ペットのイヌをなでる男性。フィリピン・マニラで(2011年8月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/NOEL CELIS 【9月30日 AFP】「自分には犬を引き付ける魅力がある」と思っているとしたら、もう一度考えてみてほしい──。29日に発表の研究論文によると、その力は異種間の友好性に関連する遺伝子のなせるわざなのかもしれないというのだ。 餌をあげたり、投げた物をとって来させたりといった行為によっても、互いの絆は強くなるだろう。だが、数百匹のイヌを対象にした実験とそのゲノム(全遺伝情報)の詳細な分析により、人に親しみを持つイヌと一握りの遺伝的変異体との間に、明らかな関連性があることが研究では示された。 この遺伝子は、人では社交性をつかさどり、自閉症やADHDなど神経系の問題にも関連している。 スウェーデンのリンショーピング大学(Linkoping University)のパース・イェンセ
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