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今日は、Webコンテンツ編集の話題を。「カッコの付け方」と言っても、格好良いコンテンツの作り方ではありません。かぎ括弧、二重かぎ括弧、隅付き括弧などの「括弧」の使い方や三点リーダー、ダーシなどの約物の使い方の基本を解説します。 リリースでもWeb記事(ブログ記事)でも、編集者から見ると「括弧」の使い方がよろしくない文章が、結構あります。そこで、基本的な括弧の使い方を解説します。 (タイトルに「正しい」とありますが、実際には「正しい」「正しくない」を論じているわけではありません、詳しくは記事末を参照) 二重かぎ括弧は使い方が決まっている。基本はかぎ括弧で最も多い(と感じる)括弧のよろしくない使い方は、使うべきでないところに二重かぎ括弧『』を使うことです。 リリースや記事のタイトルなどで二重かぎ括弧を使っているのは、おそらく目立たさせようとしているのでしょう。 でも、何もなければ通常のかぎ括弧
今日は、ちょっと技術的な話を。「meta referrer」という、リンクをクリックしてページ移動するときなどにリファラをどう送るかを、ページ側で指定できるタグの実装が進んでいるのです。 グーグルはHTTPSを推奨するけれども、リファラが……グーグルは、サイトがHTTPSかどうかを順位決定の要因とするなど、HTTPSを推奨しています。 でも、自分のサイトをHTTPSにすると、自分のサイトから非HTTPS(ふつうのHTTP)のサイトへのリンクをクリックしたときに、リファラが飛ばないんですよね。 これは、RFC 2616で、「セキュア接続のページから、非セキュア接続のページに移動するときは、リファラを送出するべきではない」と定められているからです(セクション15.1.3)。 とはいえ、Web担のようなメディアでは、「Web担のページから、うちのサイトにけっこう来る人いるんですよ」という反応も大
今日は、キャンペーン用のトラッキングパラメータ(utm_sourceとかutm_mediumとか)付きの汚いURLをスッキリさせるのに、HTML5のHistory APIで提供されているreplaceStateを使う、美しい方法を紹介します。 キャンペーンの効果測定を適切に行い、さらに、ソーシャルを通じた拡散の効果を高め、ユーザーにも優しい、良い仕組みを作るために、サイトを管理するWeb担当者さんと、集客を増やすマーケ担当者さんが、力を合わせる仕組みです。 マーケ側が効果測定したいというニーズは当然。それに対してWeb担当側は、そのニーズを満たしつつも、ユーザーに対しても良い形で、かつオウンドメディアの効果を最大化できる美しい実装をしていけるのがいいですよね。 以前に、「長くて汚いutm_*パラメータ付きURLをキレイにするGoogle Analytics用の少しマニアックなスクリプト」と
「良いWebサイトの例を教えてください」「どんなサイトが良いWebサイトなのですか?」……仕事柄、こんなことを、たまに聞かれます。今日は、「良いWebサイトとは何か」「良いWebサイトを作るためには何が必要か」の原則を解説します。 「良いWebサイト」とはどんなサイトのことでしょうか。 キレイなデザインのサイト?情報がたくさん詰まっているサイト?便利なサイト?表示が早いサイト?使っていて楽しいサイト?スマホで見やすいサイト?マーケ寄りの人は、「人がたくさん集まるサイトが良いサイトだ」「コンバージョンが多いサイトが良いサイトだ」と言うかもしれません。 でも、本当にコンバージョンが多ければ、すべて「良いサイト」なのでしょうか。 結論から言うと、「良いサイト」とは、「特定のユーザー層が、特定の状況で、特定のゴールを達成しやすいサイト」だと思っています。 だから、良いサイトを作るために定めておくべ
文書はPDF版(全42ページ)でダウンロードできる。英語が苦手な人や、読む時間をすぐにはとれない人は、グロースハックジャパンさんが要点を簡潔に日本語にまとめたページを参照するといいだろう。 モバイルサイトの重要性は増すばかりだ。モバイルサイト運営に役立つ貴重な資料として活用したい。 日本語で読めるSEO/SEM情報物語で学ぶ、SEOに成功する人・失敗する人 ★★★★☆ あなたはどちらのタイプ? (SEO 検索エンジン最適化)SEOを施策する際の重要な考え方を、住太陽氏が“物語風”に解説した。 2つの物語を公開している。 クライアントを獲得するためにウェブサイトを利用することにした3人の弁護士の話ネットショップを開設した2つの木工所の話どちらの話にも、「成功する側」と「失敗する側」が登場する。何が成功をもたらしたのか、反対に何が失敗をもたらしたのかを考えてみてほしい。 Web担にもマンガや小
