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ブックマーク / doublet.hatenablog.com (10)

  • 眼鏡拭きの秘密 - doublet’s diary

    まずは写真から。これ、なんの布だかわかりますか? これ、眼鏡拭きの織布の代表製品、東レ「トレシー」の拡大写真です。倍率10倍。横幅3ミリぐらいです。 もっのすごく繊維が細いの。オリジナル解像度でなければ繊維が見えないくらい。 オリジナル解像度↓ http://www.flickr.com/photos/fluor_doublet/3807776500/sizes/o/ 通常のナイロン織布は、このくらい粗いです(同倍率)。 トレシーは異常に細い繊維より編まれています。その太さは平均 2μmだそうです。 1000分の2ミリメートル。髪の毛の太さが平均 80μmっていいますから、その 1/40 だと言えば、太さの想像が付くでしょうか。 織布の繊維径が細ければ細いほど、油汚れの拭き取り能力が増します。毛細管現象というヤツです。 しかし、こんな細い繊維は、現在の技術でも単繊維は紡糸することはできませ

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  • 最大食分ショット! - doublet’s diary

    くもくもの、くものすきまから欠けたおひさま。 みうたふしかもってなかった。 →結局、トカラ組は悪天候に悩まされ、おが丸利用の北硫黄島周辺が圧勝のようです。 こっちは雨のち曇り。雲の隙間からわずかに見えた程度でした。 楽しいですよねこういうイベント。

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  • ねこの博物館 - Doubletのちょっとピンボケ

    先週はあんまり業が忙しくって、日曜日の話を書くことができませんでした orz 昨日はちょうどの日ということもありますので、先週行ったねこの博物館の話を。 伊豆、伊東のはずれにその博物館はあります。 ちょっとわかりづらくて、行きづらいところなのよね。 以前もヤンダのついでに行こうとしたがたどり着けずに敗退した記憶あり。 今回はなんとかたどり着きました。 いきなりしょっぱなからの小便小僧のお出迎え。 ちょっと高い入館料を払って入ると、一階は世界中のネコ科の動物の剥製があり、骨格標あり、化石種の展示もあります。 進化上の系統樹、肉動物としてのネコ科動物の特異性を勉強するならここで。 こういう展示はむずかしいです。 シベリアトラ、剥製とはいえはじめてみました。 シベリアの森林に行くと、やましい心意気の人は襲われて喰われちゃうんだという話でしたね。 堂々としているのが一番。おびえたら喰われ

    ねこの博物館 - Doubletのちょっとピンボケ
  • 超精密マシンに挑む - doublet’s diary

    超精密マシンに挑む―ステッパー開発物語 作者: 吉田庄一郎出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2008/02/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る吉田庄一郎(現ニコン相談役)が半生をかけたステッパー開発の話。 彼の情熱が伝わってくる良書。 ステッパーとは、半導体の中枢をなすシリコンウェハ基板上に、光で回路パターンを描画する装置です。 人類が作り出したもののうち、最も精密精巧な道具。 ステッパー技術がニコンのドル箱になるまでの努力と苦悩を描いたのがこのです。 ものづくりとはどういうことか、技術を高めるということの苦労を読み取ることができます。 ステッパーは、フォトマスク(レチクル)と呼ばれる石英ガラス基板にクロムで書かれたパターンを光学系で複写し、これを金属ケイ素表面上に塗られた感光材料に焼き付けて現像するというプロセスの

    超精密マシンに挑む - doublet’s diary
  • スーパー林道 - doublet’s diary

    午前中はオヤジをかまったり、車の整備に時間を取られたので、午後になって動き出します。 とりあえず南牧村へ。 南牧ってこんなところです。 谷あいのわずかな平地に作物を作り、農業と林業と鉱業でやってきました。 土地があまり肥沃でないので、下仁田同様コンニャク作りが盛んです。 とりあえず西上州に来たらコンニャク製品をべること。これは約束です。 いっぺんに飲み込んではいけませんね。 大仁田からスーパー林道に上がります。 一昨年の台風でスーパー林道は崩落がひどく、ダム側はダムの向こうで通行止めになっています。 あれはひどい雨だったもんな。 ツインの産地までは行けますが、横の堰堤は完全に埋まりましたね。 ついでに言うと、みんなが掘っていた穴は落盤し、厳しい状況になってます。 やっぱりハンマーを出すまでも無く、見るだけでした。 今日の目的地は砥沢の砥石。 ツインで有名になったみついわの横の沢なんですが

    スーパー林道 - doublet’s diary
    futoshi0417
    futoshi0417 2008/10/20
    この厄除けの札ならうっかり見かけても怖くないですねぇ
  • 今日の「仄かに光るもの」 - doublet’s diary

