原子レベルで制御されたダイヤモンド表面の作製技術により、ナノメートルサイズの正確なものさしを開発 ダイヤモンドの結晶構造を利用することで0.2 ナノメートルの最小目盛りを実現 正確なナノメートルのものさしを基準とすることで、ナノメートルサイズの構造物の正確な寸法測定が可能に 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【研究部門長 南 信次】山崎 聡(エネルギー技術研究部門主幹研究員と兼務)、徳田 規夫 元産総研特別研究員は、計測標準研究部門【研究部門長 岡路 正博】長さ計測科 幾何標準研究室【室長 高辻 利之】 権太 聡 主任研究員らと共に、ナノテクノロジーの技術開発や生産に不可欠なナノメートル(nm)サイズの寸法の基準となるものさしを、ダイヤモンドの結晶構造を利用して作製した。 現在、ナノメートルサイズの物質や現象を扱うナノテク