入力フォーム(エントリーフォーム)を入力していて、イライラする……と感じたことありませんか。ありますよね。自社サイトの入力フォームでユーザーにイライラを与えていませんか。 小さなイライラが積み重なった先にあるのは、エントリーフォームからの離脱です。ユーザーが一度エントリーフォームから離脱してしまったら、もう戻ってきてはくれないと覚悟しておくべきです。入力を完了してもらいエントリーフォームの「入力完了率※」を上げるためにはどうしたらよいのでしょうか。 そこで、この記事ではEFO(エントリーフォームを最適化)を行い離脱要因を減らして、入力完了率を上げる15カ条を紹介します。 少し手間をかければ劇的に入力完了率アップが期待できるはずの、「惜しい」エントリーフォームを各条1つずつ取り上げて、頼まれてもいないのに、勝手にそのフォームを分析して作った改善案とともに、ポイントとなるエントリーフォーム改善
今日は2014年最初のコラムということで、軽めに。お題は「岡目八目」。Webの仕事をしていると、夢中になって物事がちゃんと見えなくなってしまうことが多い。そう思いませんか? Webの仕事では、「岡目八目」が大切だと思うのです。 「自分のサイトのことは、一番よく知っているはずの自分よりも、第三者のほうが的確なアドバイスができる」という例を多々見てきたからです。 「岡目八目(おかめはちもく)」とは、こんな意味です。 岡目八目 事の当事者よりも、第三者のほうが情勢や利害得失などを正しく判断できること。囲碁から出た語。碁をわきから見ていると、実際に打っている人よりも、八目も先まで手を見越すという意から。▽「岡目」は他人がしていることをわきで見ていること。「目」は碁盤の目の意。「岡」は「傍」とも書く。 Webマスターにしろ、Webマーケターにしろ、その仕事に夢中になってやっていると、意外と物事が見え
UXという言葉自体は、認知科学者のドン・ノーマンがユーザーエクスペリエンスデザインラボを設立したことから広まりました。当時アップルに在籍していたドン・ノーマンは、問題に対して個別の部門で取り組んでも解決できないと考えたんですね。 たとえば、ユーザーがプロダクトの使い方を間違えた場合、それがプロダクトデザイナーの責任なのか、ソフトウェアデザイナーの責任なのか、マニュアルを作る人の問題なのか、マーケティングの人の課題なのか、セールスの人の課題なのか、たらいまわしになりがちです。そこでドン・ノーマンは、各部門のヘッドを集めた横断組織として、ユーザーエクスペリエンスラボという、ユーザー体験についての問題を解決するためのタスクフォースを立ち上げました。 こうした話から、確かにユーザー体験は個別の部門ではなく、横断的に取り組まなければいけないという認識を持ちました。それが1998年ぐらいだったと思いま
今日は、サイトにツイート一覧を貼り付けている人向けのお知らせです。というのも、Twitterが提供しているツイート一覧をサイトに掲載する仕組みが3月には使えなくなってしまうのです。 Twitterは、標準のサイト貼り付け用ツイート一覧ボックス(「Join the conversation」と表示されるやつ、ウィジェット)の提供を近いうちに終了することを発表しました(代替手段については後述)。 「 "Join the conversation” ウィジェット」提供終了のお知らせ(Twitterブログ) Twitterの新しいAPI(プログラムによるツイートデータ取得の仕組み)への移行によるものです。この「Join the conversation」ウィジェットは古いAPIを使っているため、新APIへの切り替えにともなって使えなくなるのです。 正式な提供終了時期は確定していませんが、完全に終了
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 元日は親戚づきあいもあり、始終酔っぱらっているのですが、翌2日の恒例行事が年賀状の査定です。査定するのは文面やデザインではありません。プリンタによる印刷宛名です。ちなみに手書きはすべて「合格」。私に手書き文字の美醜を語る資格がないのは以前述べた理由からです。 住所と名前のバランスをみます。採点基準をここで晒すと、いろいろと支障がでるので割愛しますが、神は細部に宿るというように、「様」を名前よりひとまわり小さくす
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