@munepixyz さんが「空集合を \emptyset ではなく、「\phi」と入力してくるTeX原稿が結構ある。なんでやろう? #TeX」とつぶやいておられたので,ちょっと調べてみた。 まず,Unicodeの ∅ (EMPTY SET, U+2205) は,多くのフォントでは円+斜め45度の線の字形だが,ゼロ+斜線の字形もある。 TeX以前の本をいくつか調べてみた。 『岩波数学辞典』第3版はϕ(ファイ)に近い字形:
* PowerPoint から LaTeX 用の EPS ファイルを全自動で生成する [ppt2eps] 3 users 最近,というかもうここ数年はずっと,LaTeX で作る原稿用の図は (グラフや写真は別として) ほとんど PowerPoint で描いている.ベストな選択だとは思わないが,利便性のバランスが一番取れていると思う (主として,似た図の使い回しの面で). ところで,PowerPoint の各スライド (= 各ページ) の図を EPS にする作業は,普通にやるとそこそこ面倒である.それを全自動化しようというがこの記事の話.具体的には,make コマンド一発で EPS の生成から TeX ファイルのタイプセットまで全自動で実行できる.もちろん,PowerPoint のあらゆる機能を試して問題が起きないか確認したわけではないので,ご注意願います. 動作原理の本質的なところは,以下
そろそろ修論を書こうかと思ったら、いつのまにかLaTeXやEmacsの設定をしてました。こういう日もあっていいよね。 要約 hyperrefパッケージを使うと、目次をクリックできるようになるよ colorパッケージを使うと修正点を分かりやすくできるよ anything.el + imenuを使うと、特定の節への移動が楽だよ hyperrefパッケージによるハイパーリンク機能 目次から、その項目まで移動するのが面倒です。 ですので、hyperrefパッケージを使って、目次にハイパーリンクを貼りました。目次をクリックすると、その項目まで移動できます。 % プリアンブルに追加する \usepackage[dvipdfm, colorlinks=false, bookmarks=true, bookmarksnumbered=false, pdfborder={0 0 0}, bookmarkst
世の中的にはTeXが流行ってるのかな。どうなんだろう。 学科の修論テンプレートはもちろん LaTeX のスタイルファイルだったが、それと見た目そっくりな Word テンプレートを作って、Word で修論を書いた。 (snip) いまだに学生は TeX で論文を書いているらしいというのを小耳にはさんだ。 僕が TeX を使うのを辞めた3つの理由 - ++C++; // 管理人の日記 この状況はうちでは逆なんだよね。大抵みんなWord。卒論にTeXを使っている人なんかは数十人に一人見た程度。 外部に論文を投稿するときでもTeXテンプレート無しなところもあったし、どっちが普通なのかは未だに分からない。 自分も本格的にTeXを使っているわけではなくて最初はちょっと試してみた程度だったし今も詳しくないが続けているのはそれなりの理由があるので書いてみる。 使い慣れたバージョン管理ツールが使える これが
auto-complete-latex.el は auto-complete.el の LaTeX 向け拡張です。 インストール bitbucket: auto-complete-latex.el version 0.1.3 から auto-complete-latex.el をダウンロードし、load-path の通ったディレクトリに置きます。そして、.emacs に次のように書きます。 (require 'auto-complete-latex) Tips キーワードの追加 .emacs に次のように書きます。 (setq ac-l-source-user-keywords* '("aaa" "bbb" "ccc")) 情報源の追加 auto-complete-latex.el 内で定義されている情報源は以下の六つです。 情報源 内容 ac-l-source-user-keywords
「必要性がないけど、ちょっと便利かも」というレベルのものを導入する際の最大の関心事は「今出来ることが新しい環境でも出来るかどうか」で、 もっと細かく言うと「新しいメリット」だけでは人を動かすには十分ではなく、「現状のメリットの保証」も必要であると思う。 何の話かというとTeXの話なのだけど、相変わらず大したこと無い話を小難しい話に持って行く奴である。 で。論文を書くのに(今更)本格的にTeXを使い始めてみたんだけどこれがすごい便利で。なんで今までWordを使っていたのか*1。いや導入が面倒くさそうだったからだし、実際面倒くさかったけど、それを補ってあまりある快適環境が出来ている。嬉しい。 改ページや図の挿入位置。自分でいちいち考えたり、追記して全部ごっそりズレたのを一つ一つ直す必要が無く、好き勝手に書いてコンパイルすれば、いい感じの位置に整えてくれる。賢い!加えて本体の.texはテキストな
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YaTeX - TeX Wiki より. yatexlib.el,yatex.el,yahtml.el を書き換え. diff -u yatex1.72.zq/yahtml.el yatex/yahtml.el --- yatex1.72.zq/yahtml.el 2005-08-22 23:55:30.000000000 +0900 +++ yatex/yahtml.el 2005-11-11 18:44:22.000000000 +0900 @@ -46,7 +46,8 @@ ;;; ;;; .htaccess が作れない場合は ;;; (setq yahtml-kanji-code 2) -;;; ;HTMLファイルの漢字コードを変更する場合は 1=SJIS、2=JIS、3=EUC +;;; ;HTMLファイルの漢字コードを変更する場合は +;;; ;1=SJIS、2=JIS、3=E
