ブックマーク / realsound.jp (17)

  • 上原ひろみはなぜ世界のトップ・プレイヤーであり続けるのか? 柳樂光隆が新作『SPARK』を分析

    上原ひろみ『SPARK』が、全米ビルボード・ジャズ・チャート(4/23週付)において初登場1位を獲得した。アルバムは、総合ジャズ・チャートに加えて、トラディショナル・ジャズ部門でも首位を獲得。同部門で1位を獲得したのは日人アーティストとして初の快挙だ。とはいえ、このニュースを聞いても、「あ、まだ1位取ってなかったんだ」くらいにしか思わなかったのが正直なところだ。上原ひろみなら、もう一位は取っているものだと当たり前のように思っていた。 例えば、2011年には、上原が参加したトップ・ベーシスト、スタンリー・クラ―クの『THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI』が第53回グラミー賞のベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバムを受賞しているし、2013年にはジャズにおいて最も権威のある雑誌ダウンビートの表紙を飾っている。これは秋吉敏子以来で33年ぶりのことだ(ちな

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    fugufugu 2016/04/23
  • パスピエが提示する、リズムの“新モード”とは?「『四つ打ちの中で新たな解釈を生み出さないと』と危機感が生まれた」

    パスピエが提示する、リズムの“新モード”とは?「『四つ打ちの中で新たな解釈を生み出さないと』と危機感が生まれた」 パスピエが、9月9日にメジャー3rdアルバム『娑婆ラバ』をリリースした。同作はアニメ『境界のRINNE』(NHK系)のオープニング・エンディングにそれぞれ起用されたシングル表題曲「トキノワ」「裏の裏」など12曲を収録。バンド全体がさらにビルドアップされていることを感じさせるバラエティに富んだ内容に仕上がっている。 リアルサウンドではこれまで、バンドの中心人物・キーボードの成田ハネダと、パスピエの特徴の一つであるアートワークや歌詞を手がけるボーカルの大胡田なつきに話を訊いてきたが、今回はメンバー全員にインタビューを行なった。パスピエが同作で挑戦したことや、5人それぞれが思う“パスピエらしさ”、バンドが向き合ったストレートな表現について、存分に語ってもらった。 「結局のところ、この

    パスピエが提示する、リズムの“新モード”とは?「『四つ打ちの中で新たな解釈を生み出さないと』と危機感が生まれた」
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    fugufugu 2015/09/13
  • 日本人は「演歌のリズム感」から脱却したか? コンサートの手拍子について考えた

    音楽リスナーのリズム感って、すさまじく変化したんだなあ。 と、実感した出来事があった。昨年の暮れ、2014年12月16日&17日に横浜アリーナで行われた星野 源のライブ、その2日目=17日の方でのことだ。 編全22曲中の21曲目に「夢の外へ」をやったのだが、その時、超満員のオーディエンスほぼ全員のハンドクラップが、ちゃんとスネアの位置に入っていたのだ。 いわゆる「裏」ということになるのか。「夢の外へ」は、「♪スッタンスッタン」というドラムの、とてもテンポが速い曲だ。うちのBPMカウンター付きCDJで再生してみたところ、平均BPMは113前後(中盤の3拍子になるところを除く)。これ、半分で計測しているから、2倍にすると226くらい、ということになる。 そんな速い曲なのに、その「♪スッタンスッタン」のうちの「スッ」じゃなくて「タン」の方で手拍子を打っているのだ、横浜アリーナをびっしり埋

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    fugufugu 2015/07/06
  • テイ・トウワが語る、トレンドを超えた音楽の作り方「アンテナが錆びてても必要な電波は入ってくる」

    テイ・トウワが通算8枚目となる新作アルバム『CUTE』を7月29日にリリース、先行配信を7月1日よりスタートする。細野晴臣、高橋幸宏、砂原良徳、LEO今井、UAなど多彩なミュージシャンを迎えて制作された同作は、まさに“CUTE”と形容したくなる繊細かつ魅惑的なダンスミュージックが展開されている。今回は、音楽評論家の小野島大氏がテイ・トウワ人を直撃。アルバムの制作背景や軽井沢での生活、自身のDJスタイルやリスナーとしての感覚に起きた変化などを語ってもらった。(編集部) 「今までと同じスキームでいいのか疑問を持った」 ――今回、マスタリング・エンジニアが新しい人なんですね。 テイ:そうです。『LUCKY』(2013年)とその前の『SUNNY』(2011年)『BIG FUN』(2009年)は、ニューヨークのステアリング・サウンドのグレッグ・カルビとやってました。もともとはジョン・レノンやトーキ

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    fugufugu 2015/07/02
  • テイ・トウワ、真価発揮の新アルバム『CUTE』完成! 小野島大が音楽的背景を読み解く

