元旦の天皇杯決勝の4週間も前の12月5日に、リーグ戦終了とともに休みに入ってしまうチームが増えるという冷淡な見方もある。 そしてさらに、大きな問題がまだひとつ残されている。それは、天皇杯が選手やファンがサッカー

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 大分よ、故障選手のシャツを持ち込むな!

    2009年7月7日:大分トリニータに同情するのは簡単だ。順位表の一番下に張り付いたままだし、たくさんの故障者も抱えている。問題は彼ら自身が自分たちを憐れみすぎているということで、変える必要があるのは監督ではなく、気持ちなのである。 2週間前、等々力球技場で私は前記のような印象を抱いた。川崎フロンターレとの試合は、予想通り大分の負けだった。 選手たちがキックオフ前のウォームアップをしているとき、アウェーチームのベンチはまるでスポーツショップのようで、さまざまなトリニータのシャツが番号順に、すべてきれいにハンガーにかけられた状態で陳列されていた。最初、私はこれらのシャツは先発メンバーのシャツだと思った。キックオフの際に着るシャツを干しているのだと。しかし、実際のところ、それらのシャツはそこにいない選手、つまり故障欠場中の選手たちのもので、そのようなシャツがベンチの端から端までかけられていたので

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    frontale_net 2009/07/10
    ……同じ試合でジェレミーさんと同じようなことを思ってました。言葉を選ばないで言うと、墓標が並んでるみたいに見えた。(前から大分がそういうことをしているのは知ってますが、チーム状況がこんなだと……)
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: 日本勢対決の良い面

    2009年7月1日:なんとも残念なことに、川崎フロンターレと名古屋グランパスがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝で対戦することになってしまった。UEFAチャンピオンズリーグで、イングランドのチーム同士が戦うときと似たような気分である。求めているのは何か目新しいもの、たとえば他の国のチームを相手にするという新しい刺激であり、毎週のリーグ戦で見られるような組合せではなかったはずなのに。 私自身も、月曜日の抽選ではJリーグ同士の対戦が回避され、日の2チームがともに準決勝に進める可能性が残されればいいのにと思っていた。もっとも、そうなれば日のチームがどちらも、11月7日に東京の国立競技場で行なわれる決勝どころか、ベスト4にも進出できないかもしれない。ただし、Jリーグのチームを信頼していたし、自信もあったので、そのようなチャンスに賭けたいというのが実感だった。きわめて現実的な見方をす

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: クラシックな“クラシコ”

    2009年5月26日:土曜日の午後、味の素スタジアムでの“多摩川クラシコ”は、その名に恥じない内容だった。このイベントは、東京スカパラダイスオーケストラによる「You'll never walk alone」のノリの良い演奏で始まり、川崎フロンターレが勝点3を獲得、さらにはFC東京の城福監督が怒り狂ったりと盛り沢山。 “JFK”こと城福監督は審判団に対してカンカンに怒っており、勝敗に関わる二つの重大なジャッジのせいでチームが2-3で敗北したと感じていた。 重要なジャッジの一つ目は、ブルーノ・クアドロスが鄭大世(チョン・テセ)のシャツを引っ張ったときのもので、反則があったのはペナルティエリアの内側ではなく外側だったのだから、レフェリーはPKではなくフリーキックを与えるべきだった、というのが城福監督の主張だ。二つ目は、フロンターレが2-2の同点に追いつくきっかけとなったフリーキックが不当である

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: AFC総会。これまでの流れに逆らうサルマン氏

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: MVPは関塚監督!?

    2009年5月1日:試合後の選手と監督の採点表を見るのは、いつだって面白い。しかし、水曜日の川崎フロンターレ対京都サンガ戦のそれには、とりわけ目を奪われた。それというのもエル・ゴラッソのマン・オブ・ザ・マッチで、10人中8人がフロンターレの監督、関塚隆を選んでいたからだ。 賛否は敢えて問わずにおくとして、関塚監督自身はきっと少々照れていることだろう。ただし彼の選手起用、そして交代がチームをよみがえらせ、さらに試合が進むにつれてチームに活力を与え、その結果、4-1の勝利に繋がったのだ。 0-3とリードを許した京都が最も見たくなかった鄭大世に代わりトップで出場した矢島卓郎は特に良いプレーを見せ、今季初ゴールを決めた。63分(後半18分)、フロンターレお得意のカウンター攻撃からの素晴らしいゴールで、急速にチームが崩壊しはじめた京都にとどめを刺す1発だった。 ヴィトール・ジュニオールの京都ディフェ

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    frontale_net 2009/05/05
    うん。大胆な選手変更に加えて、菊地をCB起用したのは素晴らしいと思った。だから……ね。orz この試合、ジェレミーさんも等々力で見かけました。バナナ貰って帰ったかな?
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: オーストラリアから学べ!

    2009年4月25日:日のクラブチームのレベルが、もしもオーストラリアのチームにとって目標とするレベルにあるというのなら、同時に、オーストラリアは日のチームの成長に一役かっているとも言える。技術的な面ではそれほどではないだろうが、体力的な面や精神的な面では間違いない。だからこそ、これら二つの異なるスポーツ文化のクラブ、そして国際レベルでの対決は面白い。先週のAFCチャンピオンズリーグの2試合も例外ではなかった。 火曜夜、土砂降りの等々力スタジアムで憲剛率いる川崎フロンターレは、苦戦の末、2週間前はアウェーで5-0と粉砕したセントラルコースト・マリナーズを2-1で破った。今回のマリナーズは驚くほど良くなっており、試合開始とともに積極果敢なスライディングタックルを繰り返し、ウェットなコンディションを楽しんでいるように見えた。当たりも、Jリーグで普段見られるものより強烈でヘビーだった。しかし

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    frontale_net 2009/04/28
    当たり強くなれ、ってのは同意だけど、怪我しちゃダメだし。つか、フロンターレの選手はホームでもアウェーでも当たり負けてはいませんでしたよ。その辺がフロンターレがACLに強い理由のひとつだと思うんだけど。
  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: ブーイングを浴びるまでに成長したチョン・テセ

    2009年4月7日:相手チームの選手にブーイングを浴びせるファンというのも、あながち悪いものではない。通常、こうした状況が意味するのは、ブーイングの対象となっている選手が良い選手であるとファンに認められている(ともすると恐れられている)ということであり、その選手が自分の応援するチームにいれば…とファンが思っているのは間違いない。 他方、相手チームのファンに無視され、選手紹介でもなんの反応も示されない選手は、関心を引くような特別な何かを持っていないということでもある。つまり、ブーイングを浴びるかどうかは、その選手への評価を知るための興味深い尺度なのである。 たとえば、鄭大世(チョン・テセ)。 川崎フロンターレに所属する、がっちりした体格のこの北朝鮮国籍のフォワードは、Jリーグでも屈指の個性派であり、アジア・サッカー界でもトップクラスの選手に成長しつつあるため、相手チームのファンからのブーイン

  • ジェレミー・ウォーカーのA View From A Brit: アジアサッカー界の裏側

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    frontale_net 2009/03/18
    この間の遠藤の話といい……。