ジー・スリー(旧コネクト)、西村浩社長が別会社(上海電力のステルス参入問題に登場した伸和工業)においてやらかした脱税の疑いで逮捕された件でお詫び
蒟蒻について 蒟蒻は変わった食べ物です。 消化出来ない上に味がありません。 味付け出来ないことも無いですが、ほぼ食感を楽しむだけの存在です。 そして、多くの食品が酸性の中、蒟蒻は珍しいアルカリ性食品、しかもpH12という極めて高いアルカリ性を示します。 とても食べ物とは思えません。日常的に食べているのは日本だけです。 そんな蒟蒻ですが、日本には5~7世紀頃に中国から伝わったと言われています。 ただし、詳しいことは分かっていません。長く精進料理として食されてきたため、仏教と共に伝来したのかもしれません。 蒟蒻が民衆に広まったのは江戸時代中期。蒟蒻芋を精製して粉にする方法が開発されたため、保存と輸送、そして大量生産が容易になりました。 今も精製粉は市販され、手軽に蒟蒻を作ることが出来ます。 精製粉を使った蒟蒻は写真のように白く透明なゲルになります(97%以上が水のハイドロゲルです)。 ところが
日本人にとって、「コメ」はなくてはならない主食と言われている。昨年の一汁一菜ブームも、コメはデフォルトの「主食」として想定されていた。しかし、現実には、1962年度に年間1人当たりの消費量がピークを記録して以来、コメの消費量は減り続けている。 この問題は長年くり返し報道され、議論されてきたにもかかわらず、その傾向は一向に変わることなく、2016年度には1962年度の約半分、約54キロにまで減少している。なぜ、食事に不可欠なはずのコメの消費量は、減り続けているのだろうか。 1人分を調理するのは面倒くさい その原因としては、「食生活の多様化によって主食の選択肢が増え、相対的にコメの割合が減った」「女性の社会進出が進み、外食・中食に頼る傾向が強くなった」などの見解が代表的だ。もちろん、この2つの要因は、大きな関係があるだろう。 しかし、食卓の現場はもう少し事情が複雑である。 飲食関係の企業に勤め
間違いを指摘するのは簡単です。はっきりいって、科学的には間違いだらけ。正しいところを見つけるのが難しいほどです。しかも、おなじみのレトリックが並びます。この十数年、何度も「これは間違い」と書き続けてきたものばかり。またか! というのが正直な気持ちです。 この二つの記事の間違いの多さは、SNSでもかなり話題になっています。問題は、トンデモ情報を述べる識者からコメントをかき集め、それが科学的に妥当かどうか、フェイクニュースにならないかを確認せず今、掲載してしまうメディアにあるのです。メディアの責任は非常に大きい。私も、取材するという意味では同業者だから、指摘するのは気が重いです。 しかも全国紙系メディアだから、その情報を「正しい」と思い込む人が多いのかもしれません。朝日新聞さん、どうしちゃったの? 間違いをいくつか指摘して、なぜこのような現象が続くのか、考えてみました。 (1) 電子レンジで、
2018/01/24その他 株式会社 林 原 雑誌Natureに論文 “Dietary trehalose enhances virulence of epidemic Clostridium difficile” が掲載されました。これを基に、WEBニュース等でトレハロースに関する報道がなされております。この研究論文に関する弊社の見解、及び弊社が製造販売しておりますトレハ®(トレハロース)の安全性に関して、次の通りご報告申し上げます。 1.各国でのトレハロース認可時期とClostridium difficile(CD)強毒菌の流行の関連性 弊社では、1995年にトレハ®(トレハロース)を国内上市して以来、長年に亘り大変多くのお客様に御愛顧頂いておりますが、これまで安全面での問題が提起されたことはございません。論文では欧米におけるトレハロースの食品認可時期と強毒菌流行との関連性が論じられて
前回いろいろ食べてみてわかった気になったヌタウナギだったが、また食べたくなり再度釣りに行ってみた。 いるとわかっている場所ならば、いかに工夫して効率よく釣るかというだけのこと。 ヌタに引きこもるフレンズなんだね! pic.twitter.com/7zG7d0gYxd — ざざむし。の人 (@nekton27) 2017年2月16日 ウミケムシと花粉に邪魔されつつも順調に釣れ続き・・・ 作業中 pic.twitter.com/RKNeIbw7ZW — ざざむし。の人 (@nekton27) 2017年2月16日 手馴れてきたのでなかなか弱らせないで数を稼ぐことができます。 今回は26匹釣れました。 これだけあればまたいろいろ試せます。 今回は出汁にも使ってみたいと思うので少し多めに干すことにしましょう。 皮付きで内臓だけ取り除いたものと、皮を剥いだもの両方を試しに干してみます。 腹だけ割く方
