12月4日、米ニューヨーク・タイムズ紙によると、ウィキリークスが公開した米外交公電が、グーグルへのサイバー攻撃は中国共産党指導部による指示だったと報告していたことが明らかに。写真は北京のグーグル支社。3月撮影(2010年 ロイター/Jason Lee) [ニューヨーク 4日 ロイター] 民間の内部告発サイト「ウィキリークス」が公開を始めた約25万点の米外交公電に、昨年12月のインターネット検索大手グーグルに対するサイバー攻撃が、中国共産党幹部2人の指示で行われたとする報告が含まれていることが分かった。文書を入手した米ニューヨーク・タイムズ紙が4日に報じた。 それによると、中国は2002年ごろから、米政府や企業、西側諸国などに対し繰り返しハッカー攻撃を実施。今年初めに打電されたという文書では、「信頼できる情報提供者によると、グーグルのシステムへの侵入は中国政府が行ったもので、共産党の中央政治