イタリアのコンテ首相は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、5月4日から、外出時のマスク着用を義務化する方針を決めた。同時に、付加価値税を免除し、マスク価格を1枚一律0.5ユーロ(約58円)に統一することも発表した。 感染が減少傾向にある地域では、外出制限の緩和が始まっており、それに合わせ、外出時のマスク着用を義務化する動きが広がっている。 【関連記事:コロナ患者の知られざる兆候「凍傷のような皮膚変色」に要注意】 4月から各州ごとに義務化が進められていたドイツでは、4月27日、ついに全土で着用が義務となった。買い物や、公共交通機関を利用する場合、マスクやスカーフ等で口・鼻を覆わなければならない。州によって罰則は異なり、最も厳しいバイエルン州では、違反者は150ユーロ(約1万7000円)の罰金が科される。加えて、店の経営者が店員にマスクを着用させなかった場合、最大5000ユーロ(約58