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ブックマーク / nyaaat.hatenablog.com (14)

  • 就職氷河期世代どうしの分かり合えなさ - ニャート

    今日はただの私感です。 「無敵の人」とドットコムバブルと 「ロスジェネには『無敵の人』が大量にいる⁉︎ 日にテロリスト集団が生まれる可能性におびえる……」というまとめを読みました。 私が言いたいことを既に言ってくださる方がいたので、引用します。 自分は無敵の人というスラングは好きではない。「敵が無い」のではなく「味方が無い」人に対してむごい言い草だと思う。 http://b.hatena.ne.jp/entry/366474040/comment/notomata 冒頭のまとめを作成した方は、多くの人に読まれて問題提起されることを狙って、煽り気味のタイトルをつけたのだろうとは思います。 だけど、まとめた人のはてなブックマークでのコメントを見る限り、自らもロスジェネだが(←このコメントは現在消えています)、ドットコムバブルの恩恵を受けたとあります。 つまり、自身は「無敵の人」ではなく、「無

    就職氷河期世代どうしの分かり合えなさ - ニャート
  • ひきこもり就労支援をビジネスとして成立させる難しさ - ニャート

    ひきこもりながら働こう|NHK NEWS WEB」の記事を読んだとき、私は舞い上がってしまいました。 私は以前から、 「例えば、Webサイト・システム制作などの仕事を受注して、精神疾患を抱えた人やひきこもりの人などで作業を分け合う仕組みができたらいいのに」 と思っており、記事中の「株式会社ウチらめっちゃ細かいんで」(略称めちゃこま)は、まさに私の理想モデルを体現した会社だったからです。 「もうもう、今すぐここに職務経歴書を送らなきゃ! あwせdrftgyふじこlpあばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば(めちゃこまのサイトを開く)ばばばばばばばばばば………………………………はにゃ?」 しかし、サイトを読むと少しひっかかるところがあり、「ひきこもり就労支援」を利益が出る「ビジネス」として成立させるのはやはり難

    ひきこもり就労支援をビジネスとして成立させる難しさ - ニャート
  • はあちゅう氏にセクハラ告発者としての「資格」を問うな - ニャート

    電通出身のはあちゅう氏が、在職中の上司だった著名クリエイターの岸氏から受けたセクハラ・パワハラを、実名で告発した。 はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」 はあちゅう氏はあまり好きではないが、実名でのセクハラ告発に対しては、尊敬と絶賛しかない。 私も過去に悪質なセクハラを受けているが、自分と相手の実名を出して告発する勇気など全くないからだ。 セクハラ告発者を叩きたい>セクハラへの義憤 セクハラの告発が難しい理由はいくつかある。 仕事の利害関係がある場合、報復を受けて仕事を失う可能性がある 被害者に落ち度があったように叩かれる 加害者が男性で被害者が女性というだけで、被害者の女性を叩く層が一定数いる 同じ女性からも、「セクハラ告発は、暗に容姿自慢をしている」と叩かれることがある 同じセクハラ被害者からも、「私はもっとひどいセクハラを受けた。それくらいで告発

    はあちゅう氏にセクハラ告発者としての「資格」を問うな - ニャート
  • 社会問題の解決よりも、提起者の「落ち度」「不公平」叩きを優先する現象 - ニャート

    先日の「駆け込み寺を作るために仏教を学ぶことにした」を読んでも、「心を病んだ人の逃げ場を作るために、私がなぜ宗教を必要としているか(なぜ政治を見限ったか)」は分からなかったかもしれません。 今日の記事でも書きつくせませんが、これから少しづつ書いていきます。 社会問題を提起する「資格」を問われたはあちゅう氏 2017年12月に、有名ブロガーのはあちゅう氏が、電通在職中の上司だったクリエイターの岸氏から受けたセクハラ・パワハラを、実名で告発しました。 はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」 はあちゅう氏は炎上ブロガーとして位置づけられることが多く、私もあまり彼女を好きではありません。 それでもこの告発には、個人的な好き嫌いを吹き飛ばすだけの力がありました。 私は、心からの尊敬と絶賛をはあちゅう氏に送ったのです。 ですがその後、「お前も過去に童貞いじりをしただ

