厚生労働省は19日、「一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会」の中間取りまとめの骨子案を示した。事業の中核に位置付けられる高齢者の“通いの場”の定義を整理し、住民へのポイント付与をはじめとした参加促進策の横展開を進めるほか、医師会などの関係団体や医療機関との連携を深め、医療専門職の関与を促す。【吉木ちひろ】 骨子案は今後の論点を、▽一般介護予防事業等に今後求める機能▽専門職の関与の方策等▽PDCAサイクルに沿った推進方策―の3つに整理した。事業の中核となる “通いの場”(住民が主体となり実施する体操や趣味活動などの取り...