富士通研究所(本社川崎市)は,カーボン・ナノチューブを増幅器のトランジスタ放熱素材として使用し,高周波・高出力(100Wクラス)のフリップチップ増幅器を動作させることに世界で初めて成功した。高周波特性に優れたフリップチップ構造(図1)用いて,熱出力源であるトランジスタチップの両面から放熱を行う「ダブル放熱」技術を開発した。2011年以降に立ち上がることが予想される第4世代移動通信システム向けの携帯電話基地局への適用を加速する。
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ミリ波使う超高速無線通信の業界団体「WiGig(Wireless Gigabit Alliance)」は,正式仕様が完成したことを発表した(メンバー企業のリスト)。最大データ伝送速度は7Gビット/秒と,高速無線LANであるIEEE802.11nの10倍以上と主張する。同団体の会員企業は,2010年第1四半期から仕様を活用できるという。 パソコンとパソコン周辺機器の接続,またHD映像をやりとりする薄型テレビやモニタ,プロジェクターでの利用を想定する。MAC層は現行無線LANと共通のため,IEEE802.11a/b/g/nと後方互換性のある機器を実現しやすいとする。ビームフォーミングを盛り込むことで,伝送路環境の変化に対応できるという。 正式仕様の策定を発表したのにあわせ,新たな会員企業が4社加わったことを明らかにした。主導企業グループ(Board of Directors)に米NVIDIA社
「スーパーマリオ」シリーズについては、説明する必要はありませんよね? ゲームの歴史に金字塔を打ち立てたアクションゲームであり、全世界でもっとも売れたシリーズです。今回の「New スーパーマリオブラザーズ Wii」も、全世界で1000万本を超えるヒット作となるのは間違いなく、2000万本まで行っても誰も驚かない、というケタ違いのブランド力を持っています。 しかし、その最新作となる「New スーパーマリオブラザーズ Wii」は、ブランド力に甘えることなく、従来のゲームの常識を根本からひっくり返す、きわめて革命的な挑戦を行ってきました。 くれぐれも、人気シリーズなんだから、売れて当然だよね――などと思わないでください。ゲームビジネスの未来に興味があるのなら、絶対に体験しておいて、そこに込められている挑戦心を知っておくべきタイトルなのです。 「誰とプレイするか」が面白さを変えていく すごいすごいと
葉っぱを年間数億円売っている町があると聞いて行ってみた。美しい棚田が広がる徳島県は上勝町。林業とミカン栽培に支えられてきたこの町では今,料理に添える「つまもの」向け葉っぱビジネスが最大の産業に育っている。その主な担い手は94歳のおばあちゃんを筆頭に,実に平均70歳代のお年寄りたち。これだけでも驚きなのに,ビジネス成功の秘訣がITの導入というから二度ビックリだ。年金受給者が納税者になったこの町は,これからの高齢化社会のお手本になろう。 早い者勝ちだけどフェア 料理に添えられているもみじやハランなど,いわゆるつまものは主役ではないものの,とりわけ日本料理にとってはなくてはならない存在である。 外国人には,出された料理に添えられた葉っぱを見て「これは食べられるのか」と聞く人が多い。外国人にしてみたら,皿の上に食べられないものを添えること自体,不思議なことかもしれない。けれど,日本人にとってはこれ
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