日本とドイツの研究者チームが行った最新の研究結果にて、人間の脳が1秒間に処理する情報量がスーパーコンピュータの40分に相当する事が明らかとなりました。 実験に用いられたスーパーコンピュータは、今年6月に世界で4番目の処理速度を持つコンピュータとして認定された日本の“京”。 人間の脳のシミュレーションとしては世界最大規模となり、82,944個のCPUと家庭用のデスクトップPC250,000個分にも及ぶ1ペタバイト以上のメモリを用いた実験を決行。10兆4000億個のシナプスで結合された17億3000万個の神経回路をリアルタイムでシミュレートし、人間が1秒間に行う思考を京では40分掛けて処理したそうです。 今回の実験により、スーパーコンピュータが人間の脳の1%に匹敵する処理を行う事が出来る事も証明されました。また、シミュレーション自体は、オープンソースのNESTソフトウェア上で実行されていたとい