常々言っていることだが、食べ物の見た目というのは確かに味わいの一部であるとは思うが、かといって見た目が原因で食べられないというのは大変勿体無いことだ。 それは見た目さえ誤魔化されていれば毒物や食品でないものでさえ騙されて口にして気付かないことにも繋がる。 まぁ、そこまではなくとも、普段食べているものの原材料をどれだけ正確に想像できるだろうか。その姿を知った途端に食べられなくなる人もいるが、それってどうなの? それらの例とはまた違って、別の要素を理由に浸透しない印象があるものもある。 「中国や韓国ってマジなんでも食うよな」 なんてのもそのひとつじゃないかと思う。だいたいそういう声って口にする気もないものに対して発せられることが多い印象。 国による食文化の違いは食べもせず受け入れられない人も多いが、食品アレルギーや特殊な食材に対する消化酵素を持っていない等々の理由でもなければ、食べる気もなく貶
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 9月27日朝、NHKの「あさイチ」島特集をぼんやり見ていて、驚いた。島のスペシャリストという写真家が、沖縄県・西表島の「イノシシの刺身」を紹介している。 肉の生食はリスクが高い。特に、野生鳥獣の肉の生食は極めて危ない。E型肝炎や肺吸虫症などさまざまなリスクがある。すぐに、あさイチのウェブサイトから、問題がある旨を投稿した。twitter(@waki1711)にも書いた。 刺身が紹介されたのは、放送開始後21分あたり。そして、1時間半の番組が終了する直前、「生食は危険。訂正してください」という別の方の投稿が紹介され、有働由美子ア
日本には生魚を食べる文化があり、中でも刺身や寿司などは諸外国にもよく知られた人気の料理となっております。最近は、お店でも獣鳥肉も魚と同様に提供されることがあり、食品衛生上の問題からしばしば話題になることがあります。 魚を生で食べる場合にも食中毒や寄生虫症の危険はありますが、命にかかわるような食中毒のリスクが低いことや衛生的な調理手順を踏むことで、一般の方も比較的安心して食べることができます。 日本人は刺身で慣れているせいか、肉を生で食べることに抵抗が少ないようですが、一般的に肉は生食をするのがたいへん危険な食材であるということが十分伝わっていないように思います。 牛のレバ刺しで食中毒が起こったことは記憶に新しいですが、生食できるように育てた馬肉など一部を除いて、豚や鶏肉も同じく生で食べるのは危険な食材です。法律で禁止されているかいないか以前に生で食べることを想定していない食品と考えて欲しい
DHAやEPAが多く含まれるから、青魚は積極的に食べるといい。なんて話も聞きますが人間以外の動物に必ずしも通用するとは限らないみたい 画像提供:くまちゃん/PIXTA 犬猫のエサといえばドッグフードやキャットフードが一般的だけど、たまにはちょっと豪華で美味しそうなものを食べさせたくなるのが飼い主の心。しかし意外な食べ物が、犬猫にNGだったりするので注意が必要だ。 それでは犬の場合は、どんなものがダメなんだろうか。 「有名なものに玉ネギがあります。これは玉ネギに含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分が赤血球を壊すため。死に至るケースもあるので注意が必要です。火を通してもNGで、例えばすき焼きのお肉を洗って与えた際に、玉ネギのエキスが肉にしみ込んでおり、発症したというワンちゃんもいます」 そう教えてくれたのは東京動物医療センターの副院長、南直秀先生。玉ネギだけでなく、長ネギ、ニラ
