女性が新快速電車にはねられ、4人が巻き添えになった大久保駅の下り線ホーム(26日午前10時42分、兵庫県明石市で)=笹井利恵子撮影 26日午前7時35分ごろ、兵庫県明石市大久保町のJR山陽線大久保駅で、ホームから身を乗り出していた女性が、通過中の大阪発姫路行き新快速(12両)にはねられた。 女性は電車の進行方向に約30メートル飛ばされ、ホームにいた男女計4人にあたった。女性は頭を打つなどして即死。4人は軽いけが。電車の乗客約1500人にけがはなかった。 明石署やJR西日本などによると、当時、ホームは通勤・通学客ら約100人がいた。電車は時速約120キロで走行中で、運転士がホーム中央付近で線路内をのぞき込む女性を発見し、約50メートル手前で非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。