主任検事、証拠改ざんか=押収FD文書データ―村木元局長側、告発も検討・郵便不正 時事通信 9月21日(火)9時4分配信 厚生労働省の偽証明書発行事件で、証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)内に保存されていた文書のデータを、大阪地検特捜部の検事が改ざんした疑いのあることが21日、関係者の話で分かった。 同地検は、既に同事件の捜査を検証する方針を決めており、データ改変について同事件の主任検事(43)から事情を聴くなどして、事実関係を詳しく調べる。 同事件で無罪判決を受けた村木厚子厚生労働省元局長(54)の弁護人の弘中淳一郎弁護士は同日午前、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、今後、証拠隠滅罪などで刑事告発することも検討する考えを示した。 【関連記事】 〔特集〕厚労省元局長に無罪判決 障害者割引郵便悪用事件 元局長の弁護士が緊急会見=郵便不正事件で 押尾被告に懲役2