『数学ガール/フェルマーの最終定理』の校正の都合上、LaTeXのソースからすべての \command を抽出するスクリプトを書きました。 # find_tex_commands.rb require 'pathname' commands = Array.new Pathname.glob("*.tex").each do |file| open(file, "r") do |f| f.each_line do |line| line.scan(/\\[a-zA-Z]+/).each do |c| next if commands.include?(c) commands << c end end end end print commands.sort.join("\n") 実行結果はおおよそ以下のようになります。 > ruby find_tex_commands.rb \LaTeXe \
Kileとは何か。一言でいえば、LaTeXドキュメント・レイアウト・システムの統合開発環境と考えればいいだろう。Kileを通してLaTexを使う場合、この大規模なマークアップ言語を隅から隅まで覚える必要がない。かと言って、LyxのようにLaTexの複雑さをすべてグラフィカル・インタフェースで包み隠してくれるというわけではない。Kileではマークアップは表に現れるのだ。しかし、KileはLaTexを使う手順を自動化してくれる。この程の良さが、Kileをして、初心者がLaTexを学ぶ際の理想的な場であると同時に、LaTexが使える人にとっても便利で効率的なツールにしているのだ。 KileはKDE向けで、主要なディストリビューションであれば、それぞれのリポジトリーから直接入手可能。ただし、DVI、PostScript、PDFなどKileでよく使われている便利なファイル出力形式のドキュメントを表示
プレゼンテーションで使うスライドショーは本質的にグラフィカルな構成となるので、その作成をGUI系プログラムで行うという発想はごく当然のことだろう。ところが最古参に分類される簡単なGNU/Linuxツールの中にも、効果的なスライドショー作成に耐えるプログラムが存在しているのだ。それがLaTeX Beamerという機能拡張であり、よく知られたテキストベースの組版処理システムLaTeXにこの機能拡張をインストールすることでPDF形式のプレゼンテーションファイルが作成できるようになる。もっともLaTeX Beamerを本格的に使いこなすにはかなりの習熟を必要とするが、スライドショー作成に限定するのであれば、ごく少数の基本操作をマスターするだけで済んでしまう。 メジャーなディストリビューションであれば、伝統的にLaTeX本体はデフォルトでインストールされるようになっている。一方のBeamerは、追加
数学ガール最新作、テトラちゃんとハーモニック・ナンバーに出てきた、反比例・調和数・対数関数のグラフを描くLaTeXのソースを生成するRubyスクリプトを作ります。 まずは、p.21, p.22に出てきた反比例と調和数のグラフ(make_invx_graph.rb)。 #!/usr/local/bin/ruby -Ks def output(lower) scale = 1 width = 15 height = 80.0 limit = 7.0 puts '% y = 1/x' print <<'EOD' \begin{figure}[h] \begin{center} \unitlength=1mm \begin{picture}(100,100)(0,0) \thinlines \put(0,0){\vector(1,0){100}}\put(101,0){$x$} \put(0,0)
あべのりページ 作ったもの,書いたもの,その他 作ったり書いたりなどなどしたものを列挙.適度に見たり使ってくれたりしたら幸いです.これはまずいだろというのは阿部紀行または掲示板まで. 秀丸マクロ 秀丸マクロのページをご覧ください. 間違ったことが書いてないという保証などない. なんでもセミナーメモ なんでもセミナーのメモ.正規表現に関して. [PDF] PaPaゼミメモ 非決定性,論理における非決定性,が題だったと思う. [PDF] 好きなものセミナーメモ Iwasawa-Tateの方法によるDedekind ζ関数の関数等式の証明. [PDF] なんでもセミナーメモ3 GLの最高ウェイト理論とその簡単な例. [PDF] 詳しい説明は専用のページかリンクしてあるreadme.txt参照.Windows用のアプリケーションはWin 2000/XPで動作確認をしていますが,それ以外で動いたとか
そろそろ卒業論文のシーズンです。物理や数学の専攻ではLaTeXで書かれる方も多いでしょうか。これからLaTeXをはじめる方には、つぎの(オンライン)書籍が参考になりそうです。 好き好きLaTeX2e初級編 先日、書店で『学生・研究者・技術者のためのLaTeXを用いた論文作成術』という本をみかけました。ちょっと手に取って読んでみると、なんと「この本はGNU FDL で発行されています! もちろん印税免除で. . . .」と書かれていました。書籍に示されていたURLにあったものが、上のものです。 「ソフトウェアのマニュアルというのは,そのソフトウェアと同等のライセンスで公開されているべき」という著者の考えは 好き好きシリーズ執筆秘話 に記されています。LaTeXで論文を書く方には強い身方ですね。
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