    テイ・トウワの通算8枚目となる新作アルバム『CUTE』が完成、7月29日にリリースされることが決まった(先行配信は7月1日より開始)。細野晴臣、高橋幸宏、砂原良徳、LEO今井、UAなど多彩なミュージシャンを迎えて制作された作では、まさに“CUTE”と形容したくなる繊細かつ魅惑的なダンスミュージックが展開されている。今回ご紹介するのは、音楽評論家の小野島大氏が、テイ・トウワ人に行なった取材をもとに作の魅力や背景について詳しく論じたオフィシャル記事。リアルサウンドでは後日、インタビューの完全版を掲載する予定だ。(編集部) テイ・トウワの8枚目のアルバム『CUTE』を聴く。 音が弾んでいる。軽やかである。踊るような足取りでどんどん前に出てきて、自在に空間を行き来している。自由奔放であり、風通しがよく、開放的で、かつ緻密に計算されたレイヤード音響が構成されている。なによりPOPであり、MO

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    fugufugu 2015/06/04
  • 細野晴臣が京都精華大学で特別講義 自身の土台を作ったテレビ文化と、音楽史の「特異点」を語る

    細野晴臣が1月20日、京都精華大学にて特別講義を行った。細野は同大学で2013年度に開設されたポピュラーカルチャー学部で客員教員をつとめており、これまでにも「いい音楽とは何か」「どういった音を求めるか」など、第一線で活躍してきたミュージシャンならではの視点で教壇に立ってきた。2015年最初の特別講義となる今回は、自身の“土台”を作ったテレビ文化の話や、音楽史における「特異点」について語った。 細野によると、音楽史的に「特異点」と思われるアーティストでも、名前が広く知られたり、後世に残ったりするとは限らないという。「考古学のように音楽という地層をもぐっていくと、そうした音楽に出会えます。今は聴く手段が増え、便利な時代になりました」と話し、近年は古い音楽を探って聴いていることを明かした。 細野が時代に「特異点」をもたらした人物として名前を挙げたのは、「とんねるず」「ザ・ピーナッツ」の名付け親と

    細野晴臣が京都精華大学で特別講義 自身の土台を作ったテレビ文化と、音楽史の「特異点」を語る
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    fugufugu 2015/03/21
  • ヒャダインが明かす、人気音楽作家となるまでの日々「動画サイトで自分は間違っていないと確認できた」

    音楽を創る全ての人を応援したいという思いから生まれた、音楽作家・クリエイターのための音楽総合プラットフォーム『Music Factory Tokyo』が、ヒャダインのスペシャルインタビューを公開した。 同サイトは、ニュースやインタビュー、コラムなどを配信するほか、クリエイター同士の交流の場を提供したり、セミナーやイベント、ライブの開催など様々なプロジェクトを提案して、未来のクリエイターたちをバックアップする目的で作られたもの。コンテンツの編集には、リアルサウンド編集部のある株式会社blueprintが携わっている。リアルサウンドでは、今回公開されたヒャダインのインタビュー前編を紹介。同記事では、歌手としてもメジャーデビューする一方で、ももいろクローバーや郷ひろみなどの幅広いアーティストを手掛け続けている彼に、作家を目指したきっかけや影響を与えた音楽、多忙な毎日の過ごし方などについて話を訊い

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    fugufugu 2015/03/11
  • 『ニッポンの音楽』が描く“Jポップ葬送の「物語」”とは? 栗原裕一郎が佐々木敦新刊を読む

    「史観」という言葉がある。「唯物史観」であるとか「自虐史観」であるとか、音楽の場合だと「はっぴいえんど史観」であるとか、歴史に対するときに採られる見方や立場、価値判断のことだ。これが極端に偏ると、捏造に基づく偽史や、悪い意味での歴史修正主義に陥ったりするわけだが、無数にある史実のどれを選び、どう評価するかということだけでも、史観は自動的に生じてきてしまうものではある。学校の歴史教科書にも史観はあるし、たとえば、あらん限りの資料を渉猟し、できうる限りそれらをそのまま提示して、1968年という「政治の季節」を実証的に丸ごと描き出そうとした小熊英二の『1968』にだって史観は存在している。 結局、人それぞれに史観はあり、史観の数だけ歴史はあるわけで、主観と客観は史観の強弱のグラデーションでしかないということもできるだろう。 歴史を描こうとする者は、このグラデーションの幅のどこかに自分を置くことに

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    fugufugu 2015/01/03
  • 小室哲哉のDigitalian論 ーーデジタル時代の新型フェス『THE BIG PARADE』で聞けた本音とは?