    あいかわらずこのシリーズは続いてます。 今日は王道中の王道。氷砂糖です。 正式にはショ糖です。 実際にしてみます。 大きな金属製土台に氷砂糖を載せます。 木槌で粉砕すると・・・ 粉々に砕け散ります。当たり前ですね。 これを暗いところでやってみます。撮影はバルブです。 わかります?青白く光っているの。 砕け散る時に瞬間的に青白く発光するのです。 もっと部屋を暗くして、カメラの感度を上げます。 これもトリボルミネッセンスです。 結晶崩壊だから、バンド理論からかなと思ったんですが、絶縁体だし分子結晶でバンドは完全離散だし、これは静電気かな。 しかし、男が漆黒の闇の中で、角砂糖をカンカン砕くという図は、どう考えてもシュールすぎます。 丑の刻参りです。 そして部屋が砂糖だらけになりました。もうダメです。 この写真撮るのに、500gは砕きましたよ。 ビニール袋に入れろと magrit さんがアドバイス

    今日の「仄かに光るもの」 - doublet’s diary
  • 蛍石の加熱による発光 - Doubletのちょっとピンボケ

    数日前から「蛍石」という鉱物名がよく日記に出てきますが、これは天然のフッ化カルシウムのことです。 雅な和名は加熱すると蛍のように発光するところから来ています。 また、こいつは紫外線照射によってもよく光ります。イギリスのある産地の蛍石では、太陽光でも蛍光を出します。 こういった紫外線照射による発光はウェブ上のいたるところに写真があるのですが、加熱の際の発光に関しては見たところ写真がありませんので、撮ってみました。 まず、試験管に蛍石を入れます。産地は中国*1。 この実験は加熱された蛍石がパチパチはねるので、火傷の可能性があります。 試験管には紙で栓をして、飛び散らないようにします。 これをガスバーナーで加熱します*2。 パチパチ割れてくるようになったら、電灯を消します。 もうバリバリに光ってまんがな。 ここまできたら加熱をストップしても大丈夫。青白い蛍の光です。 5分ぐらいは光り続けます。

    蛍石の加熱による発光 - Doubletのちょっとピンボケ
  • お城 - doublet’s diary

    こっそり活動していたのに、一部の人にはすでにばれてしまいましたが、オシロニッコール確保しました。 熱狂的なファンも多いこのレンズ、試してみます。 やっぱり試行したいのは、ガムテープの発光ですね。 ガムテープを貼り付けて、暗闇で剥がすと青白く発光するのです。 ↑Nikkor-H 50/2 開放でD80をトコトンまで感度を上げてるんですけど、見事にピンボケしてます*1。 これを高感度D3+光速1/5倍マクロで撮ってみたいな、と。 蛍石の加熱による発光も撮ってみたいです。 紫外光照射による発光は世界中の人が撮影しているのですが、加熱のものはあまり撮られていないようです。 はじけるからおっかないんだよなー。 こういった、非定常で、フラッシュが使えない近接撮影には、オシロニッコールがいいんじゃないかとずっと思ってたのです。 もともとは、オシロスコープの輝点の撮影用に設計されたレンズだとあきやんさんの

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  • 猫の島江ノ島 - doublet’s diary

    湘南の山と呼ばれる私ですが、実は何を隠そうが大好き。 私はものすごくに対してモテ系の男。自慢するわけではないのですがね。 出会った多くのたちが、私の顔を見ると愛撫を求めてこちらに擦り寄ってきます。いいでしょ。 これはモテ男だけの特権。うらやましがらないで。 しかし、非モテ系のあなたでもここにくればモテ男として振舞うことができる、それが江ノ島です。 日常のストレスにより失われがちな分の補給に、江ノ島にやってきました。 入り口の参道。 ですが、弁天様に参拝して恋人の丘を目指すなんてのはズブの素人。 の愛に飢えたあなたは、まっすぐヨットハーバー横の路地に向かうことでしょう。 すると、すかさず歓待を受けること間違いなし。 「社長さん。遊んでいかない?こっちこっち」 すぐに数匹のに出迎えられます。 彼女らは、スキンシップを求めているのです。 膝にスリスリ。毛が生え変わるのかな? もちろ

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    futoshi0417
    futoshi0417 2008/06/01
    行きたーい!!
  • 最も安く高倍率マクロ写真を撮る方法 - doublet’s diary

    しばしば、「等倍以上のマクロ写真を撮るには、どういう機材を揃えればいいの?」って聞かれることがあり、いつも説明に困っていたので、いろいろ探して、試してみました。 海野氏は「安い広角ズームレンズの前玉を外すといいぞ」という話だったのですが、それはなかなかやりづらいものがあります。 金属環で嵌めてあればまだやりやすいですが、一般人はカニ目なんか持っていませんし、レンズをオシャカにしないとだめですしね。 まさか女の子に「ベローズとルミナーと RMS マウントアダプターを買え」なんて言えませんしね。 広角レンズのリバースアダプターはフォーカスできません。人間 AF にならないと。当然固定倍率です。 一番良かったのは、望遠ズームレンズの先端に、標準レンズを逆にくっつける方法でした。 私は、普段使いしている Nikkor-H 50mm F2 を逆にして、この間購入したシグマの望遠ズームレンズ 100-

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