アメリカにおいてアニメ人気の影響で原作のMANGAが売れることを、「アニメ効果(anime effect)」と表現することがあります。2000年代中頃、アメリカでMANGAブームが起きたとき、その中心だった『NARUTO』が売れたのは、まさに「アニメ効果」のおかげだったともいえるでしょう。 今回は、アメリカでMANGAの売り上げに影響を及ぼすANIMEが最近再び注目を集めている理由を、簡単にまとめたいと思います。 アニメ・コンベンションへの参加者が増加 アメリカにおけるANIME人気の尺度として度々挙げられるのが、ANIME関連イベントの参加者数です。世界のアニメ・コンベンションの情報を掲載するサイト「AnimeCons.Com」では、2019年中に開かれるものとして、アメリカだけで300弱のイベントをリストアップしています。