    ふくりゅうの『小室哲哉とテクノロジーの30年間 - I am a Digitalian』レポート 2014.09.25 10:00 9月12日~15日、日初のデジタル時代の新型ミュージック・フェスティバル『THE BIG PARADE』が、代官山エリアにて開催された。 アメリカTwitterブレイクのきっかけとなったイベント『SXSW』の日版とでもいうべき画期的フェス『THE BIG PARADE』。日上陸前の音楽配信サービス『Spotify』や、海外『Billboard』などのメディア、さらにU2をはじめ、数々のヒットを生み出してきたビッグプロデューサーであるスティーヴ・リリー・ホワイトなど、様々なクリエイターを交えてのビジネスや文化論を伝えるトーク・セッションはもちろん、アーティスト自身による基調講演(スピーチ)が注目を集めた。 アーティストには、佐野元春、☆Taku Taka

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    fugufugu 2014/09/25
  • 全日本プロレスからアメリカWWEまで……プロレステーマソングの歴代名曲まとめ

    プロレスというエンターテイメントにおいて各選手のテーマソングは、大きな楽しみのひとつだ。テーマソングが鳴るだけでどの選手が出てくるかがわかり、心が踊りテンションが上がるという方も少なくないだろう。そんなプロレスのテーマソングの中でも、特に音楽的に注目したい楽曲を80年代〜最近までに加え、アメリカWWEの大会公式ソングからもセレクト。プロレスと音楽の密な関係性を紐解いてみたい。 80年代日のプロレステーマソング〜全日プロレス 80年代は日プロレステーマソングの黄金期と言って良い。全日プロレス中継プロデューサー・今泉富夫氏、同局・梅垣進氏、桜井純一氏の3人が選曲を担当し、日テレビ音効の小川彦一氏がその3人から発注を受け、編集などを手がけた。 ミル・マスカラス「スカイ・ハイ」

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    fugufugu 2014/08/01
  • 並木優がDTMとDJにのめり込んだワケ「いつも音楽のおかげで頑張れる」

    オリコンチャートを席巻した恵比寿マスカッツや、名曲「夢花火」をリリースしたつぼみなど、10年代に入っていわゆる「セクシー女優」による音楽活動は認知度、そしてその質においても驚くべき進化を遂げている。 古くは1980年代に天才クリエイター中村D児氏による「We are the world」へのアンサーソングや、孤高のドキュメンタリスト平野勝之監督とのコラボで数々の傑作生み出した故・林由美香嬢のカセットシングル曲など、業界は黎明期より音楽への興味深いアプローチを重ねてきたが、そのほとんどは彼女達をシンガーとして起用した作品だった。 しかし、人気セクシー女優として活躍する並木優は、シンガーとしてだけではなく、自らDAW(音楽制作用のPCソフト)を駆使し、トラックメイクまで手がけている「DTMer」である。セクシービデオの歴史30年近くを見渡しても、そんな女優は彼女の他に思い当たらない。 そこで今

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    fugufugu 2014/06/02
  • 細野晴臣が“音楽の謎”を語る「説明できない衝撃を受けると、やってみたいと思う」

    世界各地の土地柄と音楽について語り尽くした新著『HOSONO百景』(河出書房新社)の刊行を期に行った細野晴臣へのインタビュー後編。1940年代音楽の”再発見”など、ポピュラー音楽の豊かな鉱脈について語った前編に続き、後編では自身のキャリアを振り返りつつ、リズムに対する考え方や、音楽における"謎”について含蓄あるトークを展開してもらった。聞き手は小野島大氏。(編集部) 「僕がやってきた時代を通して、ずっと少数派でした」 ――文化の継承という点でいえば、この書にも、今の日音楽家はルーツの意識が薄らいでいるんじゃないかということを述べられてますよね(21P)。異文化を受け入れて自分のものにしていくという過程が欠如してるんじゃないか、と。 細野:まあそれも何にも知らないで言ってる意見なんで、実際はどうなんだか。昨日テレビ見てたら、リトル・リチャードに影響受けたような若いバンド…名前忘れちゃった

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    fugufugu 2014/05/29
  • 坂本慎太郎はなぜ“人類滅亡後の音楽”を構想したか「全体主義的なものに対する抵抗がある」

    2010年3月に惜しまれつつ解散したゆらゆら帝国のフロントマンであり、2011年よりソロ活動を展開している坂慎太郎。5月28日にリリースするソロ2ndアルバム『ナマで踊ろう』は、「人類滅亡後に流れている常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」というテーマで制作されたという。ベースを軸とした浮遊感のある楽曲に、アイロニカルで寓話的な歌詞が乗り、終末的でありながらも、どこか明るい雰囲気を生み出している。今回のインタビューでは聞き手に音楽評論家の小野島大氏を迎え、作の制作プロセスから楽曲に込めたイメージ、さらにはライブを行わずに独自のペースで活動を続ける理由について、じっくりと語ってもらった。(編集部) 「曲がほとんどベースで決まるんだなっていうのが改めてわかった」 ーー2年半ぶりの新作です。構想2年ということなんですが、どういう形で今作の制作は始まったんでしょうか。 坂:1曲ずつ作ってい