    社会問題の解決よりも、提起者の「落ち度」「不公平」叩きを優先する現象 - ニャート
  • 病んだ貧乏人が一発逆転するには時の運に乗るしかない。だから私は - ニャート

    事情があって、このブログ「ニャート」の方針を180度変えます。 その理由を、今まで読んでくださった読者さま向けに書きます。 長いので、興味ある方だけお読みください。 「病んだ氷河期世代の雇用を作る」ためにはお金が必要 私が最終的にやりたいのは、「精神疾患などで働けなくなった氷河期世代(他の世代も大歓迎)が生きていけるための場所を作る」ことだ。 だけど、それは儲からないし、逆にお金が必要になる。 実は、今年の夏にある人(Aさん)と、ブラック企業に苦しむ人向けのメディアを作る打ち合わせをしていた。 だけど、持病が再発して、Aさんに迷惑をかけてしまった。 持病の再発 7月頃から、交換神経と副交感神経の切り替えができなくなって眠れなくなり、寝ついても中途覚醒して朝まで眠れないようになった。 そのうち、頻出する目まいに悩まされた(脳や耳鼻科系の病気ではない)。 私は数年来のパニック障害(電車内などの

    病んだ貧乏人が一発逆転するには時の運に乗るしかない。だから私は - ニャート
  • 非正規雇用の貧民が「アベノミクス死ね」と願った理由 - ニャート

    私は、年収200万円台の派遣社員だ。 この金額では一人暮らしもできない。給料の半分を入れてはいるが、実家で暮らしている。 貧民の私が、なぜ「アベノミクス死ね」と願ったかを書く前に、日の実質賃金の推移について述べたい。 実質賃金は90年代後半から下がり続けている (出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査」のデータをもとに筆者がグラフ作成) グラフの通り、1992年の賃金を100とすると、日の実質賃金は、2000年代からどんどん下がっている。 特に、アベノミクスの2013~2015年は、リーマンショックの余波を受けた2009年よりも低い。 なぜなら、物価が4%近く上昇したのに、名目賃金は1%程度しか上昇していないため、実質的には賃金は下がっているからだ。 つまり、平均的な労働者は、アベノミクスで豊かになるどころか、貧しくなっているのだ。 世界で後ろから数えるほど、日の賃金は上がっていない で

  • 非正規女性が見た「自己責任」で傷つけあう社会 - ニャート

    過労でパニック障害になり、人生終わった。 今は派遣で働いてるけど、完治はしてない。 たぶん、結婚もできないだろう。 ニートを経て、少しづつ社会復帰。 パートで働いた○○教室、 新教室作るから、正社員にされて喜んだ。 話がぽしゃって、1ヶ月でパートに戻された。 辞める時は、月末まで働いたのに29日退職にされ、 1ヶ月分、健保年金未払いにされた。 契約社員で働いた会社は、 社長が「責任を背負いたくない」から、 一人も正社員がいなかった。 社員をパワハラで契約月前に辞めさせた時は、 契約日を修正し、社員を脅して印を押させてた。 「日にムダ金使いたくない」から、 月収1,000万でも、社長は健保・年金を払わない。 そんな会社の有り様を嘆いても、 「そんな会社にしか入れないお前の自己責任」で話は終わる。 ふざけんなよ。 個人の「自己責任」はどこまでなんだよ。 弱者に責任を押しつけ、強者の不正を許す

