大規模な海底火山の噴火による被害が広がっている南太平洋のトンガでは、空港に積もっていた火山灰を取り除く作業が終わり、20日、オーストラリアとニュージーランドから飲料水などの支援物資を載せた航空機が到着しました。 日本も緊急支援物資を輸送することを決めるなど、各国による支援が始まっています。 今月15日にトンガ付近で発生した大規模な海底火山の噴火についてトンガ政府は、これまでに3人が死亡し、多くのけが人が出たと発表していて、現地では火山灰が積もるなど人々の生活が影響を受けています。 空港の滑走路に積もった火山灰の影響で、各国は支援物資を輸送することができていませんでしたが、オーストラリアとニュージーランドは滑走路で火山灰を取り除く作業が終わったとして支援物資を載せた軍の航空機を派遣し、20日到着しました。 支援物資には、飲料水や通信機器などが含まれていて、噴火の発生以来、トンガに国外から支援