海賊党(かいぞくとう、スウェーデン語: Piratpartiet ピロートパティーエト)は、主にEU諸国を中心に活動が広まりつつある結社。公式に政党として認められているのは12カ国で、スウェーデンでは著作権法の改革などを主張し7.1%の票を獲得し欧州議会に議席を持っている[1]。海賊 (pirat) とは著作権上の海賊行為を指し、現行の著作権制度に従わない人々へのレッテルを逆手に取った名称であると考えられている[2]。 海賊党が当初掲げていた政治目標は著作権・特許・商標といった知的財産権の現行運用が不当なものであるとして、著作権の保護期間を5年間に制限する事にある[3]。他に関連してインターネット上及び日常生活における個人のプライバシーの尊重を掲げている[3]。それ以外の政治的イデオロギーを掲げる事は行われておらず、右翼・左翼といった概念から独立した立場を維持すると宣言されている[4]。
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