    非正規女性が見た「自己責任」で傷つけあう社会 - ニャート
  • 引きこもりが再び働きはじめた朝に - ニャート

    人生において何回か、「壁を乗り越えないといけない時」があると思う。 私にとってそれは、長く引きこもった後に、再びバイトを始めた最初の日の朝だった。 私は、過労の末に、パニック障害になった。 パニック障害とは、激しい動悸や胸痛、呼吸困難という症状とともに、「このまま死んでしまう」という強い不安感に襲われる病気である。 一度は寛解し、働いていた時期もあったが、再発してしまった。 実家に引きこもっていたのは、この再発時期である。 病気が再発して、私はひどく絶望していた。 そうした心理もあってか、初回より再発時の方が症状が重かった。 パニック発作に加えて過呼吸を併発し、私は発作を恐れるあまり、外に出られなくなっていた。 そんな時に出合ったのは、CG動画制作だった。 まだYouTuberという言葉もなく、動画が金に直結しない牧歌的な時代。 純粋な楽しさから、動画を作ってはニコニコ動画にアップロードし

    引きこもりが再び働きはじめた朝に - ニャート
  • 高学歴者が雇用関係から抜け出せないから、サラリーマンの給料が上がらない - ニャート

    社会における立ち位置も考え方もちがう人(Aさんとする)と話をする機会があった。 そこで考えたことをメモしておきたい。 私はAさんを、意見交換できる相手として得難い人だと思い、とても尊敬している。 だから、途中でAさんの選択に疑問を投げかける描写が出てきても、それは決してAさんを批判するものではなく、この文章の構成上やむを得ないものだと思ってほしい。 夢は夢、仕事仕事という選択 Aさんは、高学歴・高収入なサラリーマンである。 だけど、会社員のままではたぶん実現できない夢を持っていて、Aさんの人格の大部分はその夢と理想で構成されているような印象を受けた。 Aさんはとても頭がいい。 これだけ知識があって、話が上手くて、情熱がある人が、やりたいことに取り組まないのは勿体ないし、大げさだけど日社会にとっても損失なのではないかと思う。 定時で帰れるなら夢と仕事を両立できるのかもしれないが、Aさんは

    高学歴者が雇用関係から抜け出せないから、サラリーマンの給料が上がらない - ニャート
  • 非正規雇用者のサイレント革命(原案) - ニャート

    「今後、景気がよくなり、非正規雇用が減り、低年収層の年収が上がることはあるのか?」 それが知りたくて、GW中に経済やら現代史やらのを読んだが、答えは「No」に思える。 非正規雇用の問題点は、「社会保障がない」ことと「賃金が低い」ことだ。 バブルが弾けるまでは、企業は終身雇用を前提に、手厚い福利厚生を社員に提供していた。 日の社会保障制度は、上記を前提に設計されているので、非正規雇用者という存在は想定されていない。 これから高齢化により、社会保障費の負担が増えることは明らかだ。 非正規雇用者をカバーできるような新制度の財源は確保できないだろう。 かといって、非正規雇用を正規雇用にする、せめて賃金を上げられるほど、日企業が再生できるかといえば、できないだろう。 例えば、新興国の工業化や情報技術の発展といった世界経済の構造変化に、日の産業構造は対応できていない。 そのため、いくら金融緩和

    非正規雇用者のサイレント革命(原案) - ニャート
  • 個性が「弱い」人とじゃないと結婚する意味がない - ニャート

    2017 - 06 - 04 個性が「弱い」人とじゃないと結婚する意味がない 恋愛結婚 anond.hatelabo.jp すっごい魅力的なタイトルが現れたので、がまんできずに書いちゃう。 いい結婚相手=アクが弱い人=自分をゆずってくれる人 「今の時代に女が結婚する意味って?」 「いい結婚相手と結婚できれば意味があるし、そうでなければ結婚しない方がいいこともある」と、私は思う。 この場合の「いい結婚相手」って? 女として死んでる私が、皆さまがそうならないよう、失敗経験から考えたことを書くよっ 「いい結婚相手」とは、容姿・学歴・経済力なんてどうでもいい。 ただ、「アクが弱い人」、それだけ。 いいかえると、「ひねくれてない人」「こじらせてない人」「素直な人」「個性が弱い人」。 理由は、自己愛が強くないから。 自己愛が強すぎる人は、 自己愛>パートナーへの愛 になってしまい、自分をゆずれない