都内の書籍・雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」で、「Curiosity Cola」(直訳=好奇心コーラ)という興味をそそる名前のコーラを発見! まるでギネスビールのようなラベルから伝わる高級感、そして通常のコーラにはないアルコール含有量の表示。同店では「世界一ウマイ最高級コーラ」であると謳っているから、興味がそそられる。いったいどんな味がするのだろう? 1本購入してみることにした。 まずはラベルに書かれているように、ビンを上下逆さにしてからグラスに注いでみた。通常のコーラと比べ、色が濃い。香りも強い。口に含むと、コーラ独特の甘ったるさがなく、すっきり爽やかな味だ。 インカコーラやペプシ、コカ・コーラなど、日頃から「甘すぎる」と感じている記者にとって、このコーラは飲みやすく感じた。通常のコーラに慣れているコーラ通の編集部員は「甘みが薄く、味が複雑」だと感じたようだ。価格は1本368円(275m
福島第一原発において,低レベル放射性排水の放出が行われました。以下に毎日新聞の記事を引用します。 福島第1原発:低濃度汚染水、海に放出 1万1500トン 東京電力は4日、東日本大震災で被災した福島第1原発の施設内にある、低レベルの放射性汚染水計1万1500トンを海へ放出すると発表した。(中略) 東電によると、放出される汚染水の放射能は法令基準の約500倍(最大値)に当たる。全体の放射能は約1700億ベクレルで、2号機の汚染水約10リットル分に相当する。東電は環境への影響について「2号機の高レベル汚染水が流れ続けるよりは軽微」としている。(後略) 1700億ベクレルとか言われると,かなりどっきりしますね。1.7E11 Bq=0.17 T(テラ)Bqなんて言われたら,さらにこんがらがりそうです。 ただし,同時に排出される水の量が11,500トン=11500000 Lですので,換算すると約15,
01«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.»03 シス型とトランス型の些細な違いを気にして批判してるのに、構造も特徴も全く違うプラスチックとトランス脂肪酸が類似だから危険だと言うのは無茶苦茶だと思いませんか? **** マーガリンに含まれるトランス脂肪酸はプラスチックに似てるから危険だという主張をネットでよく見かけます。この主張を許すならバターに含まれるシス型も十分プラスチックに類似であるので危険なんですが、不思議なことにこれらの主張をする人たちでそれに言及してる人は見かけません。いや、不思議って事はないんですが。 そんな揚げ足取りは脇においときまして、プラスチックと脂肪酸(シスとかトランスとか飽和とか不飽和とか一切区別せずに脂肪酸とします)は全く違う物だという極めて当た
ベーキングパウダーに含まれるアルミニウムによって、幼児ではアルミニウムの過剰摂取につながる場合があるということが東京都健康安全研究センターの調査で判明したと朝日新聞が報じ、話題になっています。膨張剤のアルミ、幼児ご用心 ホットケーキ1枚で基準超 ホットケーキやパウンドケーキを週に1個食べるだけで、幼児ではアルミニウムの取りすぎになってしまう場合があることが東京都健康安全研究センターの調べでわかった。アルミを含む膨らし粉(ベーキングパウダー)が原因らしい。神経系などに影響を与える可能性があり、摂取量を減らす対策が必要としている。朝日新聞 2010年10月26日 この件に関してわかる範囲内で調べてみました。なお、食品安全情報blogのid:uneyama 様には資料の紹介など多大なご協力をいただいております。*1 忙しい人のために3行で アルミニウムは特殊な例をのぞくと毒性は問題ない。アルツハ
ホットケーキやパウンドケーキを週に1個食べるだけで、幼児ではアルミニウムの取りすぎになってしまう場合があることが東京都健康安全研究センターの調べでわかった。アルミを含む膨らし粉(ベーキングパウダー)が原因らしい。神経系などに影響を与える可能性があり、摂取量を減らす対策が必要としている。 同センターの植松洋子食品添加物研究科長らは、市販されているホットケーキミックス粉6種、クッキー、ドーナツなどの焼き菓子57種など107の製品を検査。ミックス粉3種、焼き菓子27種からアルミを検出した。これらの製品は、膨張剤やベーキングパウダー使用と表示があった。 ミックス粉では1グラムあたり最大0.53ミリグラム、焼き菓子ではパウンドケーキやスコーンで最大0.37ミリグラムだった。この場合、ホットケーキ1枚(粉で約50グラム)にアルミ約27ミリグラム、パウンドケーキ一切れ(約50グラム)で同約19ミリグ
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