菅官房長官は午前の記者会見で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡り、30日からアメリカで開かれる交渉参加12か国による閣僚会合について、「不退転の決意で成功裏に交渉をまとめあげたい」と述べ、今回の会合で大筋合意の実現を目指す考えを強調しました。 これについて、菅官房長官は午前の記者会見で、「交渉参加各国は、前回の閣僚会合の際、『次回の会合こそ、最後の閣僚会合にする』という共通認識のもとに現在、大詰めの交渉を継続していると思う」と述べました。そのうえで菅官房長官は「日本政府としては、各国の立場にそれぞれ相違があるが、それを埋めるべく努力していきたい。国益にかなう最善の道を追求し、不退転の決意と覚悟で閣僚会合に臨み、成功裏に交渉をまとめ上げたい」と述べ、今回の閣僚会合で大筋合意の実現を目指す考えを強調しました。