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    fugufugu 2014/05/23
  • 初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論

    柴那典×さやわか 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』刊行記念対談(前編) 2014.04.14 13:00 音楽ライターの柴那典氏が、初音ミクや同人音楽などボーカロイド文化の隆盛について、音楽史的な視点から考察した著書『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)が4月3日に発売された。今回リアルサウンドでは、同氏が先日4月6日に五反田のゲンロンカフェで行った、物語評論家のさやわか氏とのトークセッション『★さやわか式☆現代文化論 第6回『初音ミクの真実!』さやわか×柴那典』の模様を取材。テレビとネットの境目で発生しているコンテンツの移り変わりや、同人即売会におけるCDの売れ行きなど、様々な話題を存分に語り合った。 「30代より上と10代前半でものすごい文化の断裂がある」(柴) さやわか:こののおかげで、初音ミクについてわざわざ説明しなくても「読んでおいてね」で済むようになったので、非

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    fugufugu 2014/04/14
  • モーニング娘。楽曲の進化史ーーメロディとリズムを自在に操る、つんく♂の作曲法を分析

    モーニング娘。『The Best! ~Updated モーニング娘。~(初回生産限定盤)』(UP FRONT WORKS Z = MUSIC =) 東京を拠点に活動するバンド、トレモロイドのシンセサイザー・小林郁太氏が、人気ミュージシャンの楽曲がどのように作られているかを分析する当コラム。今回は、2013年に再ブレイクを果たしたモーニング娘。と、そのプロデューサーであるつんく♂の楽曲に迫る。最近では『モーニング娘。'14』に改名するなどして、話題作りにも事欠かない同グループ。その楽曲にはどんな“仕掛け”があるのだろうか。(編集部) 参考1:aikoのメロディはなぜ心に残る? ミュージシャンが楽曲の“仕組み”をズバリ分析 参考2:サザン桑田佳祐の名曲はなぜ切ない? ミュージシャンが"歌う和音"と"シンコペーション"を分析 今回の楽曲分析のテーマはつんく♂と、モーニング娘。'14(以下、過去曲

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    fugufugu 2014/01/20
  • 「音にフォーカスすると国境を越える可能性はある」瀧見憲司がJPOPと距離を置く理由

    を代表するDJであり、自ら音源制作を手がけるアーティストであり、レーベル「クルーエル」のオーナーでもある瀧見憲司が、国内外の音楽シーンについて語るインタビュー後編。前編【「DJに求められるものが違う」瀧見憲司が語る、海外のクラブ現場事情】に続く後編では、クルーエルで音源制作・リリースを行ってきた経験をもとに、JPOPと距離を置きながら音楽活動を展開する理由や背景、さらにはクラブシーンや音楽メディアの課題についても語った。聞き手は音楽評論家の小野島大氏。(編集部) ――現実にクルーエルのレコードは、海外でも引き合いがあるんですよね。 瀧見憲司(以下、瀧見):何百枚って単位ですけどね。ただ売れてる枚数からすると影響力というか、影響力のある人に対する訴求力は大きい方だと思いますね。具体的に数値化はされてないけど、明らかにそうですね。 ――そんな状況でアーティストとして曲を作る場合、誰に向けて

    「音にフォーカスすると国境を越える可能性はある」瀧見憲司がJPOPと距離を置く理由
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    fugufugu 2014/01/17
  • 「音楽業界が厳しくても、音楽の需要は必ずある」ピーター・バラカンが提案するラジオの役割

    ピーター・バラカン氏がDJを務める『Barakan Morning』では、アナログ盤の片面をそのまま再生する「名盤片面」など、独自の試みもなされている。 インターFMで編成改革を進める、同局の執行役員ピーター・バラカン氏インタビュー。後編となる今回は現在の音楽業界についても話が及んだ。CDが売れなくなり「音楽不況」と言われるようになって久しいが、一方ではSpotifyのような新しい音楽サービスも注目され始めている。現在の音楽を取り巻く状況について、ピーター・バラカン氏はどのように考えているのだろうか。 前編:ピーター・バラカンが語る、インターFM の音楽重視改革「僕らはリスナーのためにラジオを作る」 ――近年の音楽シーンについて感じることはありますか? ピーター:60~70年代のような時間もお金もかけて、ひとつの芸術のように作品を作り上げる、そういう作品が少なくなってきているように思います

    「音楽業界が厳しくても、音楽の需要は必ずある」ピーター・バラカンが提案するラジオの役割
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    fugufugu 2013/12/30
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