「実に悲劇的だ。木工職人に『木材が無くなってしまった。棚を作るのに在庫を使い果たしてしまったら、そのときはバイオリンを作れ。それも金と同じくらい希少価値のある材料で』と言っているようなものだ」と言うのは、ベルリンの写真家ローラント・ヴィルツさんだ。ヴィルツさんは、2004年以来イルフォード・イメージング・スイス社(Ilford Imaging Switzerland、以下イルフォード)の製品を使ってきた。イルフォクロームペーパーに大型の拡大写真を現像するだけでなく、同社が開発した現像処理機材にも信頼を寄せている。 全てはこの夏に始まった。フリブールに近いマルリー(Marly)に本社を置き、50年前から写真用品を専門に扱ってきたイルフォードが、親会社である英国企業パラダイム・グローバル・パートナーズ社(Paradigm Global Partners)から資金援助を打ち切られ、従業員230人
Photoshopがない時代、あの写真はこうして作られた2013.09.29 13:006,005 そうこ B.P. =Before Photoshop時代 世界を代表する国際的な写真家グループ、今年で66年目を迎えるマグナム・フォト。世界的に有名な数々の写真は、このグループから生まれたものが数多くあります。マグナムのプロ現像家Pablo Inirio氏は、Photoshopがなかった時代、どのように写真を現像/編集していたのでしょうか。 暗室を経験したことがない人からは、そのプロセスは途方もないもののように感じるかもしれませんね。画像の左は、Inirio氏が現像/編集の詳細を書き込んだもの、右は最終的に出来上がった完成品。 Photoshopがなかった時は、何度も何度も同じ写真を現像しては微調整を繰り返したのです。1枚の写真を完成させるのに、膨大な労力と時間が必要とされました。写真の全体
土木施設の観光資源化を狙って北九州市がこの春に出版したガイドブック「DOBOKU」が評判を呼んでいる(日経コンストラクション2013年7月8日号78ページ)。市建設局で編集を担当した1人の矢野やよい氏自身も土木技術者。その熱い「ドボク愛」を語ってもらった。 ──「DOBOKU」は一般の旅行ガイドブックのような体裁で話題になりました。 矢野 やよい(やの・やよい) 1976年福岡県生まれ。九州工業大学工学部設計生産工学科卒業後、99年に北九州市に土木技術者として入庁。建設局道路計画課、事業調整課などを経て、現在は小倉南区役所まちづくり整備課に勤務。左下は北九州市が2013年春に出版したムック「DOBOKU 思わず行ってみたくなる130選」(写真:イクマ サトシ) 矢野 市では15年以上も前に類似テーマの専門書籍を出していたのですが、そのリニューアルが発端でした。「市制50周年でもあるし、せっ
JR東海は9月18日、東京都から名古屋市までを対象としたリニア中央新幹線の環境影響評価準備書を公表し、詳細なルートや駅の位置を明らかにした。全長約286kmの86%がトンネル。2027年の開業を目指し、14年度に着工したい考えだ。
9月16日に上陸し東日本を縦断した大型の台風18号は、各地で河川の氾濫や土砂災害、橋の流失、突風による被害などをもたらした。四国から東北にかけて広い範囲で大雨を降らし、約42万人に避難指示が、約83万人に避難勧告が出たほどだ。
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