大型振動台の上に設置された超高層建物の模擬試験体が、生き物のようにぐにゃりと揺れ動く――。清水建設が本格運用を開始した先端地震防災研究棟での実験の一コマだ。動画でみると、試験体の動きがよく分かる。
大型振動台の上に設置された超高層建物の模擬試験体が、生き物のようにぐにゃりと揺れ動く――。清水建設が本格運用を開始した先端地震防災研究棟での実験の一コマだ。動画でみると、試験体の動きがよく分かる。
東京都内には複数の拠点的なオフィス街がある。なかでも先陣を切って1970年代から超高層オフィスの建設を続けてきたのが西新宿地区だ。災害対策、特に地震にはどう対処しようとしているのか。耐震改修が進行中の事例を交えて紹介する。 東日本大震災を経験し、首都圏では帰宅困難者対策が課題として浮かび上がった。現在では、地震発生直後に帰宅するのではなく、勤務するビルなどにとどまって安全を確認できた後に帰宅するという方針に切り替えている事業者が多い。とはいえ、大規模地震が発生した場合には、各事業者や事業所単独での対応には限界があり、エリア内の事業所間、行政機関などとの連携が不可欠となる。 こうした事態に対応するため、新宿地区では新宿駅を中心とする西口と東口のエリアにいる民間事業者や新宿区、警察、消防など約60団体が「新宿駅周辺防災対策協議会」を組織している。 新宿駅の東西で地域特性は異なり、西は高さ100
宮城県女川町は、東日本大震災の津波で横転した建物3棟のうち2棟の撤去を決定し、3月3日に解体工事に着手した。残る1棟は津波の猛威を後世に伝える「震災遺構」として保存する。
9月16日に上陸し東日本を縦断した大型の台風18号は、各地で河川の氾濫や土砂災害、橋の流失、突風による被害などをもたらした。四国から東北にかけて広い範囲で大雨を降らし、約42万人に避難指示が、約83万人に避難勧告が出たほどだ。
災害で橋が壊れた場合も、物資の輸送に支障を来さないよう、わずか10分で完成する折りたたみ式の橋が開発され、静岡県富士市で強度を確かめる実験が行われました。 この橋は、広島大学大学院の有尾一郎助教が、静岡県富士市にある施工技術総合研究所などと開発しました。 橋はアルミ合金製で鉄製の橋と比べると軽く、骨組みには世界で初めてとなる構造の折りたたみ式が取り入れられ、長さはたたんだ状態の3メートルほどからおよそ21メートルにまで伸びます。 この間にかかる時間はわずか10分で、国が災害復旧のために使っている仮設の橋の設置にかかる40時間から大幅に短縮されています。 12日に富士市で行われた実験では、1台当たりおよそ1トンの車が3台同時に通過しましたが、異常は見られませんでした。 開発したグループによりますと、設計上は、物資や資材を積んだトラックが走行できるように12トンの重さまで耐えられるということで
9月2日に埼玉県越谷市から千葉県野田市を襲った竜巻。その被害で最も目を引いたのは、プレハブ平屋建ての剣道場が竜巻で飛ばされ、木造2階建て住宅に激突したと思われる現場だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く