    個性が「弱い」人とじゃないと結婚する意味がない - ニャート
  • なぜ弱者は連帯できないのか|政治には弱者の支持など必要ないのか - ニャート

    なぜ貧しい人たちは連帯しないのだろう。 「貧しい人たち」という主語は適切ではないかもしれない。 ここで指すのは、毎日真面目に働いているのに、給料が安くてギリギリで生活している人たちのことだ。 貧困がニュースで取り上げられるとき必ず出るのが、「その程度で貧困といえるのか」という意見である。 GDP世界3位の国なのに、子どもの6人に1人は貧困家庭。 この1行だけ読んでも、賃金の水準や所得の再分配がおかしいのが原因であり、自己責任の域を超えていることが伝わると思う。 だが、そういった社会のおかしさは指摘されない。 高年収層は貧困に無関心(貧しい人が身近にいないため、存在が信じられない)で、同じ低年収層どうしで「お前の苦しみは甘え」「自己責任」と叩きあっているような印象を受ける。 また、貧困女性がニュースで取り上げられる時、「女性は風俗で働けるからマシ」という意見が必ず出てくる。 (実際は、男性も

    なぜ弱者は連帯できないのか|政治には弱者の支持など必要ないのか - ニャート
  • 私が思う「心が弱い人と強い人のちがい」 - ニャート

    心が弱い人と強い人のちがい ある人が自殺したときに、「そんなことで死ぬなんて」と言う人がいます。 Aさんには「そんなこと」でも、Bさんには同じことが死ぬほど苦しい場合があります。 たとえば、身長148cmのきゃしゃな人と、身長190cmの筋骨隆々な人がいるとします。 どちらが肉体作業に向いていないかは一目で分かるでしょう。 そんなふうに、心が弱い人と強い人のちがいが一目で分かるといいなと思い、それぞれの心の許容量を入れ物にたとえてみました。 心が弱い人は、口は大きいのに容量は小さい、不安定な入れ物です。 同じ量の雨(つらいこと)が降っていても、心の弱い人の入口(感受性)は広いため、雨がいっぱい入ってきます。 なのに、容器(心の許容量)は小さいため、すぐにあふれてしまいます。 また、同じ量の雨でも、一つ一つの雨つぶ(つらい事実)の受けとめ方も、弱い人と強い人ではちがいます。 たとえば、「家族

    私が思う「心が弱い人と強い人のちがい」 - ニャート
  • 東大女子を過労死させたり、京大専業主婦をもったいなくさせているのは日本社会 - ニャート

    電通の高橋まつりさん(東大卒)が、たった1年足らずで過労自殺したニュースが話題となった。 私も長時間労働による過労で出版社を辞めており、まつりさんほどではないがパワハラとセクハラの実体験がある。 だが、今日はそのことを書くよりも、もっと大きい視点から「高学歴女性が過労死や専業主婦を選んでしまう日社会の問題点」について書きたい。 子どもに学歴をつけたいと願う親 まつりさんのお母さんは、離婚後に女手一つでまつりさんを育て上げた。 まつりさんも、その気持ちに応えて、地方の高校から猛勉強して東大に入った。 まつりさんとお母さんの関係は、私と母のそれに似ている。 私の母は、当の母を小さい頃に亡くし、継母に育てられている。 いわゆる継子いじめを受け、とても苦労してきた。 結婚して幸せになれるかと思いきや、私の父は若い頃、いわゆる飲む打つ揃った横暴な男だった。 父を悪く言いたくないが、この話をする上

    東大女子を過労死させたり、京大専業主婦をもったいなくさせているのは日本社会 - ニャート
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