東京大学デターレゼボワール実験グループは11月27日、スーパーコンピュータ関連の国際会議「Supercomputing 2009(SC09)」の「バンド幅チャレンジ」において、「インパクト賞」を受賞したと発表した。 同グループは、米国ポートランドと東京大学間で長距離ネットワーク・データ転送実験を実施し、家庭用PCでFirefoxを遠距離用に改造したWebブラウザ「UsadaFox」を用いて日米間のデータ転送を行うことで、通常のFirefoxを用いた場合の性能の1,000倍である6.5Gbpsを達成した。 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 平木敬教授 同グループを率いる東京大学大学院情報理工学系研究科教授の平木敬氏は、「研究機関など特定の人だけでなく、誰もが10GBネットワークを利用できるようにするための技術を開発したかった。そのために、通常のPCの"サイズ"、"価格"、"使い勝手"を実