いきなり人っ子一人だけしかいなくなった街をさまよう少女ミヤコ。彼女はフラミンゴ化した少年オンノジとボーイミーツガール。 人間と喋る動物の奇妙な共同生活が幕をあける。 実際にミヤコと同じ状況になった場合のことを、いろいろと考えさせられた。自分だったら、とりあえず一生分の食糧を確保して安心しようとする予感。長期自給体制の確立! 何故か電気が来ているので、冷蔵庫も動くはずだし、保存食で最期までなんとかなるはず。 しかし、電気が来ているってことは、変な場所で人知れず火事が起こって、それに巻き込まれる可能性もあるわけで結構こわい。そんな事いちいち心配する前に、世界の秘密に迫らなければならない気もするが――漫画を手当たりしだいに読んで続きが読めないことに絶望しなければならない気もする。なんて恐ろしい世界だ! 最終的にオンノジが人間に戻っていることには驚いた。本当に何でもできるミヤコにとっての魔法使いな
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