2019年2月28日の日経新聞一面に「可処分時間の争奪戦」について書かれた記事が載っていた。 北欧エストニアでは電子化が進んでいて、税の申告から処方箋の発行まで公的手続きの99%がオンラインで済むのだという。 その結果、役所仕事で年間1400時間分の時間の余裕が生まれたそうだ。 どんな人にとっても、1日は等しく24時間。 ITによって時間あたりの生産性を高めることにより、新たな価値を生む「可処分時間」を増やし、奪い合う動きが広がっている。 この記事を読んで、午前中までせこせこと確定申告書を作っていたことを思い出した。 我が国のIT化はどうなっているのだ? 確定申告書をセブンイレブンで印刷し、ハンコを押して、マイナンバーや免許証の写しをノリで貼り付けて提出する。 税務署の人は本当に親切で、質問にも丁寧に答えてくれて本当にありがたかった。 彼らは全く悪くない。むしろ大好きだ。 しかし紙の書類を