電子情報技術産業協会(JEITA)は,2008年通期の民生用電子機器の国内出荷金額が前年比1.9%増の2兆9633億円だったと発表した。液晶テレビとプラズマ・テレビが台数ベースで2ケタの伸びを示し,音声機器や車載機器の不振を補った。 映像機器の2008年通期の国内出荷金額は前年比4.1%増の1兆9958億円だった。液晶テレビの出荷台数は同17.0%増の863万3000台,プラズマ・テレビは同10.8%増の107万台となった。ただし,これまで20~30%程度で推移してきた液晶テレビ出荷台数の前年比成長率が2008年10月に0.3%まで落ち込み,11月が5.5%,12月も6.2%と停滞。プラズマ・テレビは10月,11月と連続で前年割れ,12月も成長率わずか1.9%と低迷している。 2008年2月に実質的に規格が統一された次世代DVDは,2008年通期に,再生機と録画機を合わせて前年比574.0