気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン スウェーデンのエリクソンが、カナダのノーテルネットワークスから無線通信関連の事業資産の一部を買収すると7月25日に発表した。同社のプレスリリースによれば、ノーテルのキャリアネットワーク部門が北米で展開するCDMAとLTE(Long Term Evolution=ロング・ターム・エボリューション)技術関連事業を、11億3000万ドル(約1000億円、負債を除く)で取得するという。 ノーテルは、昨秋に世界を襲った金融危機のあおりを受けて、2009年1月に経営が破綻。カナダと米国で破産保護を申請し、事業ごとの売却を進めていた。今回エリクソンが取得する事業資産については、フィンランドのノキア・シーメンス・ネットワークスが6億5000万ドル(約600億
行かないで 「米中戦略・経済対話」の最中、間違った方向へ行きかけた中国の王岐山(ワン・チーシャン)副首相を引き留めるガイトナー米財務相(7月27日、ワシントン) Jonathan Ernst-Reuters 『中国不高興(不機嫌な中国)』──中国でベストセラーになっている本の題名だ。愛国主義者の著者5人は、今こそ中国は「西側とたもとを分かつ」時だ、と主張する。特にアメリカ、そして中国政府が1兆ドルも保有している米国債から離れなければならないと。 アメリカと距離を置こうとする中国人の願望は、日増しに強まっている。6月に国際ニュース紙「環球時報」が報じた同紙の世論調査では、87%が中国のドル建て資産の安全性を疑問視していた。 ティモシー・ガイトナー米財務長官が5月末に訪中する直前には、中国を代表するエコノミストを対象にした調査で、23人中17人が米国債は「リスキー」で、アメリカ株も中国経済の潜
ホンダは2009年7月29日,2009年度第1四半期(4~6月期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比30.2%減の2兆22億円,営業利益は同88%減の251億円だった。自動車事業,2輪事業,汎用事業のすべてで売上台数が前年同期に比べて減少した。それでも,アジア地域(ベトナム,インド,インドネシア)を中心とした2輪車と,中国での自動車の販売台数が伸びたことや,ファイナンスの改善,販売管理費や研究開発費の削減,コストダウンの効果により,営業利益は251億円の黒字となった。期初は「赤字を想定していた」(ホンダ 代表取締役副社長の近藤広一氏)という。 第1四半期の世界での自動車(四輪車)販売台数は,前年同期比20.4%減の76万6000台だった。同事業の売上高は同31.6%減の1兆5234億円となった。営業損益は前年同期から1716億円減となる213億円の赤字となった。ただし,2008年度第
【決算】東芝の2009年度第1四半期決算,営業損益が直前期比で改善,NANDフラッシュ工場もフル稼働へ 東芝は2009年7月29日,2009年度第1四半期(2009年4~6月期)の決算を発表した。売上高は対前年同期比17%減の1兆3397億円,営業損益は同147億円悪化の376億円の赤字,純損益は同462億円悪化の578億円の赤字となった。対前年同期比ではリーマン・ショック以前の2008年度第1四半期との比較になるため,大幅な減収減益となっているが,世界同時不況後の直前期(2008年度第4四半期)と比べると,営業損益が364億円改善している。これは半導体事業の改善や固定費の削減効果によるものとする。 セグメント別の営業損益は,「デジタルプロダクツ」が対前期比204億円改善の48億円の黒字,「電子デバイス」が同812億円改善の442億円の赤字,「家庭電器」が同71億円改善の46億円の赤字とな
(英エコノミスト誌 2009年7月25日号) 米国は消費依存から脱却できるのか。持続的な世界成長を確かなものにするために、世界の4大経済国がどう変わるべきかを考える連載企画の第1回は米国編。 米ゼネラル・エレクトリック(GE)は歴史的に製造業者だったが、金融危機に至るまでの長い好況期に、銀行に近い存在になっていった。GEの利益の半分は金融子会社のGEキャピタルが稼いでいた。ほかの業務と並び、米国の消費者向けに住宅ローンやクレジットカードを提供する収益性の高い業務を展開してきた会社だ。 GEのCEO(最高経営責任者)であるジェフリー・イメルト氏は今、まるで懲りて神妙になった人のような物言いをしている。GEキャピタルが会社全体の足手まといになっていることから、同氏は将来、金融部門を縮小すると誓っている。そして、GEは製造および輸出面での優れた能力を喧伝するようになった。 イメルト氏は、
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