四国で発生の被害データ ネット公開 社団法人・四国建設弘済会(高松市)は17日、7世紀以降に四国で発生した地震・津波被害をデーターベース化した「四国災害アーカイブス」(http://www.shikoku‐saigai.com/)を20日にインターネットで公開すると発表した。一般向けとしては全国初という。2014年4月までに風水害や土砂災害など全9種類の災害情報を網羅し、自治体の防災対策や、地域での防災教育の資料として活用してもらう。 アーカイブスは、弘済会が調べた学術資料や、四国内の全自治体に協力を仰いで集めた郷土史や古文書など計1072点の情報を集約。市町村別に津波・地震による被害の概要を200字程度にまとめ、地図も添えた。 「地大いに震い、温泉(道後)陥没す」との記録が残る605年(推古天皇13年)の地震記録から、2010年のチリ中部地震津波まで38地震・津波を掲載。市町村、年代別に