米Broadcom社は、8チャンネルの放送信号を同時に受信できるデジタル・チューナLSIを開発した。ケーブル・テレビ(CATV)のセットトップ・ボックス(STB)向けの製品で、既にサンプル出荷を始めた。米国シカゴで2011年6月14日(米国時間)から開催中のCATV関連の展示会「The Cable Show 2011」で発表し、シカゴ市内のホテルでデモを見せている。2011年末から2012年初頭にも、このLSIを搭載したSTBが登場する模様だ。
東芝のエンジニアである石川禎氏(現在の役職は,同社デジタルプロダクツ&サービス社 コアテクノロジーセンター エンベディッドシステム技術開発部 主幹)は,そんな読者や筆者の思いを実際に経験した。8番組同時視聴/録画のフルHDテレビ「CELL REGZA 55X1」(Tech-On!関連記事1),専用メガネ付きの3次元表示テレビ(以下3Dテレビ)「CELL REGZA X2」(同2),裸眼でOKの3Dテレビ「REGZA 20GL1」(同3)という,Cell搭載のすべてのテレビの開発に携わってきた(図1)。 CELL REGZA 55X1の発表が2009年10月で,3番目のREGZA 20GL1が2010年10月であり,1年間で3機種のCell搭載テレビが発表になっている。そんなハイ・ペースでCellテレビを開発できる体制は一朝一夕では作れない。石川氏によれば,Cellをテレビなどの民生機器に使
第2回:最大のターゲットはテレビ,CE 3100で放送とネットをつなぐ Eric B. Kim氏 Intel社 Digital Home Group, Senior Vice President, General Manager (前回から続く) Intel社は,テレビ向けSoCとしては「常識外れ」ともいえる性能を持つチップ「Intel Media Processor CE 3100」(開発コード名:Canmore)を開発した(チップの概要はこちら)。このチップの狙いについて,Intel社でDigital Home Group, Senior Vice President, General Managerを務めるEric B. Kim氏に聞いた。 ─CE 3100が対象とするデジタル家電は。 五つある。(1)Blu-ray Discプレーヤーなどの光ディスク機器,(2)インターネットに接続
前世代品である「TLG1100」を搭載した中国ZTE社製の携帯電話機。Telegent社によると,アンテナ内蔵の携帯電話機のデザインもあるという。一方で,外付けアンテナを備える機種が人気の地域もあるとしている。 放送用受信ICを手がける米ベンチャー企業のTelegent Systems, Inc.は,世界の主要なアナログ・テレビ放送規格(NTSCとPAL,SECAM)の受信機能を1チップに集積したIC「TLG1120」を発表した(発表資料)。携帯電話機での利用に向ける。 Telegent社はこれまでに,NTSCとPALのアナログ・テレビ放送を受信できるIC「TLG1100」を,携帯機器向けに販売していた。今回のTLG1120では,それにSECAMの受信機能も加えた。これにより「ロシアやアフリカの国々の一部などは,SECAM規格のアナログ・テレビ放送を採用している。TLG1120により,こう
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