「yesコマンドの使い方」で扱ったように、処理を進めるためにキーボードで何かを入力してEnterを押す必要があるプログラムに対する入力作業を自動化するのにはyesコマンドが役に立つが、入力する内容が必ずしも全て同じ(全てyesもしくは全てno)とは言えない。ここではそういった場合の処理についてを扱う。 テスト用準備:連続したキー入力を確認するスクリプト キー入力部分をコマンドで出力する キー入力部分をファイルから読み込んで出力する テスト用準備:連続したキー入力を確認するスクリプト連続したキー入力を受け付けつつ、どのような入力を受け取ったかを確認できるようにするため、下のようなスクリプトを用意することにする。 [任意]ファイル名: readtest.sh #! /bin/sh # -*- coding: utf-8 -*- # キーボードからの入力を5回続けて受け付けるテストスクリプト #