JUUL Labs公式サイトより 「旧来の燃焼式タバコより、喫煙者や受動喫煙者への害が少ない」というイメージから、日本でも大いに普及している電子タバコ。しかし、研究が進むにつれ、電子タバコの知られざる危険性が明らかになってきた。 イェール大学の研究チームは、米電子タバコ最大手JUUL Labsが販売するリキッド「JUULpod」が加熱されたときに放出される物質に、これまで知られていなかった有害物質が含まれていることを明らかにした。 同チームは、「クレームブリュレ」「フルーツメドレー」「クールキューカンバー」など、複数のフレーバーを調査。その結果、リキッドに香味料として含まれるバニリンが、同じくリキッドに含まれるアルコールと結合することで、喉と肺を刺激するアセタールという化合物が形成されることを突き止めた。 JUUL Labsはこの件について、米国食品医薬品局(FDA)に報告していなかったが